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CIAまで北朝鮮「対話路線」に方針転換で日本が取り残される可能性 突然、はしごを外されるかも…
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54590
2018.02.24 歳川 隆雄 ジャーナリスト 「インサイドライン」編集長 現代ビジネス
日本の報道でも「姿」を垣間見せるCIA
この間、新聞各紙はマイク・ペンス米副大統領と北朝鮮の金与正労働党第1副部長(宣伝扇動部)の幻に終わった米朝会談の背景について、詳しく報道している。
とくに読売新聞と日本経済新聞(共に2月22日付朝刊)の両紙はかなり踏み込んだ分析を行っている。
読売は、「北 2時間前に中止通告――与正氏らとペンス氏 幻の米朝会談、新たな制裁不満か」と題して、
<会談は韓国政府を介して提案。米中央情報局(CIA)は、北朝鮮側が、訪韓するペンス副大統領と会いたい意向であることを事前に把握した。北朝鮮からの会談提案を巡り、トランプ大統領やペンス氏、ケリー大統領首席補佐官らが協議し、ティラーソン国務長官とマティス国防長官も議論に加わった>
と、それまでの経緯を報じた。
平昌五輪の開会式で、ごく近い座席に座ったペンス米副大統領と金与正氏(Photo by GettyImages)
日経は、「米朝接触計画 直前に北朝鮮断る――非核化を巡り解けぬ不信感、日本事前掌握か」と題して、
<では、米国と共同歩調をとる日本は事前に情報をつかんでいたのか。「(日米の間に)サプライズはないようにしているので。」日本政府関係者はこう話す。菅義偉官房長官は21日の会見で「<前略>必要な情報提供は受けた」と話した。一連の発言からは、日本も一定の状況を把握していたことがうかがえる>
と書いている。
CIAと北朝鮮の「チャンネル」はまだ生きている?
問題点の第一は、2月10日午後にソウルの大統領府(青瓦台)でペンス氏と金正恩委員長の妹・金与正氏、金永南最高人民会議常任委員長らが会談することが予定されていたと言うが、本当に北朝鮮側が韓国政府を通じて米側に打診したのかどうかである。
ここで想起すべきは、過去に米国が隠密裏に北朝鮮にアプローチした”前歴”があるということだ。それは、まさに読売記事にもあるCIAが絡んだ企図であった。
日時は特定できないが5年ほど前に、ダニエル・モルガン国家安全保障大学院総長のジョセフ・デトラニ氏が極秘裏に板門店から軍事境界線を越えて北朝鮮入りし、ピョンヤンで国防委員会の最高幹部と会談したことがあった。
二十年余もCIAで東アジア・中国担当分析官を務めたインテリジェンスのプロであるデトラニ氏は、息子ブッシュ政権の2003年には朝鮮半島和平担当大使として6ヵ国協議の米代表を務めるなど表舞台に登場している。
先述の極秘訪朝時に拓いたチャネルが現在も生きている可能性があり、それを通じて、今回の米朝接触計画はCIA主導で米国側から北朝鮮サイドに持ち込まれたのではないかと、筆者は疑っているのだ。
つまり、米国の日本の頭越しアプローチである。第二の問題であるこの点について、日経記事は<ペンス氏が訪韓前の安倍首相との会談で伝えていた可能性があり、両者は北朝鮮に「最大限の圧力」をかけ続ける方針で一致した>と報じたが、事実である。
安倍晋三首相は2月7日午後、訪韓直前に来日したペンス副大統領と官邸で会談した。
少人数会合、全体会合、そして懇談と3回に及んだが、共同記者会見直前に行われた約30分の懇談で、ペンス氏は安倍氏に対し金与正氏と会談する予定があると内々に伝えていたのだ。
「対話路線」派が勢いづく中、日本はどうなるか
その懇談には、日本側から安倍首相、森健良外務審議官(政務)、米側からペンス副大統領、エアーズ副大統領首席補佐官が出席した。安倍・ペンス両氏の事実上の差しの会談だった。
こうしたことから窺えることは、北朝鮮が平昌冬季五輪・パラリンピック後の4月早々にも実施される米韓合同軍事演習に強く反発しつつも、5月の大型連休頃まで大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を控えるようであれば、トランプ政権内で北朝鮮との交渉優先を唱えるティラーソン国務長官=マティス国防長官チームに、本来は対北朝鮮強硬派のポンペオCIA長官がくみして新たな米朝接触を試みる可能性があるということだ。
マイク・ポンペオCIA長官(Photo by GettyImages)
ワシントンからの情報によれば、ティラーソン=マティス・コンビの連携はさらに深まり、早期退任説が流布されていたティラーソン氏はここに来て国務長官続投に自信を強めているという。
日米協調による北朝鮮への圧力を最大限まで高めていく路線に強く拘る安倍首相だが、5月以降の状況次第ではトランプ政権によって梯子を外される可能性を排除すべきではない。
米国が対話路線に切り替えたら、それは事実上の敗北、北チョンの作戦勝ち > CIAまで北朝鮮「対話路線」に方針転換で日本が取り残される可能性 突然、はしごを外されるかも… https://t.co/1qyig3ZRAW #スマートニュース
— ジゴロウ(末期症状) (@sakusaku456) 2018年2月23日
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— OZOON (@ozoon777) 2018年2月23日
対話が成立する事はありません!
核を持った物乞いに対話は通じない! https://t.co/vFJMosOCe7
CIAまで北朝鮮「対話路線」に方針転換で日本が取り残される可能性 https://t.co/xMBSIJhmnm #現代ビジネス
— マクガン (@Makugan32) 2018年2月24日
アメリカが北朝鮮の核を容認するのなら、日本も含めて核武装のドミノ連鎖が始まるだけですけどね…
「脳足りん安倍晋三総理じゃ、梯子外れ蚊やの外、いつかは北同様孤立する!!」 CIAまで北朝鮮「対話路線」に方針転換で日本が取り残される可能性 突然、はしごを外されるかも… https://t.co/0VP2DS1e80 #スマートニュース
— エイユー8379 (@AU_8379) 2018年2月24日
CIAまで北朝鮮「対話路線」に方針転換で日本が取り残される可能性 突然、はしごを外されるかも…
— まーちゃん 🍀 (@makimakiia) 2018年2月24日
*はしごを外される…とかではなくてそもそも北朝鮮はアメリカしか見ていない。安倍首相が北朝鮮の危機を利用しさらにトランプ政権に貢献してポチぶりを発揮して見せただけで https://t.co/sprRgaTZlw
椅子を外される⁉中東等核拡散の可能性があるのにトランプが核を容認すると思えませんが(*^^*)
— 因幡の白兎#この国を守り抜く (@wOJhUkPSSpVTG78) 2018年2月24日
CIAまで北朝鮮「対話路線」に方針転換で日本が取り残される可能性(現代ビジネス)
5月以降の状況次第ではトランプ政権によって梯子を外される可能性を排除すべきではない。
https://t.co/sMM1M9QZAP
トランプにとって日米同盟なんて金策でしかないでしょ。韓国に対話支援を委ね、日本よりも有意義な密約が成立すれば…という可能性も無きにしもあらずだね。
— False vice (@Roundbeet) 2018年2月24日
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融和が進むとなれば、選挙制度をインストール、コードネーム付きの人物にマスメディアを持たせ、首脳を孫の代までコントロール…要は戦後日本と同じ「干渉」をするつもりか。/CIAまで北朝鮮「対話路線」に方針転換で日本が取り残される可能性 https://t.co/rpFVNr1N4z
— 司壽 (@tsukasakotobuki) 2018年2月24日
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— ステイメン@打倒!凶人安倍! (@deskain) 2018年2月24日
いつまでも何も考えずに「北朝鮮のミサイルガー」「対話より圧力ヲー」「国交断絶シロー」とばかりしていると、いつの間か米帝に梯子を外されて日本が国際的孤立化しかねないな!
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