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「銀行口座を4つ持つだけ」 家計を黒字化する貯金術の仕組み
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180930-00000003-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 9/30(日) 15:00配信 女性セブン2018年10月11日号
「黒字システム」を作ればお金がみるみる貯まる?(イラスト/藤井昌子)
「支出が収入を下回ればお金は貯まる」──そんな当たり前のことは、言われなくてもわかっている。ところが、なかなか貯金額は増えないものだ。福岡県の専業主婦・大森久美さん(仮名)が話す。
「スーパーでの買い物や、子供の塾代の支払いのたびに、夫の給与口座からちょこちょこお金を引き出していますが、いつも月末にはスッカラカン。いつの間にかお金が減っていて、貯金が全くできません」
“貯金するために、すべきことは何か”と聞かれると、まず思い浮かぶのが「家計簿をつけること」だろう。なんとなくお金がなくなっていく状態を解決するためには、家計簿をつけて、毎月、どんな支出があり、どんな無駄な出費をしているのかを把握し、支出をスリムにすることが有効だ。
しかし、子育てなどで忙しくて家計簿をつける時間がなかったり、マメな性格ではないために長続きしなかったり、レシートをもらい忘れて曖昧な記入になったり、家計簿をきちんと細かくつけるのは、かなりハードルが高い。何より、「面倒くさい」と思っている人が大半だろう。
『人生を黒字にするお金の哲学』(WAVE出版)の著者で、これまで家計に関する多くのベストセラー本を生み出してきた、公認会計士の林總さんが話す。
「『家計簿をつけること』と『貯金を増やすこと』はまったくの別物です。家計簿は、無意識に使っている支出を大づかみするためのものとしてはよいですが、過去を記録するだけでは、未来の貯蓄には繋がりません」
そこで林さんが提案するのは、「銀行口座」を徹底活用する方法だ。ある調査によると、一世帯あたりの銀行口座数は平均でおおよそ「3つ」。半数以上の人が、「ゆうちょ口座1つ」と「メガバンク口座2つ」をとりあえず持っている。
ただ、多くの家庭では、口座を目的別に使い分けているわけではなく、ほとんどが「給与が振り込まれるメイン口座」と「カードの引き落とし口座」程度の使い分けしかしていないという。
「銀行口座を適当に使うのはもったいない。しっかり目的を持って複数の銀行口座を使い分け、『決まった支出は決まった口座の中から使うこと』を徹底すれば、お金の流れを可視化し、管理できるんです」(林さん、以下「」内同)
給料が振り込まれるメイン口座だけで家計を管理しようとすると、例えば住宅費や食費、通信費などに毎月いくら使っているのかがどんぶり勘定になり、無駄な支出が発生しやすい。
「給料が振り込まれたら、すぐに定額を引き出して、目的別に分けた複数の口座に振り分けてください。毎月“儀式”のようにそれぞれの口座にお金を振り分ける『黒字のシステム』さえ作ってしまえば、家計簿をつけて細かく家計管理する必要もなく、お金がみるみる貯まるようになるのです」
貯蓄口座は緊急時以外は手をつけてはいけない
黒字システムの作り方は、意外なほど簡単だ。
「毎月の支出を大まかに把握するため、最初の1か月だけは日々の支出を記録しましょう。大体把握できたら、【1】入金口座、【2】貯蓄口座、【3】引き落とし口座、【4】生活口座の4つを用意するだけです」
開設する口座はどこの銀行でもよい。とにかく口座が4つ揃ったら、あとは毎月、入金口座に振り込まれる給料を、3つの口座に振り分けるだけ。
「まずは真っ先に【2】貯蓄口座にお金を移動させましょう。貯蓄口座は、子供の教育資金や住宅のリフォーム費用など、将来に備えるためのもの。急な手術費用が必要になったなどの緊急時以外は、絶対に手をつけてはいけません。
あえてキャッシュカードを作らないなど出金のハードルを高くしたり、毎月決まった日に決まった金額を普通預金口座から自動で積み立てる『自動定期積立』などを利用して、問答無用でお金を移動させたり、いっそのこと定期預金にするのも有効です」
【3】引き落とし口座と【4】生活口座は、毎月手動で入金する。
「【3】引き落とし口座は、主に住宅ローンや光熱費など、毎月必ず出ていくお金を管理する口座です。一方の【4】生活口座では、食費や被服費、交際費など、毎月、額や量が変動するお金を管理します。
生活口座は月に数回、まとまった金額を現金で引き出し、『食費』や『子供関連費』、『レジャー関連費』など項目ごとに封筒に分けて、金額を書きます。その封筒のお金を使ったら、レシートを封筒に入れておくことで、後で見返した時に、何にいくら使ったのかがわかります」
生活口座のお金が余ったら、月末に【1】の入金口座に戻してプールしておく。月の支出は一定ではないため、ある程度のお金が入金口座に貯まっていれば安心だ。また、プールしたお金は、いざという時の出費や、旅行など自分の好きなことのためにも使ってよいという。
この仕組みを作れば、節約もしやすくなる。
「引き落とし口座で管理する、毎月支払いが強制されているものを『管理不能支出』、反対に、食費など生活口座で管理するものを『管理可能支出』といいます。
一見、管理可能な後者の方が調整が効いて、節約できそうな気がしますが、食費を削っても金額は微々たるもの。それよりも、あまり乗っていない車を処分し、駐車場代や保険代、ガソリン代を節約した方が、効果は高い。家計を見直す際は、まず引き落とし口座の中身である管理不能支出から見直すのがよいのです」
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