http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/514.html
Tweet |
ゴーン逮捕の謎
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51759170.html
2018年11月20日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ
ゴーン会長は何故逮捕されたのか? それにしても衝撃のニュースです。 企業救世主であったゴーン氏が一夜にして悪者。しかも、突然の逮捕なのですから。 何があったのかと誰もが不思議がる筈。 で、逮捕の理由というのは、有価証券報告書の虚偽記載があったからだ、と。 具体的には、年間10億円以上の報酬を受け取った役員については、固有名詞を明らかにしてそのことを記載しなければならないのに、半分程度しか報酬を得ていないことにして隠していたのだ、と。 でも、何故隠す必要があったのか? 確かに日本では10億円もの報酬を得ていると言えば、すぐ批判する人が出てくるかもしれませんが…海外の相場と比べればむしろ安い方に属すると言っていいでしょう。 10億円以上の報酬を受け取ることが法律で禁止されているのであればともなく、単にそれを公表すればいいだけの話。 では、何故ゴーン氏はそれを隠したのか? 或いは、日産とは会社としてそれを隠したのか? 所得を低く見せて、脱税を狙った? しかし、個人企業ではあるまいし、会社から報酬という形で得たお金を隠し通せる訳がない。 それに脱税がばれたら、それこそ一大事。 脱税のために有価証券報告書に虚偽の記載をした可能性は極めて小さいとしか思えません。 それに有価証券報告書にどのように記載するかは、日産の経理担当者や監査法人が考えること。 そこまでゴーン氏が支持した可能性は小さい。 有価証券報告書の虚偽記載を問題にするならば、ゴーン氏を逮捕するより、日産の経理担当者、経理の責任者を追及すべきなのに、ゴーン氏だけを悪者にしている。 そもそも大企業のトップを逮捕するなんてことが、検察の一存でそう簡単にできることなのか、疑問に思ってしまいます。 内部クーデター説が出ています。 しかし、仮に内部クーデターを企む者がいたとしても、検察の出番になるのは、内部クーデターの後、つまり、取締役会でゴーン会長に辞任を迫った後になるのが普通。 でも、実際には検察がゴーン氏を逮捕する事実が先にきている訳ですから、むしろ検察がゴーン氏を日産から追い出すのに一役買ったとみていいでしょう。 さらにいえば、これだけの外国人の大物をいきなり逮捕する訳ですから、官邸にその話が事前に行っていない筈がない、と。 そうすると、安倍政権として、ゴーン氏の役割は終わった、ゴーン氏はもはや必要ない、否、ゴーン氏が邪魔だとの判断が働いたのではないでしょうか? では、何故ゴーン氏が邪魔になったのか? それはまさにフランス、マクロン大統領の意向、つまり自動車産業政策が影響しているものと思われます。 マクロン大統領は、ルノー、日産、三菱自動車を統合する意向を有していると言われています。 つまり、日本にとっては、トヨタに次ぐ存在である日産の経営権が実質的にフランス側に握られる事態を避けたかった、と。 そして、そのためにはゴーン氏が日産を去ることが必要であって、いろいろとゴーン氏について調べてみたら様々な不祥事が発覚したので、それを利用することにしたのではないでしょうか? 有価証券書の不実記載で逮捕なんていうと、笑うしかありません。 例えば、東芝が大々的な粉飾決算を行い、虚偽の決算を有価証券報告書で公表した際、日本のメディアは、それを不適切な会計と呼び、お茶を濁したことをお忘れでしょうか? 今度もことも、ゴーン氏が日産という会社を騙して多額の報酬をひねり出していたのならともかく、ゴーン氏の10億円を超える報酬を出すことには日産も合意していたとしか思えないのです。 日産の子会社が不動産を購入して、それをゴーン氏が個人的に利用していた容疑も伝えられていますが、ゴーン氏の名義になっているのであれば別ですが、そうでないならば、そのようなことは褒められた話ではないにしてもそれほど珍しくはない筈。 それやこれや考えると、どうも腑に落ちません。 アベシンゾウがマクロン大統領にとって不利となる材料を提供したことで、トランプにゴマをすっているという側面もあるかも。 これで日本車に対する関税をかけないでね、と。 どうも筋悪の案件としか言いようがないのではないでしょうか。 今回のゴーン氏の逮捕は、どうも納得がいかないことが多いと思う方、クリックをお願い致します。 ↓↓↓ 人気blogランキングへ ※リンク省略 |
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民129掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民129掲示板 次へ 前へ
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。