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新経営計画「日産180」で見せたルノーCEO就任への野心 日産ゴーン 腐食の原点
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243062
2018/12/06 日刊ゲンダイ
02年にスタートした「日産180」/(C)日刊ゲンダイ
「日産リバイバルプラン(NRP)」が一段落した2002年2月、日産自動車は「サプライヤーミーティング」を開催。挨拶に立ったカルロス・ゴーンはNRPを同年3月に1年前倒しで完了すると同時に、新しい中期経営計画「日産180(ワンエイティー)」をスタートすると宣言した。
目標は「04年度末までに世界販売台数を01年度比で100万台増の360万台へ」「売上高営業利益率を8%に」「有利子負債を0に」の3つ。
ゴーンはNRPでの自分の評価が「再建屋」であることに不満を持っており、「成長計画を軌道に乗せる手腕があることを証明したがっていた」(当時の日産関係者)という。なぜか。
「ゴーンの目標はルノーでの最高経営責任者(CEO)昇格。そのためには単なる再建屋ではないとアピールする必要があった」(前出の関係者)のだ。彼の「野心」のための計画は、驚くべきものだった。ミーティングに集まったサプライヤー(部品メーカー)は、続くゴーンの言葉に震え上がる。
「目標達成のため、購買コストを3年間で15%削減する」
何のことはない、「NRPのような再建策ではなく、成長のためのプラン」と言いながら、その手法はNRPと全く同じコストカットだったのである。
すでにNRPでサプライヤー数は半減し、生き残った企業の日産依存度は急激に高まっていた。今さら手は引けない。「NRPで切り捨てられ、新分野へ転換した方がマシだったかもしれない」と、当時の日産系サプライヤートップが頭を抱えるほど過酷なコストダウン要請だった。
ゴーンのコストカットを見て、他の国産車メーカーも相次いで部品調達価格の引き下げを進める。「日産にできるのだからウチにできないわけはない」という理屈だ。サプライヤーは低コストだけを追い求め、メード・イン・ジャパンの強みだった「高品質」や「高性能」は後回しになった。
タカタのエアバッグ品質問題や神戸製鋼所の検査証明書改ざんといった不祥事は、過酷なコストカットを強いた自動車メーカーも共犯だ。そのきっかけはゴーンの「野心」だった。彼は日産だけでなく、日本の「ものづくり」をも劣化させた戦犯なのだ。 =つづく
(経済ジャーナリスト・井上学)
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— 結集! (@sasa_oj) 2018年12月6日
【日産ゴーン】腐食の原点D
— KK (@Trapelus) 2018年12月5日
新経営計画「180」で見せたルノーCEO就任への野心
コスカットはエスカレート
彼は日産だけでなく、日本の「ものづくり」をも劣化させた戦犯なのだ
(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/dqg3VURQqK
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