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IMFが公表した日本の財政「衝撃レポート」の中身を分析する それでも消費増税は必要ですか(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/804.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 10 月 15 日 07:50:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 



IMFが公表した日本の財政「衝撃レポート」の中身を分析する それでも消費増税は必要ですか
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57978
2018.10.15 橋 洋一 経済学者 嘉悦大学教授 現代ビジネス


やっぱり日本のメディアは報じないが…

消費税増税の外堀がさらに埋められた。安倍総理は、15日の臨時閣議で、来年10月に予定している消費税率10%への引き上げに備えた対策を早急に講じるよう指示する。この臨時閣議は、首相が16日から訪欧するために開催されるもので、西日本豪雨や北海道地震の災害復旧費などを盛り込んだ平成30年度補正予算案が決定される。

消費増税の足音が近づいてきているが、前回の本コラム(「消費増税で国民に負担を強いる前に、政府がいますぐにやるべきこと こんな順番では納得できない」 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57879)では、消費増税前に、政府保有株の売却などやるべきことがあると指摘した。

今回は、その続きの一つとして、IMF(国際通貨基金)が公表した重要なレポートを紹介しよう。先週も指摘したように、IMFは財務省出向職員が仕切っている側面もあり、単なる財務省の代弁としか言いようのないレポートもあるのだが、財務省の出向職員があまり手を出せないスタッフペーパーのなかには、いいものもあるのだ。

今回紹介するものはその類いである。それは、今月の公表された「IMF Fiscal Monitor, October 2018 Managing Public Wealth」(https://www.imf.org/en/Publications/FM/Issues/2018/10/04/fiscal-monitor-october-2018)である。

これは、各国の財政状況について、負債だけではなく資産にも注目して分析したものだ。このレポート、海外メディアの注目度は高い(たとえば https://jp.reuters.com/article/imf-g20-breakingviews-idJPKCN1ML0NF)が、日本のメディアではさっぱり取り上げられない。だからこそ、紹介する価値があるというものだ。

筆者が大蔵省時代に、政府のバランスシート作りに取り組んだ経緯は、前回のコラムでも少し触れたが、レポートを見る前に、その当時の世界の情勢も加えておこう。

筆者がバランスシートづくりに取り組んだのは、1990年代中頃であるが、その当時、アメリカなどでさえ、政府のバランスシート作りにはまったく手がついていなかった。その意味で、筆者はこの分野での先駆けであったことを自負している。

そこで、筆者がその考え方(企業と同じように、政府もバランスシートによって財政を評価するべきだということ)を諸外国の財政当局の担当者に話すと、興味津々であった。そのおかげで、アメリカなどのアングロサクソン系国家から、「そのバランスシート作りについて、日本のやり方を教えてほしい」という要望があり、かなりの数、海外出張に行った記憶がある。

さて、それを前提にIMFのレポートに話を戻そう。上記のIMF報告書の33ページのAnnex Table 1.2.3には、各国データの「availability」がある。要は、各国がこの「バランスシート」の考え方を導入した年代が分かるわけだ。

日本は他先進国とともに、一番早い2000− となっている。ここの記述はやや不正確であり、日本は1995− が正しいと思う。筆者の記憶では、日本が1995年ごろにバランスシートをつくり、他先進国はその後2年くらいでできあがったはずだ。

これには、ちょっとした理由がある。日本の政府バランスシートは1990年代中頃に作られ、世界最先端を行っていたのだが、その公表は封印されたのだ。

大蔵省はそれまで、バランスシートではなくその右側だけの負債だけを都合よく利用して財政危機を訴えてきたので、包括的なバランスシートが出来てしまうと、それまでの説明に矛盾が生じてしまうからだろう。大蔵省だからというわけではないだろうが、このバランスシートは「お蔵入り」と言われたことは覚えている。

その後、2000年代になって小泉政権が誕生すると、財務省内からも「そろそろ政府のバランスシートを公表したほうがいい」と言う声が上がり、そこに例の「埋蔵金論争」などもあったことから、結局バランスシートを公表するようになった。

それからは、財務省のホームページにはバランスシートが公表されている(https://www.mof.go.jp/budget/report/public_finance_fact_sheet/index.htm)が、これについては財務省がマスコミにまともなレクチャーをしないから、ほとんど知られていない。債務の大きさだけを強調し、財政再建が必要だと主張するためだ。財務省も財務省だが、財務省からレクを受けないと記事が書けないマスコミも情けない。

いずれにしても、2000年代から各国でバランスシート作りが盛んになり、データも蓄積されてきたところなので、IMFでも各国のバランスシートについて分析できるようになったのだろう。

グラフをみれば一目瞭然

さて、当該のIMFレポートでは、主に一般政府(General Government)と公的部門(Public Sector)のバランスシートが分析されている。

一般政府とは中央政府(国)と地方政府を併せた概念である。一方の公的部門とは、中央銀行を含む公的機関を含めたものだ。

筆者は、これまで統合政府という概念でバランスシートを論じることが多かった。例えば、2015年12月28日「『日本の借金1000兆円』」はやっぱりウソでした〜それどころか…財政再建は実質完了してしまう!」(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/47156)などである。

この場合、筆者が考慮するのは中央政府と中央銀行だけにしているが、ネット資産(資産マイナス負債)に着目する限り、これはIMFレポートの「公的部門」とほぼ同じである。というのは、地方政府と中央銀行を除く「公的機関のネット資産」はほとんどゼロであるからだ。

中央銀行も、形式的にはネット資産はほぼゼロであるが、中央銀行の負債は実質的にはないので、実質的なネット資産が大きくなるので、統合政府ではそれをカウントしているわけだ。そこで、統合政府のバランスシートをみれば、ネット負債はほぼゼロ……つまりネット資産もゼロとなっている。

これらを踏まえた上で、IMFレポートを見てみよう。

2ページの図1.1では、比較可能な国の「公的部門バランスシート」でのネット資産対GDP比がでている。



それによれば、日本の公的部門のネット資産対GDP比はほぼゼロである。これは、筆者の主張と整合的だ。まあ、こんな話は誰が計算しても同じである。

ここから出てくる話は、「巨額な借金で利払いが大変になる」というが、それに見合う「巨額な資産」を持っていれば、その金利収入で借金の利払いは大変ではなくなる、という事実だ。このため、日銀の保有する国債への利払いは、本来であればそのまま国庫収入になるが、それを減少させる日銀の当座預金への付利を問題にしているわけだ(詳しくは先週の本コラムを見てほしい)。

ギリシャ、イタリアと比べても…

続いてIMFレポートでは、一般政府バランスシートでのネット資産対GDP比も分析している。7ページの図1.4である。



ここでも、日本は若干のマイナスであるが、ギリシャ、イタリアと比べるとそれほど悪くない。

IMFレポートでは、どのような財政運営をすると、ネット資産がどのように変化するか、という分析を行っている。例えば、単に赤字国債を発行するだけだと、ネット資産は減少するが、投資に回せばネット資産は減少しない。その投資が生きれば、ネット資産は増加する……といった具合だ。

この観点から論をさらに進めれば、先週の本コラムに書いたような「研究開発国債」という考え方は容認できるだろう。もっとも、今の財務省の経済音痴では、そのような新手は望むべくもないだろうが。

このほかにも、ネット資産は財政状況をみるのに使える。理論的には、ネット資産が限りなく減少すると(数学的な表現では、マイナス無限大に発散)財政破綻、ということになる。IMFレポートではそこまで書いていないが、35ページのAnnex Table 1.3.1.において、長期金利と一般政府でのネット資産との状況について、回帰分析を行っている。

その含意は、「ネット資産が少なくなると、長期金利が上昇する傾向がある」となっており、理論面でのネット資産と財政破綻の関係と整合的であることが示されている。

そこで、一般政府でのネット資産対GDP比とその国の信用度を表すCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)レートの関係の相関を調べてみた。



これをみるとかなりの相関があることが分かる。筆者はCDSのデータから、その国の破綻確率を計算し、例えば、日本は今後5年以内に破綻する確率は1%未満であるといっている。この話は、日本のネット資産がほぼゼロであることと整合的になっている。

こうした話は、本コラムでこれまでにも書いている。昨年来日したスティグリッツ教授が、経済財政諮問会議の場でも「日本の財政負債は大半が無効化されている(から財政破綻にはならない)」といっている。

そのとき、日本の増税学者は「スティグリッツが間違っている」と強気だった。これに対し、筆者はもしそうなら、スティグリッツに手紙を書き謝罪文をもらうべきだといった。いまだに、スティグリッツから謝罪文がきたという話は聞いていない。

すり替え、が始まった

財政破綻を訴え増税を主張する人たちは、それでもやはり消費増税を強行するのだろうか。IMFレポートをみれば、財政破綻というロジックが使えなくなったことは歴然なのに……。と思っていたら、増税派は「財政破綻を回避するために」という論法ではなく、「将来の年金など社会保障のために増税すべき」と、新しい言い方に変え始めている。これには失笑するほかない。

筆者は、社会保障の将来推計の専門家である。社会保障の将来像などを推計するのはそれほど難しくない。かつては、「財政問題のストック分析:将来世代の負担の観点から」(https://www.rieti.go.jp/jp/publications/summary/04030014.html)という論文も書いている。

今更「社会保障が重要」などという暢気なコメントを出すような人より、ずっと前からこの問題については考えている。

何より、社会保障財源として消費税を使うというのは、税理論や社会保険論から間違っている。大蔵省時代には、「消費税を社会保障目的税にしている国はない」と言い切っていたではないか。

そんなデタラメに、まだ財務省がしがみついているのかと思うと、心の底から残念で仕方ない。

社会保障財源なら、歳入庁を創設し、社会保険料徴収漏れをしっかりとカバーし、マイナンバーによる所得税補足の強化、マイナンバーによる金融所得の総合課税化(または高率分離課税)といった手段を採ることが、理論的にも実践的にも筋である。

それらを行わずに、社会保障の財源のために消費増税を、というのは邪道である。さらに、景気への悪影響も考えると、いまの時期に消費増税を行うというのは尋常ではない。

少々難解かもしれないが、ぜひともIMFレポートなどを読んで、「消費増税の是非についての認識を深めてほしい。


 

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コメント
1. 乳良〜くTIMES[795] k_uXx4Fggq1USU1FUw 2018年10月15日 10:46:29 : 6LdAMpxFHg : VHkrPGCLYjs[9] 報告
消費税が「貧乏人苛め税」であることは明らかなのに、「社会保障の財源」という主張をする政治家やエコノミストも酷いが、騙される庶民もだらしない。

抑も財政危機の国の通貨は暴落して国民は物価高に苦しむ筈なのに、ノー天気な連中はアホノミクスによる円安株高を喜んでいる。

コレだけでも「日本の財政危機の嘘」の証拠として充分だ。

ファストフード花盛りの国で「外食は軽減税率に非ず」も、ふざけている。食品は非課税、という国も結構あるのも、大きな声で言おうとすると、罪務省に口を塞がれる。

消費税も、原発と同じで情報歪曲、民主主義圧殺の上に成り立っていることが解る。

2. 2018年10月15日 11:47:48 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[1542] 報告

>やっぱり日本のメディアは報じない

今時、reuterくらい、普通のリテラシーがあれば見てるのでは?

http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/796.html
日本の純資産はプラマイゼロ、IMFの新国富論


>財政破綻を訴え増税を主張する人たちは、それでもやはり消費増税を強行するのだろうか。IMFレポートをみれば、財政破綻というロジックが使えなくなったことは歴然

財政破綻の心配など、元々、財務省はしていないだろう

それよりも、国家債務の増大による金融不安定性の拡大、その結果としての

金融システムの不安定化と、銀行融資の減少

そして企業投資の減少や正規雇用の減少など、生産システムの空洞化や非効率化がより深刻な問題


あと、消費者視点で言えば、通貨安とインフレリスクの拡大による絶対的な貧困化リスクの増加というのもある

つまり消費税増税が、必ずしも悪いことばかりというわけでもない



[18初期非表示理由]:担当:要点がまとまってない長文orスレ違いの長文多数により全部処理

3. 2018年10月15日 11:55:50 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[1540] 報告

ただNHKが水野のような一部の経済人を使って煽っているような

債務リスクは、日本の財政に関しては単なる妄想に過ぎないことは当然だ


もちろん、一方で、産業が脆弱で、浪費的な国民を抱えるポピュリスト国家においては

債務の拡大が悲惨な現実を招くことも、言うまでもないから


いずれにせよ、現状の低レベルで膨大な人類を抱える世界において

底辺層も含めた実質生活水準の維持にとって重要なのは、

未だに生産と消費の効率をいかに高めるかという低レベルの問題だということだ

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20181014
マネー・ワールド
〜資本主義の未来〜
第3集  借金に潰される!?
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初回放送
2018年10月14日(日)
午後9時00分〜9時49分
関連ジャンル
経済

爆笑問題と共にお届けする経済エンターテインメント。第3集はかつてないほど膨らんだ世界の「借金」に切り込む。各国で発行され、金融機関を通じて個人・企業・国家に貸し出された通貨は空前の規模に達し、IMF(国際通貨基金)によれば世界の借金の総額は164兆ドルに上る。日本円にすると約1京8500兆円だ。資本主義の歴史上、大きな危機が迫っているとIMFは警告を発した。
アメリカでは、学生ローンの総額は1兆5000億ドル(約170兆円)に達し、奨学金の返済が滞っている人は、史上最多の690万人に上る。多重債務者が380万人、成人の人口の1割ほどに及ぶ韓国では、政府が一定の条件のもとで個人の借金を肩代わり(減額・帳消し)するという驚くべき政策に踏み切った。背景には、借金の苦しむ人びとを「市場に戻す」、つまり生産し消費する存在に戻す目的がある。
そもそも資本主義において借金は、事業を開始したり拡大したりするために欠かせない、いわば「成長のエネルギー」とされてきた。ところが現在は、経済成長よりも借金が膨らむスピードが早過ぎて、むしろ経済活動の「足かせ」となっている状況だと指摘されている。個人だけでなく、企業も政府も巨大な借金に苦しんでいる。プエルトリコでは、政府が借金によって財政破綻に追い込まれ、医療や教育などの行政サービスが停止状態に陥った。さらに、借り手を求める金融機関のマネーがアジア各地に流れ込み、高い金利に苦しむ人びとが現れる事態も生まれている。
「借金漬け」となった私たちはどうすれば救われるのか? 世界で始まった新たな取り組みから考える。

予告動画

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関連放送
第1集  お金が消える!?
第2集  仕事がなくなる!?
第3集  借金に潰される!?



[18初期非表示理由]:担当:要点がまとまってない長文orスレ違いの長文多数により全部処理

4. 2018年10月15日 22:06:22 : UGd5uG6y2Q : _7yrpMxYnqY[259] 報告
必要さ ゾンビのために 増税は
5. 2018年10月16日 09:17:54 : Ef236fAa4M : IuOMV0v5Lh0[359] 報告
3%導入時に既に
「福祉の為に使う税金です(だから反対する奴は悪人)」
ってほざいてた国だし

実際には福祉目的税は消費税とはまた別に導入されたわけだけど

6. みずほ[-66] gt2CuILZ 2018年10月16日 11:00:03 : GHKbRrR42c : f9BdDu2Hy4c[2] 報告
10%の方が計算はしやすいけどね。
7. はろー[1446] gs2C64Fb 2018年10月16日 12:19:54 : uFCT5UT0Y6 : Gxib1H9DNVQ[651] 報告
消費税を0ゼロにすれば、計算しなくて済むよ。
8. 地下爺[3036] km6Jupbq 2018年10月16日 14:18:44 : ygnIofYuD6 : wi1STPEnmmE[-165] 報告


   アメリカ様に 献上する お金が 足りません。

   全世帯型の社会負担制度への 寿司 じゃない 推進を進めよう !!


                   by 安倍晋三@山口4区


◆画像の引用元◆
安倍自民党の「日本を取り戻す」とは、米国の命令に、いいなりになる!
という事!衆院選が日本の命運が決まる!
http://kimito39gmailcom.blog.fc2.com/blog-entry-6614.html


   

9. 2018年10月16日 14:33:25 : XBKkH77k62 : wJ715dNuJag[2] 報告
時計どろぼう、ゴミ人間、高橋洋一、
10. 2018年10月16日 15:25:29 : P5hlv5X5EE : 9yqCQ0F_RIo[4] 報告
高橋洋一さんが言っていることは、換金性の高い金融資産と換金性が低い(土地建物道路や港湾などインフラなど)非金融資産を日本の債務から差し引けば、
黒字だから、日本の債務は問題無いってことでしょう。

しかし、日本の港湾は全て赤字のように、非金融資産は資産価値が低いから民間企業が作らなかったので、
代わりに国や地方自治体が作って来たので、そもそも資産価値が低い。

そして、債務の肩に換金性したい時に、国や地方自治体側の言い値で買ってくれる買い手がいるのか?甚だ疑問。

金融資産にしても、外貨準備や年金の積み立て資金なとで、
外貨準備は海外のヘッジファンドなどが「円売り」を仕掛けて来た時などに、
日本政府がドルを売って円を買うために必要。
だから、借金の返済に使うのは難しい。

そして、年金の積み立て資金を政府や地方自治体の借金の返済に使えば、国民に年金を支給出来なくなるので、これもなかなか借金の肩に出来ない。

そもそも国の債務や財政は、総債務から外貨準備や年金資金など換金性の高い金融資産を差し引いた『純債務』対GDP比で見るものだと思うが。

それにおそらく日銀が保有すること国債資産まで差し引いていると思うが(高橋洋一さんはそのようにネットなどで主張しているので)、
日銀が保有する膨大な量の国債資産はあくまでも日銀の資産であるので、
日本政府の債務から差し引けない。

もし、それが可能だとしたら、その日銀が保有している膨大な量の国債資産の価値がゼロになり、日銀は債務超過に陥るので。

日銀の負債である『当座預金』には銀行などから莫大な資金が預けられていて、
そこに日銀は付利、金利を付けているので。

日銀が債務超過に陥ると、日本政府は日銀に公的資金を投入することになるから、日本の国民の負担が大きくなってしまう。

なので、高橋洋一さんが主張するネット資産という概念は、国の債務や財政を見るのは、不適とであろう。

それを見るなら、「純債務対GDP比」であり、日本のそれは152%(2016年)で、財政悪化が叫ばれているイタリアの120%よりも高い。

だから、日本の債務は大きく、財政はかなり悪いと認識すべきだろう。

そして、私個人は、消費税の税率を引き上げていくことに賛成する。

安倍首相が言語道断なのは、このような厳しい財政状況で、二度も消費税の増税を先送りしたこと。

(「増税をせず、異次元の金融緩和をもっと吹かそう。」と主張している山本太郎氏も言語道断。)

それで日本の財政の将来的な持続可能が大きく損なわれてしまったので。

11. 2018年10月17日 01:00:49 : yhqgtQH9sI : mPRqr01Fkuw[927] 報告
>10は「意味不明」「支離滅裂」の経済産業省「チビコロ世耕」が雇ったネトウヨ❗

60年間続いた自民党政権時代、国民の年金を湯水の如くハコモノに流用し、アホ安倍政権になってからはGPIFで大損失を出し、そのツケを「年金カット法」で国民に押し付ける。

☆☆☆官僚機構が私物化する「特別会計」❗
その「特別会計」に群がる、米国、大企業、官僚、財界etcがこの国を支配している。まさに汚物❗


どこまで国民から搾取すれば気がすむのか❗どこまで腹黒い議員集団なのだ❗

この「特別会計」なくせ❗
そうすれば「消費税増税」など全く必要なし❗

12. ぢっとみる[281] gsCCwYLGgt2C6Q 2018年10月17日 14:08:06 : LLC16YRhF6 : 2yUQTAqpjc8[281] 報告
>>6. みずほ さん
> 10%の方が計算はしやすいけどね。

>>7. はろー さん
> 消費税を0ゼロにすれば、計算しなくて済むよ。

はろーさん へ
ぢっとみる より、
「んだ」。

13. 2018年10月17日 14:36:32 : HY88EuMrDk : S7lj3C_W7N0[1] 報告
>>10は財務省の犬だから、言ってることは半分以下しか正しくない。
全部間違っていれば、論として成り立たないのだから、部分的に正しいことも
リークする所が財務省のいやらしいところだ。
そういう意味では、高橋某も似たようなものかもしれない。

間違った論同士を戦わせて、時間稼ぎと世論工作をした上で、美味しい消費税増税に持っていこうと言う、ヤラセだ。

視聴者は、こういう輩は日々新しい詐欺手法を開発している詐欺師の仲間の寸劇だと思って、このヤラセプロレスの中身を吟味したほうがいい。

>>10の間違いは、まずここから始まる。
>日本の港湾は全て赤字のように、非金融資産は資産価値が低いから
>民間企業が作らなかったので、代わりに国や地方自治体が作って来たので、そもそも資産価値が低い。

こういう人は多分、”高速道路も非金融資産は資産価値が低いから民間企業が作らなかったので、代わりに国や地方自治体が税金で作って来たので、そもそも資産価値が低い。”と言ってのけるだろう。

つまり、東名高速や名神高速の資産価値が低いそうだ。愚かにもほどがある。
資産価値が低い高速と資産価値が高い高速があり、その価値は、利用度によって左右される。そういうこともすべて無視しているのだ。高橋にも劣る詭弁である。
港湾についても、わざわざ言う必要もなかろう。

>金融資産にしても、外貨準備や年金の積み立て資金なとで、
>外貨準備は海外のヘッジファンドなどが「円売り」を仕掛けて来た時などに、
>日本政府がドルを売って円を買うために必要。
>だから、借金の返済に使うのは難しい。

ならば、安倍や麻生はなぜポンポンと外準を大統領の娘やIMFにプレゼントしているのだろうか?
そのときの説明では、”日本の外準は多すぎて使い道が無いので、プレゼントに使ったほうがいい。”と言う説明を財務省がしていたが、やはりそれは嘘だったと言わざるを得ない。逆にヘッジファンドがどうこうと言う話も嘘だろう。多すぎるのだから。

財務省の詭弁は、その都度、場当たり的に、その場だけを乗り切るために創作される作文なので、別の場面での言い訳との整合性など、まったく考えていない。

多分、頭がおかしいバカ揃いなのだろう。言っている事が、その都度矛盾しているのだから。あるいは、財務省職員全員が精神病か、国会でもよく記憶が飛んでいることが多いので、痴呆症を疑ったほうがいい。そういう組織なので、犯罪が横行しているのだ。

こういう頭の悪い説明をする位ならば、もっとストレートに、外準のほとんどは米国債なので、売らせて貰えない、動かせないと言った方が説明としてすっきりする。

>そして、年金の積み立て資金を政府や地方自治体の借金の返済に使えば、
>国民に年金を支給出来なくなるので、これもなかなか借金の肩に出来ない。

ならばなぜ、GPIFを通じて、リスク商品の株に資金を流しているのか?
もっと率直に、”株に資金を流してしまったので、引き上げると大暴落するので、
引き上げるときは大損が確定しているので、返済には使えません。”と言ったほうが正直だ。

それ以下の文は、消費税増税賛成までは、多分正しいのだろう。
日銀は債務超過寸前の綱渡りをやっていると、財務省の工作員が白状しているのだから、その通りなのだろう。

このように、財務省はわざと正しい部分と意図的に間違った部分をまぜこぜにして
一見論を戦わせているように見せかけて、衆寡を惑わすのだ。
そのまま鵜呑みにしては、庶民は詐欺師に金を盗まれるだけだ。
”頭のおかしい劇団員の小芝居に、払うチップなどびた一文も無い。”
これでいいのだ。

14. 2018年10月17日 16:36:03 : P5hlv5X5EE : 9yqCQ0F_RIo[7] 報告
>>13 さんへ

大前研一さんが、国土交通省の官僚に
「日本の港湾の多くは、赤字だ。」
と詰め寄ったら、
その官僚に
「違います。日本全国の港湾は、全て赤字です。」
と切り返されたそうだ。

15. 2018年10月17日 17:09:22 : P5hlv5X5EE : 9yqCQ0F_RIo[8] 報告
異次元の金融緩和とは、対米従属政策。

異次元の金融緩和の円安誘導政策により、「円安ドル高」にすることで、アメリカ国内に資金が還流させるように誘導することで、
アメリカの金融や経済を対米従属国の日本が支える政策スキームだから。

リーマンショック後、断続的に量的金融緩和を続けて来たアメリカが、
量的金融緩和を辞めて出口に向かうために、金利を上げたりすると、
その量的金融緩和によって起こして来た株や債券や不動産などの『資産バブル』が弾けそうになったり、経済が悪化しそうになるから。

それで、その量的金融緩和を辞めて出口に向かうアメリカに代わって、
対米従属国の日本とヨーロッパのECBが量的金融緩和(異次元の金融緩和)を行なって来ている。

そのため、日本は米欧よりも遥かにたくさん量的金融緩和を異次元までやり過ぎてしまい、未だに続けているので、
日本は米欧より遥かに量的金融緩和の出口が見えない、出口が無い状態に陥っている。

そのため、例えば、トランプ大統領の経済政策が失敗すると、また再びリーマンショック級以上のバブルが弾けたりなど世界的な不況になると、
日本の金融や経済、国民や国内企業へ大きな負担や被害を与える危険性がある。

→それを回避するためには、量的金融緩和を直ちに辞めて出口に向かう、対米従属を止めるために、中国やロシア、北朝鮮との関係を改善していく、
消費税の増税など『日本の財政の健全化』を進めることであろう。

日本の量的金融緩和(異次元の金融緩和)の一環で日銀やGPIFが株を買っているのは、それによって株価を吊り上げることで、安部政権が内閣支持率を上げるためであろう。

16. 2018年10月17日 20:15:32 : vwamyVhvDU : PFXi0G6aZkM[1] 報告
>>14
赤字というのにも色々ある。

全く船が来れない辺鄙なところに港を作れば、当然赤字である。

船という輸送機関の完全代替輸送機関ができれば、それも当然赤字である。

鯨など、もうほとんどとることができない海産物を水揚げするために作られた
港はもう使用しないのだから当然現在赤字である。

商船を呼び込むために、港の使用量を意図的にあえて安くして、商船に便宜を図る。
それも赤字である。

過去に大幅な黒字を重ねていたが、用途が無くなって、現在の単年度を見れば赤字である。

公共事業で何でもいいから作れといわれて、その地方に似つかわしくない高級な港を
ゼネコンに作らせた所為で、工費が大幅に上がってしまい、払えなくなった。それも赤字である。

そもそも港収入を設定していないから赤字である。

使用量をとれば黒字化できるが、政治家がそうさせないために赤字である。

財務省が過去の放漫財政で、観通し無く、とにかくどこにでも港を作らせたので
自国競合してしまい、ディスカウントしなければ使ってもらえないので赤字である。

港の使用方法が旧態依然としていて、臨機応変に変えていく能力がないから赤字である。

重複もあるが、即興に思いつくだけでも、これだけの違いがある。

単年度だけ見れば赤字と、総合的に見ても赤字、
どうしようとも船が入れないので赤字をごちゃ混ぜにしている時点で、

その言い分には何の根拠も無い。

17. 2018年10月17日 20:35:43 : UGHeT2zFuI : PNRg2sAm7cw[1] 報告
公共財の赤字には、一般的な意味での赤字と違った意味を持つ場合もあり、

その多くは赤字である。だが赤字だからといって価値がないというのは

極論であり間違いである。

そういうものはわずかに使用量をとるだけでも、黒字化できる。

国鉄時代は、ほぼ全てが赤字だったが、JRになると黒字になるなんて

話がおかしいと思わない方がおかしい。

あえて、そこの公共財を赤字にすることで、トータルで見て産業が振興するのならば、

そして、その振興した産業がより多くの黒字を稼いでくれるのならば、

トータルで観れば黒字なのだ。

高速道路で言えば、建設したときの約束どおりに無料にしていれば、

現在はどの場所のどの高速であろうと当然赤字である。

それをみて、赤字だから、資産価値がないとでも言うのだろうか?

18. 2018年10月19日 02:53:40 : EDX5mKFSTc : kKdakYEc5J4[34] 報告
これには、ちょっとした理由がある。日本の政府バランスシートは1990年代中頃に作られ、世界最先端を行っていたのだが、その公表は封印されたのだ。

そんなバランスシートとやらをみせに、見られるために、海外出行?
そしてIMFにも、
IMFに世界各国の懐具合を見せる 見られる、、何のために

世界最先端の馬鹿か!


いずれにしても、2000年代から各国でバランスシート作りが盛んになり、データも蓄積されてきたところなので、IMFでも各国のバランスシートについて分析できるようになったのだろう。

誰のためのデーターだ、何のためのバランスシートだ?

IMFレポートでは、どのような財政運営をすると、ネット資産がどのように変化するか、という分析を行っている。例えば、単に赤字国債を発行するだけだと、ネット資産は減少するが、投資に回せばネット資産は減少しない。その投資が生きれば、ネット資産は増加する……といった具合だ。

そんなことはIMFに教えるだけ害というもの。知る必要もないし、教える必要もない。
IMFが必要とするならば、勝手に調べさせればよい、汗までかいてわざわざ提供する必要はない、。

バランスシートの一律表記で各国の懐がIMFに握られる。


そのIMFが世界恐慌になるとの予測を流している。


IMFでも各国のバランスシートについて分析できるようになったのだろう。
そんな仕事は会計士に任せて置けばよい。

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