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年金は「夫は70歳、妻は65歳」から受給するのが一番得するワケ 年金事務所が教えない裏ワザもある
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59133
2019.01.14 週刊現代 :現代ビジネス
一見、便利になった制度にも、落とし穴がある。複雑になっている制度のなかには、裏ワザも潜んでいる。何をしたらいいか、何をやってはいけないか。たとえば、年金をめぐる最大のテーマ「いくらからもらうのが一番おトクなのか」――その「正解」を教えます。
年金は夫65歳、妻70歳からもらうのが絶対、お得
年金の受給開始年齢は多くの人を悩ませる問題の一つだ。年金の受給は通常65歳からだ。
一方、繰り上げ受給で60歳から年金をもらうとなると30%も減額され、逆に70歳まで受給を遅らせれば42%増額される。夫婦はどのように年金を受け取るのがお得なのか。
本誌は夫婦の平均寿命や、夫婦トータルでの家計管理を勘案して合理的なのは、年金の受給開始は、夫が65歳、妻が70歳と結論付けた。
東京都在住のCさんは今年、60歳を迎えた。専業主婦の妻は55歳と5つ年下。豊かな老後を過ごしたいが、持病に糖尿病を持ち、万が一のとき、愛する妻がどうなるのかということも気になっている。
年金の受給開始年齢が後退する中、まだ元気なうちは働くことも考える必要がある。
「夫は65歳まで働ける環境が整ってきた。60歳から繰り上げ受給すると3割減額されるうえ、給料をもらいすぎれば、在職老齢年金制度でさらに年金が減額されてしまう。
また、繰り上げ請求後に発生した障害については、障害年金が受給できなくなります」(社会保険労務士・大神令子氏)
もうひとつ重要な点がある。妻が年下の場合は月々3万2000円加算される「加給年金」を妻が65歳になるまでもらえるが、70歳まで繰り下げ受給するとこれがもらえない。
妻が5歳若ければ200万円の損、10歳若ければ400万円の損だ。
妻のために堅実な受給を目指すなら、夫は65歳からだ。では妻はどうか。
「妻は夫より長生きする人が多く、一人になったときに本当の試練を感じる方が多い。パートナーを失った悲しみから、急に衰え介護を受けるようになる方も多い。
こうしたときにご自身の老齢基礎年金が手厚くなるように70歳まで繰り下げ受給を検討したほうがよいでしょう」(社会保険労務士・井戸美枝氏)
Cさんが65歳から、妻が70歳から年金を受給した場合の、夫婦のモデルケースはこうだ。
老齢基礎年金が月6万5000円、老齢厚生年金が月10万4000円の計16万9000円。さらに妻が65歳となるまでは、加給年金(3万2000円)が加わり、毎月約20万円が支給される。
妻が70歳になった段階で年金を受給すれば、老齢基礎年金9万2000円が加わる。仮にその時点で夫が死んだとしても、妻に7万8000円の遺族厚生年金が支払われ、妻は毎月約17万円の年金で生涯暮らせる。
妻のパート、1ヵ月早く辞めたら圧倒的に得をした
Cさんの例で説明した「加給年金」は、年間にして約38万円にものぼるので、老後マネーを大きく左右する。
受給条件は大きく2つある。1つは、妻が年下であることだ。妻が65歳になるまで加給年金が加算される。2点目は、夫が厚生年金に20年以上加入していること。
ここで見落としがちなのが、妻が厚生年金に20年以上加入していると、もらえないという事実だ。
そこで、妻は厚生年金の加入期間を19年11ヵ月までに留める必要が出てくる。1ヵ月の差が、年間約38万円の受給の分水嶺となるのだ。
「若い頃に会社員として働き、結婚後、専業主婦になった方は要注意です。子育てがひと段落して社会復帰された方も多くなり、1ヵ月の差で損をしてしまう人が増えると考えられます」(井戸氏)
たとえば年下の妻が短大を卒業し20歳で就職。30歳で結婚し専業主婦となり、55歳で社会復帰したような例では、加給年金との兼ね合いを考慮したほうがよさそうだ。とりわけ、注意せねばならない働き方がパートだ。
「パートにも社会保険の加入対象が広がっているからです。社会人経験があり、今はパートに出ている奥さんがいるなら、厚生年金の加入期間を調べておきたい」(大神氏)
また、妻が65歳に達して、加給年金がもらえなくなると、振替加算が妻の年金に上乗せされるが、振替加算は加給年金と違って年上の妻でももらえることがあるので、申請を忘れないようにしたい。
年金事務所が教えない「前倒し」&「満額」もらう技
65歳に達する前に、年金を「前倒し」で「満額」もらえる技がある。
65歳まで支払われる「特別支給の老齢厚生年金」を利用する方法だ。男性の場合、'61年4月1日以前に生まれた人しか対象にならないが、たとえば今61歳で、厚生年金の男性加入者なら、62歳から65歳まで受給できる。
ただし満額受給するには、月あたりの給与(ボーナス含む)と年金基本月額の合計が28万円を下回る必要がある。定年延長や再雇用で働いている人には、少し厳しい条件かもしれない。
だが朗報がある。思いっきり働きながら、満額受け取っている書籍編集者の沢田浩氏が、裏ワザを教える。
「会社に雇用されるのではなく、業務委託契約などで働けばいい。収入制限の仕組みは、自営業者やフリーランスには適用されないからです」
現在63歳の沢田氏は、書籍編集者として思う存分収入を得ながら、月額約14万円、特別支給の老齢厚生年金を満額受け取っている。さらに個人事業主になることで、厚生年金保険料を支払わなくてよくなったのだ。
「60歳から65歳までの働き方は雇用にこだわる必要はない。業務委託なら会社側も、厚生年金保険料を半分負担する必要がなくなりメリットがあります」(沢田氏)
一度、会社に相談してみるのは手だろう。
年金は繰り上げてもらうべきか、繰り下げ受給のほうがいいのか。#年金は何歳からもうらうのが一番得か。じつは「夫は70歳、妻は65歳から」というのが正解。年金事務所が教えてない得する裏ワザも紹介します!https://t.co/vQUqtPtYJ4 #マネー現代
— マネー現代 (@moneygendai) 2019年1月14日
年金は「夫は70歳、妻は65歳」から受給するのが一番得するワケ
— Yamasho (@SwmsYamasho) 2019年1月14日
損得で無く、健康寿命で楽しんで年金生活を送れるかは、それぞれで早く受給し、その範疇でエンジョイすべきです! https://t.co/N4CGM3LjfS
年金は「夫は70歳、妻は65歳」から受給するのが一番得するワケ(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース https://t.co/v6EjhAndTk ワイは繰り下げ予定だけどなー。有意義に使えるうちに貰っとかないと。まぁワイらが貰える頃まで破綻してなければの話だけど。
— k-sk(゚∀゚) (@Loose321) 2019年1月14日
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