http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/693.html
Tweet |
征服者から“改革者”へ…ゴーンの巧みな大手マスコミ操縦 日産ゴーン 腐食の原点
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242759
2018/12/01 日刊ゲンダイ
記者に囲まれ(2000年1月)/(C)共同通信社
「カルロス・ゴーン?一体、何者なんだ」
初めて彼の名を聞いた自動車担当の経済記者は、誰もが首をかしげたという。
1999年6月、仏ルノーから当時の上席副社長だったゴーンが日産の最高執行責任者(COO)に送り込まれた。
「猛禽類のような目だ」
「まるで悪代官顔だな」
ゴーンの第一印象は決して良いものではなかった。口うるさい大手マスコミ記者との初対面は、日産COO就任直前の早朝に始まった。待ち受ける記者たちの前に姿を現したゴーンは開口一番、「今日は朝早いミーティングに集まっていただき、ありがとうございます」と頭を下げた。
「計算高い」ゴーンは慎重に言葉を選び、「日産を助けてやった」という「上から目線」の態度を一切みせなかった。
記者から日産についての印象を質問されると、「生産性や製品の品質は非常に高い」「自分と同年代の部課長クラスとも面接したが、若くて優秀な人が大勢いる。これまで彼らは機会を与えられなかった」と、持ち上げることも忘れなかった。
「あの最初のミーティングが、マスコミのゴーン評価を変えた」と、当時の日産を担当していた経済ジャーナリストは振り返る。
大手マスコミでのゴーンのイメージは、「日産を乗っ取りに来た征服者」から「日産を救う改革者」へと変わっていく。ゴーンについてのニュースは「冷ややかな視線」が減り、「熱烈な礼賛」が増えていく。
辛口のコメントで知られる故・筑紫哲也ですら、自らの報道番組に登場したゴーンに「あなたには日本の首相になってもらいたいぐらいだ」と臆面もなく持ち上げた。
マスコミの礼賛報道が繰り返されることで、日産社内でもゴーンの「神格化」が進む。「ゴーン批判をしたら『新聞もテレビも、ゴーンを高く評価しているじゃないか』と反論されるようになった」と、元日産社員は当時を振り返る。社内でゴーンを批判しにくい雰囲気が広がったという。
今は争うようにゴーン独裁をあげつらう大手マスコミだが、そのきっかけをつくったのは間違いなく彼らだった。「マスコミくみしやすし」と悟ったゴーンは巧みな世論操作に乗り出していく。 =つづく
(経済ジャーナリスト・井上学)
征服者から“改革者”へ…ゴーンの巧みな大手マスコミ操縦 https://t.co/xsaplv81nT #日刊ゲンダイDIGITAL
— 黒色支那 (@dpll_2) 2018年12月1日
【日産ゴーン】腐食の原点A
— KK (@Trapelus) 2018年11月30日
「征服者」から「改革者」へ
巧みな大手マスコミ操縦
早朝ミーティングで評価一変
今は争うようにゴーン独裁をあげつらう大手マスコミだが、そのきっかけをつくったのは間違いなく彼らだった。「マスコミくみしやすし」と悟ったゴーンは...
(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/lKutaSr4Vr
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民129掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民129掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。