http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/853.html
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ウォール街で最も混み合った株式戦略、危険水域に入る
Ksenia Galouchko
2019年2月5日 13:22 JST
• 低ボラティリティー銘柄に投資する戦略の危険性高まる−ファンド
• 多額の資金流入に伴いディフェンシブ戦略は割高になっている
市場の混乱からポートフォリオを守るためボラティリティーの低い銘柄の株式に投資する。これはウォール街で最も安全な取引だが、その危険が増しつつあるように見えると、大手ファンドが警告を発した。
リーガル・アンド・ゼネラル・インベストメント・マネジメント(LGIM)やバークレイズ・インベストメント・ソリューションズは、多額の資金が流入した結果、こうしたディフェンシブ戦略は過度に混み合い、割高になっていると警鐘を鳴らしている。
ボラティリティーの低い銘柄で構成するS&P500低ボラティリティー指数は、昨年10−12月にS&P500種株価指数の下落率(14%)の半分未満の下げにとどまったものの、次の嵐が起きた場合に避難先にはなれないとの懸念が高まっている。
LGIMのマルチアセットファンド責任者、ジョン・ロー氏は「最近のパフォーマンスに追随し、2018年時点の暗い見通しを織り込んだ投資家が殺到しているため、低ボラティリティー戦略はリスクが高くなっている可能性がある」と指摘。同戦略は「コンセンサス的なポジションになりつつあり、これはわれわれにとって警戒信号だ」と述べた。
原題:Wall Street’s Most Crowded Stock Strategy Enters the Danger Zone(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-02-05/PMFPDF6TTDS101?srnd=cojp-v2
クオンツは米国株に「最大限のロング」−ノムラのマケリゴット氏
Luke Kawa
2019年2月5日 11:56 JST
パウエル議長のハト派転換、クオンツのポジションシフト後押し
クオンツは既にナスダック先物で最大限のロング
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長から待望の療法が示されたのを受け、米国株の強気派とトレンド追随型のクオンツはもはや異なる立場ではなくなっている。
ノムラのクロスアセットマクロストラテジスト、チャーリー・マケリゴット氏は、昨年12月の米国株急落を助長したとみるコモディティー・トレーディング・アドバイザー(CTA)が今、ショートから「最大限のロング」に転じていると指摘した。
マケリゴット氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「パウエル議長のハト派転換と米中貿易交に関する大量の前向きなニュースの中で、当社モデルは今まさに、米国株について最大限のロングに戻ろうとしていると思う」とコメント。「このラリーの持続力に関しては確かに懐疑的見方は根強い。直感に反するが、それがメルトアップが続く材料になっている」と述べた。
Nomura's McElligott says CTAs max long U.S. stocks
トレンド追随型のクオンツは既にナスダック先物で最大限のロングポジションを取っており、相場が現水準を維持すればS&P500種株価指数とラッセル指数の先物でも同様の動きを取るだろうとマケリゴット氏はリポートで予想。その上で、米株式相場が短期的に急落した場合はCTAがショートに戻る可能性も十分にあり、クオンツがS&P500種先物を最大限のロングとする期間は1週間半程度にとどまるかもしれないとただし書きも添えた。
ノムラのマケリゴット氏とユナイテッド・キャピタルのカラ・マーフィー氏が市場見通しについてコメント
(出典:ブルームバーグ)
Tough Start for CTAs
原題:Nomura’s McElligott Sees Quants Pivoting to ‘Max Long’ Stocks(抜粋)
超長期債が上昇、10年入札結果で需給の良さを確認−オペ減額には警戒
三浦和美
2019年2月5日 8:03 JST 更新日時 2019年2月5日 15:59 JST
債券市場では超長期債相場が上昇。この日に実施された10年国債入札が順調だったことを受けて足元の需給の良さがあらためて確認された。長期金利がマイナス圏で推移する中、30年債や40年債などにはプラス利回りを求めた投資家の買いが入った。
新発30年物61回債利回りは、日本相互証券の前日午後3時の参照値より1ベーシスポイント(bp)低い0.595%
新発10年物353回債利回りは横ばいのマイナス0.015%
長期国債先物3月物の終値は前日比4銭安の152円69銭。一時は152円74銭まで上昇
市場関係者の見方
三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト
マイナス利回りでの10年債入札は非常に注目されたが、あらためて好需給が確認される結果になった
年度末に向けて余った資金を円債でつぶさざるを得ないという動きも意識され、午後の取引では30年債を中心に買われた
一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の低下が一服している米長期金利とは乖離(かいり)して、過度な需給逼迫(ひっぱく)要因で円債は長期金利がマイナス圏で定着
日本銀行のオペ減額リスクを気にしなくてはいけない面も
10年債入札
最低落札価格は101円11銭、市場予想は101円10銭
応札倍率4.80倍と2005年2月以来の高水準、前回は4.04倍
テールは1銭と、前回と同水準
平均落札利回りマイナス0.013%、最高落札利回りマイナス0.012%
岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト
高い応札倍率で順調に消化され、マイナスの利回り水準は何の影響もなかった
過去の10年債入札の結果
新発国債利回り(午後3時時点)
2年債 5年債 10年債 20年債 30年債 40年債
-0.170% -0.160% -0.015% 0.415% 0.595% 0.680%
前日比 +0.5bp +1.0bp 横ばい 横ばい -1.0bp -1.0bp
TOPIX小幅高、為替安定やボラティリティー低下−商社や電機高い
長谷川敏郎
2019年2月5日 7:56 JST 更新日時 2019年2月5日 15:29 JST
円は一時1ドル=110円台に下落、VIXは4日連続で低下
決算銘柄は伊藤忠やヤフーが上昇、パナソニクやイビデンは下落
5日の東京株式市場ではTOPIXが小幅続伸。ドル・円相場が一時1ドル=110円台に乗せたほか、株式相場のボラティリティー(変動性)低下から、商社や化学など素材、電機が高い。医薬品や情報・通信は下落。
TOPIXの終値は前日比1.55ポイント(0.1%)高の1582.88
日経平均株価は同39円32銭(0.2%)安の2万0844円45銭ー4日ぶり反落
4日の米10年債利回りは2.72%と、4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇。米国株は続伸し、ボラティリティーの指標であるVIXは4日連続で低下した。米大統領経済諮問委員会(CEA)のハセット委員長は、賃金上昇率が今年4%超に加速すると予測した。きょうのドル・円相場は一時1ドル=110円台に乗せた。前日の日本株終値時点は109円75銭。
水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャーは「米国株は景気・企業業績の減速懸念を織り込んで緩やかに上昇。ボラティリティーも低下しており、日本株市場の投資家心理も改善傾向にある」と話した。「企業業績は悪化の途上で昨年10−12月期がボトムとの確信はまだ得られない。企業業績は薄氷の上に立っているようなもの。上値を追うほどの強さはない」と言う。
決算ラッシュで個別色の強い相場展開となり、株価指数の方向感が定まらなかったが、東証1部の値上がり銘柄数は1325と、値下がり730を大きく上回った。SMBC日興証券投資情報部の松野利彦氏は「先週末の重要な経済指標が示すように米景気は悪くない。金融政策も引き締めに向かいそうになく、リスク資産にはハッピーな環境だ」と評価する。
5日は続伸
決算銘柄では予想を上回る四半期利益や自社株買いを発表した伊藤忠商事、長期利益見通し示したヤフー、収益改善策が評価された花王が上昇
通期営業利益予想を下方修正したパナソニックやイビデン、第3四半期減益だったケーズホールディングスは下落
東証33業種では水産・農林、繊維製品、非鉄金属、電気・ガス、卸売、化学が上昇率上位
石油・石炭製品や医薬品、情報・通信、小売は下落
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-02-04/PME38Q6KLVR401
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