http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/676.html
Tweet |
大卒なのに高卒と偽り…神戸市職員は38年勤務で退職金パー https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/242663 2018/11/30 日刊ゲンダイ 嘘ついちゃイカン!(神戸市役所)/(C)日刊ゲンダイ 最終学歴が「大卒」にもかかわらず「高卒」と詐称して神戸市役所に採用され、定年後の再任用期間も含めて38年間勤務……経済観光局の男性労務職員(63)が26日、懲戒免職処分になった。 同市担当者によれば、この職員は、「35歳未満の中卒または高卒」が採用条件だった労務職に「高卒」として応募し、1980年5月に採用された。当時24歳だった。 しかし実際は、高卒後に関西の私大に進学し、78年に卒業。その後2年間は民間企業で働いていた。「高卒」ではつじつまが合わない“空白の6年間”について面接で問われると、「家業を手伝っていた」と嘘をついていたという。 今回、外部からのタレ込みがあり、本人の許可を得て大学に問い合わせたところ、「大卒」の事実が発覚。本人は「前の仕事は忙しかった。安定した公務員になりたかった」と弁明しているという。 「神戸市では以前から学歴別の採用をしており、卒業に関しては『卒業証明書』の提出を求めますが、それ以外は履歴書の記載内容に間違いないことに本人が署名、押印し、“空白期間”がある場合は、面接時に口頭で確認する方式です。ただし現在は労務職に関しては、本人が履歴書に記載した最終学歴校(主に高校)に卒業後の進路を確認するようにしております」(同市担当者) 事務職の場合でも、採用試験時の年齢で、大卒=27歳以下、短大卒や専修学校卒=25歳以下、高卒=23歳以下なら応募できるため、「大卒の事実を隠して高卒区分の試験を受ける」といった、学歴を“下方”に偽ることができてしまう。 実際、高校は卒業しているのだから、「高卒なのに大卒」と、ありもしない嘘をつくよりは罪が軽いような気もするが、詐称は詐称というわけ。 同市では、06年にもこうした“逆学歴詐称”問題が発覚し、全職員にヒアリング調査を実施。詐称が発覚した36人を諭旨免職処分とした。それ以降、現在までに、今回の件も含めて11人が発覚しているという。 「この職員は当時の調査でも詐称していたことになりますので、懲戒免職処分となりました。60歳の定年時にいったん支払った退職金も返還していただきます」(前出の同市担当者) 役所に38年間も勤め、一度は懐に入ってきた約2000万円の退職金もこれでパー。嘘をつくとロクなことにならない。
|
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民129掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民129掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。