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コンビニ弁当の大定番「海苔弁」 実食比較でわかった各社の違い
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180924-00000003-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 9/24(月) 15:00配信
揚げ物がたくさん入ったセブン-イレブンの海苔弁
お弁当の定番「海苔弁」。大きな海苔がのったごはんと磯辺揚げや白身魚のフライなどのおかずがセットになっているパターンが多く、「どこの海苔弁も同じでしょ」と思う人も多いかもしれないが、実は細かな違いやこだわりがあるのだ。そこで、マネーポストWEBのコンビニグルメ担当A記者が、大手コンビニ3社の海苔弁を実際に食べ比べてみた。
こってり感は抑えめのセブン-イレブン
まずは、セブン-イレブンの「おかかたっぷり海苔弁当(麦飯)」(398円、税込み以下同)。その名の通り、麦が入ったごはんとたっぷりのった鰹節が特徴的だ。おかずは、タルタルソースがかかった白身フライ、小さめのちくわの磯辺揚げ、半分のコロッケ、鶏のから揚げ1個、漬物となっている。
海苔弁というと、比較的安価でその分おかずも少なめといった印象もあるが、この「おかかたっぷり海苔弁当(麦飯)」はおかずの種類も豊富でボリューミー。“海苔弁”というよりも“揚げ物ミックス弁当”といった雰囲気だ。
また、ごはんにたっぷりの“おかか”がのっているので、味付けも濃いめかと思いきや、意外と味付けがあっさりめなのも特徴的。揚げ物でボリューム感を出している割りに、全体的な味付けは落ち着いた印象で、“味が濃くて飽きてしまう”といったこともないだろう。
幕の内弁当レベルの満足感があるファミマ
続いて、ファミリーマートの「海苔弁当」(430円)。おかずは、タルタルソースがのった白身魚フライ、小さいちくわの磯辺揚げ、ソースがかかった半分のコロッケ、焼きそば、漬物の5種類。ごはんにはおかかと大きな海苔がのっている。
ファミマの海苔弁の大きな特徴は、大きな白身魚フライだろう。公式サイトによるとやく1.5倍にサイズアップしたとのことで食べごたえも十分。ふっくらとした食感もまた大きな魅力だ。
税込みで430円と、セブン-イレブンに比べると値段の方は少々高いが、その分全体的にボリューム感があり、満足度は高め。幕の内弁当などと同じような感覚でいただける海苔弁だ。
別添の醤油が活躍する“強め”なローソン海苔弁
ローソンの「これが のり弁当」(420円)は、大きな白身魚フライと大きなちくわの磯辺揚げをメインに、玉子焼きときんぴらごぼうが入った海苔弁。弁当箱の対角線くらいの磯辺揚げは、ほかの2社とは比べ物にならないくらいの大きさだ。
そして、何よりうれしいのがタルタルソースと醤油が別に添付されていることだろう。タルタルソースを白身魚にたっぷりかけて、醤油を磯辺揚げにかければ、美味しさの幅も広がる。さらには、醤油をごはんにササッとかけることで、これまた味の変化を楽しむことができる。
ごはんと海苔の間には、おかかと昆布がのっていて、全体的に味の印象がかなり強いのも特徴だ。濃い目な味付けで、ガッツリ食べたいときにおすすめの海苔弁となっている。
同じような具材を使っていても、それぞれに特徴があるコンビニ3社の海苔弁。好みの海苔弁を探してみるのもいいかもしれない。
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