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大物ヤメ検に続き…ゴーン“世界最強”弁護団は費用10億円か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242579
2018/11/29 日刊ゲンダイ 左は元「大物ヤメ検」弁護士の大鶴基成氏(C)日刊ゲンダイ 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者の弁護人に、元東京地検特捜部長の「大物ヤメ検」弁護士、大鶴基成氏が就任したのに続き、“世界最強”の米法律事務所も弁護団に加わることが明らかになった。ゴーン裁判は、世界が注目するグローバルなものになりそうだ。 ■タクシーメーターのように費用が上昇 26日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、ゴーンと契約したのは、米国の「ポール・ワイス・リフキンド・ワートン・アンド・ギャリソン」法律事務所。裁判で果たす役割は不明だが、事務所のブラッド・カープ会長とパートナーのマイケル・ゲルツマン氏がゴーン案件を担当するという。 「ポール・ワイス」事務所は、モルガン・スタンレーやバンク・オブ・アメリカといった米国の大手金融機関数十社を顧客に持ち、所属弁護士は900人超。2017年の収益は13億ドル(約1470億円)と、米国の法律事務所として10年連続、収益ナンバーワンを記録している。 「ポール・ワイスは、法律家なら知らない人はいないほどの有力事務所。世界最強と言っていいレベルです。今回は、ゴーン側のアドバイザーとして、意見書作成などの業務に従事するとみられています。日本の弁護士資格がなければ、法廷で弁護人を務めることは基本的にできません。ただ、相談ならいくらでも可能です。また、日産は米国やフランスにも法人があるので、将来、各地で民事訴訟に発展する恐れがある。ゴーン側は先を読んで、各国で対応することができるポール・ワイスと契約したのではないか。つまり、日本の刑事訴訟は元特捜部長の大鶴基成氏に任せ、今後起こり得る民事訴訟はポール・ワイスに任せるというわけです」(法曹界関係者) 今回、担当するカープ会長は16年、脳疾患を抱える米国のアメフトの元選手らが、NFLは脳震とうに関連した情報を隠蔽していたとして補償を求めていた訴訟で、NFLを弁護。和解案に反対する原告側を説得して、NFL側が推定10億ドルを支払う和解案をまとめた超敏腕弁護士だ。 世界最強の弁護士だけに、弁護費用も巨額に上るとみられている。 「10人規模の弁護士チームをつくることになるでしょう。彼らの弁護士費用は時間給で、少なくとも1時間当たり10万円程度。タクシーメーターのように料金が上がっていくシステムです。もちろん、弁護活動にかかった実費も支払う必要がある。当然、日本など海外に渡航する際は、飛行機は最低でもビジネスクラスで、滞在先も一流ホテルでしょう。他にも翻訳代などの雑費がかかる。あっという間に数千万円に達し、最終的に10億〜20億円に上っても不思議ではありません」(米国法曹界関係者) 最強弁護団ポール・ワイスはどんな役割を果たすのか。都内事務所に問い合わせたが「答えられない」(担当者)と口をつぐんだ。元検事の落合洋司弁護士がこう言う。 「グローバル企業のトップのゴーン氏ですから、世界中で対応できる法律事務所を選んだということでしょう。今後、株主代表訴訟など、さまざまな訴訟に発展する可能性があります。多角的に対応するため、ポール・ワイスと契約し、万全を期したということではないでしょうか」 世界最強の弁護士団と対峙する東京地検は、今ごろ身構えているのではないか。
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