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市場が警戒する「危ない21社」 GC注記は半年前から2社増
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243363
2018/12/08 日刊ゲンダイ
(C)日刊ゲンダイ
やっぱり経営不振の企業は増えているのか。2018年9月中間決算を発表した上場企業のうち、21社に「継続企業の前提に関する注記」、いわゆる「ゴーイングコンサーン(GC)注記」が記載されていたことが分かった。東京商工リサーチが7日、集計結果を発表した。
「GC注記」会社は、半年前の18年3月決算時の19社から2社増えている。18年3月決算時の19社のうち、6月に会社更生法を申請した「日本海洋掘削」と上場廃止となった「ソルガム・ジャパンHD」の2社が消え、新たに「千代田化工建設」「パイオニア」「ボーソー油脂」「中村超硬」の4社が加わった。
GC注記を記載される理由は、「売り上げ減少」や「資金の調達難」「債務超過」などさまざま。今回、21社のうち4社が「債務超過」に陥っている。いずれにしろ、市場から「危ない会社」と受け取られる。
市場が懸念しているのは、この先、日本経済は不況に突入する恐れが強いことだ。すでに足元の景気は急速に悪化している。10月の「消費支出」はマイナス0.3%と2カ月連続のマイナス、「実質賃金」は3カ月連続ダウンしている。景気が悪化すれば、経営不振に陥っている企業は、倒産しかねないからだ。
しかも、業績悪化から市場退場までのサイクルが早まっている。
東京商工リサーチ情報本部の増田和史氏が言う。
「6月に会社更生法を申請した『日本海洋掘削』は、18年3月期決算で初めてGC注記を記載した後、わずか3カ月で破綻しています。経営悪化が表面化してから3カ月間で破綻するのは珍しい。なぜ、サイクルが早まっているのか、不気味なのは、ハッキリした理由が分からないことです」
日本経済は水面下で異変が起きているのか。
このなかに上場廃止が決まったパイオニア・・・
— 宮原わいわい(大阪) (@4sihnjIOQWWwT41) 2018年12月8日
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GC注記=ゴーイングコンサーン
— apresl'ondee (@yone_maca) 2018年12月8日
3月の19社のうち会社更生法申請「日本海洋掘削」と上場廃止「ソルガム・ジャパンHD」の2社が消え、新たに「千代田化工建設」「パイオニア」「ボーソー油脂」「中村超硬」の4社が加わる
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— まんみぃ (@mammie267) 2018年12月8日
下落傾向の銘柄には近づかない
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