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米国株・国債・商品
ハイテク売り続く、S&Pが調整入り目前
Sarah Ponczek、Vildana Hajric
2018年10月27日 6:21 JST 更新日時 2018年10月27日 7:17 JST
• 決算期待外れのアマゾンとアルファベット大幅安、ナスダック2%安
• 「不安定な環境」続く−原油は3週続落、金は4週続伸
26日の米株式市場ではハイテク売りが続き、ナスダック総合指数とS&P500種株価指数が調整局面入りすれすれの水準となった。米国債は米国株の軟調を背景とした逃避需要で大幅反発した。
• 米国株は大幅反落、S&P500とナスダック総合は調整局面入りに近づく
• 米国債は大幅反発、10年債利回り3.08%
• NY原油は3日続伸−週間では3週続落
• NY金は続伸、米株軟調受け−今週は0.6%高
S&P500種は9月に記録した直近の最高値からの下落率が10%弱となった。ナスダック総合は、前日発表した決算が市場予想に届かなかったアマゾン・ドット・コムとアルファベットが売られたことの影響をまともに受けた。CBOEボラティリティー指数(VIX)は、相場変動が2月以来で最も激しいことを示している。
S&P500種は前日比1.7%下げて2658.69。ダウ工業株30種平均は296.24ドル(1.2%)安の24688.31ドル、ナスダック総合は2.1%安。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米国債市場では10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.08%。
ニューヨーク原油先物相場は3日続伸。一時はバレル当たり67ドルを割り込む場面があった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は39セント(0.4%)高の1バレル=67.59ドルで終了。ただ週間では2.2%下落し、これで3週続落となった。
ニューヨーク金先物相場は続伸。朝方の米国株急落が金を押し上げたと、RJOフューチャーズのストラテジスト、フィル・ストライブル氏は指摘した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.3%高の1オンス=1235.80ドルで終了。日中は7月以来の高値を付ける場面があった。週間ベースでも上昇し、連騰記録を1月以来最長の4週に延ばした。
ニューブリッジ・セキュリティーズのチーフマーケットストラテジスト、ドナルド・セルキン氏は「大幅上昇する日があるかと思えば逆に急落する日もあり、非常に足場が不安定な環境だ」と指摘。「一貫性がない。危なっかしく、神経がすり減る」と述べた。
米10年債利回りは今週11bp以上下げ、週間ベースで5月以来の大幅な低下となった。
原題:Tech Meltdown Pushes Stocks to Edge of Correction: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Rally, Curve Steepens, Amid Tech-Led Equity Sell-Off
Oil’s Decline Stretches to Third Week as ‘Fear Selling’ Spreads
PRECIOUS: Gold Climbs for Fourth Straight Week as Equities Reel
(第6段落以降を追加し、更新します.)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-26/PH840Y6JIJUQ01
成長エンジンに暗雲、アマゾンとアルファベットの株が大幅安
Alistair Barr
2018年10月27日 2:15 JST
インターネット2大企業、米アマゾン・ドット・コムとアルファベットの7−9月(第3四半期)決算で成長減速が示されたことが響き、26日の米市場では両社の株価が急落した。
インターネット小売り最大手のアマゾンは、7−9月の売上高がアナリストの予想を下回った。売上高が2四半期連続で市場予想を下回るのはほぼ4年ぶり。年末商戦を含む10−12月(第4四半期)についても予想を下回る売り上げ見通しを示した。
グーグルの持ち株会社アルファベットは第3四半期、売上高がやはりアナリスト予想に届かず、グーグル自体の資産から得られる収入は22%増と前期から伸びが鈍化した。
26日の米株式市場でアマゾンは一時、前日比10.1%安とここ2年余りで最大の下げとなる場面があった。アルファベットは一時5.6%下落した。
ニューバーガー・バーマンのアナリスト、ダニエル・フラックス氏がインタビューで、アマゾンとアルファベットの決算についてコメント
(Bloomberg)
両社は低金利環境のもと、堅調な世界経済に支えられる形で急速に拡大する電子商取引、デジタル広告、クラウドコンピューティング市場の恩恵にあずかる機会を投資家に提供し、株価が急騰していた。
だが現在では金利は上昇し、投資家は投資リターンを求めて別の選択肢に目を向けているほか、景気見通しが不透明になった。株式相場が大幅下落したばかりでもあり、両社に業績面でつまずく余地はほとんどない。
イージス・キャピタルのアナリスト、ビクター・アンソニー氏は「現在の市場環境を踏まえれば、決算は完璧である必要があり、さもなければ売り浴びせの対象になる」と語った。
原題:Amazon, Alphabet Fall as Growth Engines Sputter, Spending Surges(抜粋)
米ミシガン大消費者マインド指数:10月は低下−市場予想も下回る
Sarah Foster
2018年10月26日 23:10 JST 更新日時 2018年10月27日 2:20 JST
米国の消費者マインドは10月に低下し、市場予想も若干下回った。パーソナルファイナンスや大型商品の購入環境に対する見方が後退した。
ミシガン大学消費者マインド指数のハイライト(10月、確定値)
• 消費者マインド指数は98.6(市場予想99)と、前月の100.1から低下−速報値は99
• 現況指数は113.1に低下(前月115.2)−速報値は114.4
• 期待指数は89.3に低下(前月90.5)−速報値は89.1
ミシガン大の消費者調査ディレクター、リチャード・カーティン氏は発表資料で「株価下落、インフレ率と金利の上昇、さらに中間選挙を巡るネガティブキャンペーンは、これまで消費者の信頼感を押し下げる要因にはなっていない」としつつ、「言うまでもないことだが、消費者がそうした要素の影響から免れることはない」と指摘した。
耐久財の購入環境に関する指数は163に低下(前月164)。10月速報値は166だった。
1年先のインフレ期待は2.9%(前月2.7%)。5−10年先のインフレ期待は2.4%(前月2.5%)だった。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題:U.S. Consumer Sentiment Cools on Buying Conditions for Durables(抜粋)
(統計の詳細を追加し、更新します)
イタリア:S&Pの格下げ回避−見通しは「ネガティブ」
Lorenzo Totaro、Hari Govind
2018年10月27日 9:10 JST
• 「BBB」に据え置き−投機的格付けを2段階上回る
• ムーディーズは先週、イタリアの信用格付けを引き下げていた
S&Pグローバル・レーティングは26日、イタリアの信用格付けを「BBB」に据え置くと発表した。見通しは「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げた。
S&Pによる今回の変更は予想されていたほど大幅ではなかった。「BBB」はジャンク級(投機的格付け)を2段階上回る。ムーディーズ・インベスターズ・サービスは先週、イタリアを格下げし、投機的格付けを1段階上回る水準としたが、見通しは「安定的」に設定していた。
S&Pは発表文で、「イタリア政府の経済・予算計画は民間セクターへの投資を押し出すことになり、同国の経済成長を弱める恐れがある」と指摘。「同計画はイタリアの従来の持続的な財政再建の道筋の転換を示し、過去の年金制度改革を一部緩める」とも記した。
一方、イタリアのディマイオ副首相はツイッターで、「格付け各社は国民の福祉を評価するわけではないが、政府に反対し続けるためにS&Pの判断を待っていた者にとっては悪いサプライズになった。イタリアの格付けが維持された」と表明。「われわれは前に進む。変化が起きる」と書き込んだ。
原題:Italy Escapes a Second Rating Downgrade a Week After Moody’s (1)(抜粋)
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ロシア中銀:政策金利7.5%に据え置き、大方の予想通り
Olga Tanas、Anna Andrianova
2018年10月26日 20:02 JST
• 調査に答えたエコノミスト41人中39人が据え置きを予想していた
• インフレ率は年内に4%を超え来年前半に6%に達する可能性
ロシア中央銀行は26日、政策金利据え置きを発表した。インフレリスクは根強いものの、先月の意表を突いた利上げの後、いったん引き締めを停止した。
中銀は1週間物入札レポ金利を7.5%に据え置いた。ブルームバーグの調査に答えたエコノミスト41人中39人が据え置きを予想、2人は7.75%への利上げを見込んでいた。
ユダエワ第1副総裁によれば、消費者物価の伸びは先月3.4%に加速。これは当局の想定内なものの、中銀はインフレ率が目標とする4%を年内に超え、来年前半に6%に達する可能性があるとみている。
原題:Bank of Russia Holds Rate in Pause for Inflation Threats to Come(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-26/PH7CNU6S972A01
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- 貿易戦争過熱、中国は再び「レアアース砲」放つ構え 難解な中銀の言い回し、市場は「暗号解読」トランプFRB攻撃の5ポイント うまき 2018/10/27 15:54:04
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