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こんな時こそPBR、日経平均の「最悪ケース」は 中国、全国版のネガティブリストを公布 市場の参入ルールを全投資家で統一
http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/291.html
投稿者 うまき 日時 2018 年 12 月 25 日 18:58:54: ufjzQf6660gRM gqSC3IKr
 

(回答先: 2019年展望:資金の流れが変わり、日本は消去法で選ばれる セリング・クライマックスが近い  投稿者 うまき 日時 2018 年 12 月 25 日 18:43:53)

ビジネス2018年12月25日 / 17:40 / 19分前更新
焦点:
こんな時こそPBR、日経平均の「最悪ケース」は
伊賀大記
3 分で読む

[東京 25日 ロイター] - 世界的な株安が止まらず、下値めどが見えにくくなっている。市場が懸念しているのは景気や企業業績の悪化であり、1株当たり利益をベースにするPER(株価収益率)で下値めどを測るのは難しい。

こんな時に参考になるのはPBR(株価純資産倍率)だ。企業の純資産を基準にしており、リーマン・ショック時でも0.9倍程度で下げ止まった「実績」がある。

<「解散価値」割り込む>

企業の純資産は、資産総額から負債総額を差し引いた自己資本。PBRは1株当たり純資産(BPS)を現在の株価で割って算出される。PBRが1倍であれば、企業が現時点で解散して資産を売却しても、株主1人当たりの分配金は株価と名目上同じだ。理論的には株価は「解散価値」よりも同等以上になる。

ニッセイ基礎研究所・チーフ株式ストラテジスト、井出真吾氏の調べでは、リーマン・ショックや、アベノミクス前夜の「最悪期」でも、PBR(株価純資産倍率、BPSは実績ベース)で0.9倍から1.0倍の水準が日経平均の下限として機能した。

リーマン・ショック時は一時的に0.9倍レベルを割り込み、09年3月には0.81倍台まで低下した場面もあったが、滞空時間はそう長くなく、PBR0.9─1.0倍台が抵抗ラインとなっている。

日経調べで21日時点のPBRは1.04倍(四半期末基準、連結ベース)。これから算出されたBPS1万9390円をベースにすると、PBR1.0倍で1万9390円、0.9倍で約1万7450円となる。

25日の日経平均.N225は、景気減速懸念に海外の政治リスクが加わる形となり、前日比で1000円超の急落となった。終値は1万9155円74銭。PBR1.0倍水準を割り込み、0.9倍基準にはあと1700円程度まで迫っている。

<BPSが目減りするリスクも>

予想PER(株価収益率)は、バリュエーション指標として機能しにくくなっている。日経調べでは、前週末の予想PERは11.25倍。歴史的に13─15倍の平均レベルからみると、かなり低いが、市場の懸念は企業業績の悪化であり、PERの分母である1株利益に疑いがもたれているなかでは「割安」とは判断しにくい。

リーマン・ショック直後の2008年10月27日にPERは9.53倍まで低下。日経平均は7162円90銭まで下落した。足元の1株利益1792円の9.53倍は1万7082円となり、PBR0.9倍水準に近いが、先行きの1株利益が予想しにくいだけに、あてにはしにくい。

一方、PBRのベースとなるBPSも目減りのリスクがないわけではない。企業の資産総額から負債総額を差し引いた純資産を構成するのは、資本金などの株主資本や、その他有価証券評価差額金などの評価・換算差額など。業績が赤字になれば、減少するおそれがある。「その場合は、株価の下値めどが切り下がる」(井出氏)ことになる。

実際、リーマン・ショック直後の2008年9月に8800円程度あったBPSは、翌年の6月には7600円台に減少している。ただ、EPSが一時的に赤字化し指標性を失ったPERよりは、PBRは金融危機時も有効性を維持したと言えるだろう。

足元のBPSが10%低下すると仮定した場合、PBR1.0倍は1万7150円程度、0.9倍で1万5700円程度が下値めどとなる。

<0.9倍で止まらない可能性は>

リーマン・ショック級、もしくはそれを超える金融危機が訪れる可能性はあるのか──。

「米金融機関は大きすぎてつぶせないところばかりだ。いざとなれば公的資金の投入が検討されるだろう。銀行の自己資本も厚く、米銀行で破たんリスクは大きくない。現時点で得られる情報をベースにすれば、リーマン級の金融ショックが起きる可能性は大きくない」とマネックス証券のチーフ・アナリスト、大槻奈那氏は指摘する。

しかし、リーマン前に比べて世界の経済成長率は鈍化。日本総研の調べでは、2000─07年と10─17年を比較すると、先進国の実質GDP成長率は先進国で2.3%から1.7%、新興国で6.6%から4.9%にそれぞれ低下した。

一方、国際決済銀行(BIS)のデータによると、政府と民間を合わせた世界全体の債務(非金融セクター)は2017年末時点で177兆ドル(約1京9470兆円)。10年から17年の間に約50兆ドル(5500兆円)拡大している。今のグローバル経済は、金利上昇やドル高に対して脆弱であることは否めない。

リーマン・ショック後に、各国政府は大規模な財政支出と金融緩和で債務を膨らませ、なんとか経済を回復させたが、成長率は十分に戻らず、副作用も大きくなってしまった。足元の株安は米利上げ停止など政策を求める「催促相場」とされているが、政策の選択余地が乏しくなっていることを織り込んでいるようにもみえる。

編集:田巻一彦
https://jp.reuters.com/article/nikkei-pbr-idJPKCN1OO0BX


 

東京外為市場ニュース2018年12月25日 / 18:50 / 5分前更新
中国、全国版のネガティブリストを公布
1 分で読む

[北京 25日 ロイター] - 中国国家発展改革委員会は25日、国内外の投資家が投資を制限・禁止される分野を特定した全国版の「ネガティブリスト」を公布した。

市場の参入ルールをすべての投資家の間で統一することが狙い。

リストに掲載された151セクターのうち、投資が禁止されるのは4セクター。残りは政府の承認が必要になる。同委員会が83ページに及ぶ文書を会見で発表した。

リストに掲載されていないセクターは、すべての投資家が投資可能で、政府の承認を得る必要はない。

投資が禁止されるのは「不正融資」や「不正インターネット活動」など。政府の承認が必要になるのは鉱業、農業、製造業など。

リストは国内のすべての地域に適用され、国内外を問わず、すべてのタイプの投資家が対象になる。

中国政府は2016年、自由貿易区がある4省を対象としたネガティブリストの第1弾を試験的に公布。同リストは昨年、他の11省・都市にも適用された。

中国の貿易相手国は、中国政府に対し一段の市場開放に向けた具体策を講じるよう繰り返し求めている。

国家発展改革委員会の高官によると、今回のリストは、商務省が6月に発表した外資参入規制のネガティブリストとは異なる。

同高官は会見で「外資参入規制のネガティブリストに掲載されていない分野については、国内外のビジネスの平等という原則に従って監督する」と述べた。

同委員会の研究員はロイターに、中国市場への投資を検討している海外投資家は、まず外資参入規制のネガティブリストを参照する必要があると指摘。「同リストに掲載されていない場合は、全国版のネガティブリストを参照すればよい。どのような形の市場組織であれ、差別はされない」と述べた。
https://jp.reuters.com/article/china-economy-investment-idJPL3N1YU1M5?il=0  

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コメント
1. 2018年12月25日 19:08:38 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[1251] 報告

完全に買いチャンス到来
https://nikkeiyosoku.com/nikkeiper/

[18初期非表示理由]:担当:要点がまとまってない長文orスレ違いの長文多数により全部処理
2. 2018年12月25日 19:29:28 : ZzavsvoOaU : Pa801KbHuOM[207] 報告
市場発、景気後退の足音 政策が悪循環を助長
編集委員 松崎雄典
2018/12/25 13:12日本経済新聞 電子版
 株式相場が悪循環にはまり込んでいる。25日の日経平均株価は続落し、下げ幅は一時1000円を超えた。投資家が景気の後退を懸念するなか、米欧の中央銀行では金融政策の引き締めが続く。政策が悪循環を助長するとの不安も高まる。世界経済はなお堅調だが、株価の下落そのものが景気を後退に追いやるリスクも警戒される動きだ。

 「鎮痛剤が切れた」。英ヘッジファンド、ユーリゾンSLJキャピタルのスティーブン・ジェン氏は世界株安の原因をこう指摘する。金融緩和でばらまかれたマネーの多くは株式など資産に向かってきた。巻き戻されれば、当然、株価は調整を迫られるというわけだ。

 米連邦準備理事会(FRB)は2016年には株価下落を受けて利上げを停止するなどの対応をとり、投資家はFRBが株安を防いでくれるとの慢心につながっていた。ところが、パウエル議長と市場の対話はすれ違い始めている。

 パウエル議長は米経済の堅調さを足がかりに、今後の利上げは「データ次第」と強調する。資産圧縮も着々と進め、調整の範囲なら株価下落もやむなしとの構えだ。

 一方、市場は金利高の影響を受けやすい住宅市場の減速や社債の価格下落(利回りの上昇)をみて、広範に景気が悪化しかねないと不安を強めている。エコノミストらの間では「景気後退があっても2020年以降で、しかも浅い」との見方がもっぱらだが、19年にも景気が大きく後退するような株価の動きだ。

 株価の下げは行き過ぎとの見方は多い。だが、無視できないのは「米国経済は予想以上に金利上昇に弱いのでは」(みずほ総合研究所の小野亮主席エコノミスト)との不安が台頭している点だ。

 米国の政策金利は2%台半ばで、まだ緩和的とされる。だが、緩和で上昇した資産価格の調整や海外から還流する悪影響を考慮すると、金利は景気を悪化させる水準にすでに到達したのかもしれない。貿易戦争や過大な債務、中国の成長鈍化などで世界経済の脆弱性は増しており、米国も無縁ではない。

 トランプ政権は景気が好調なときに減税を打ち出した。この先は打ち手が限られ、最近ではFRBに矛先を向けている。場当たり的な政策はバブル的な株高と、その反動安を招いた。政策の信頼性も落としてしまった。

 世界経済は19年も3%を超える成長が見込まれている。ただ、株価の下落による「逆資産効果」や、企業や消費者の心理悪化が、自己実現的に景気の低迷を招きかねない。「年明けも株安が続くようだと、金利上昇から逆資産効果にいたって景気が後退した過去のパターンと似てくる」(バークレイズ証券の山川哲史調査部長)

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