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リーマン危機10年、「低金利で借金に抵抗感ない」 渡辺博史・国際通貨研究所理事長
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180920-00000013-fsi-bus_all
SankeiBiz 9/21(金) 7:15配信
国際通貨研究所の渡辺博史理事長
リーマン・ショックから10年。識者の認識について、渡辺博史・国際通貨研究所理事長に聞いた。
−−主要国の債務が膨らんでいる
「金利が低いから、やや抵抗感がないまま借りていると一般的に言える。それに、民主主義の国はポピュリズム(大衆迎合主義)化すると、政治家は国民に『税金を払え』という元気がなくなり、『お金を借りれる間はひたすら借りまくろう』という発想になりやすい。国民に辛いことを言える良識と基盤を持った政治家が必要だ」
−−金利が上昇し、返済負担がのしかかるリスクは
「(そうした事態が)起きるか起きるないかは分からない。だが、いざ起きたときに備えてのバッファー(緩衝材)は必要だ。国はお金の入りと出のタイミングのずれを債務で調整する。債務をゼロにする必要はない。しかし少なくとも債務残高対GDP(国内総生産)比を増やさないようにしなければならない」
−−日本のリスクは
「財政の信任が失われることだろう。日本の財政に対するガバナンス(統治)が良いという見方はやや思い込みだ。日々の市場での国債取引の中では海外投資家の比率が高い。彼らが国債を売り始めると、金利は大きく動いてくるだろう」
−−トランプ米政権は財政出動に積極的とみられた
「財政赤字を増やしていいとは言っていない。ただ貿易摩擦などが財政に負担になる可能性がある。7月には中国からの報復関税で悪影響を受ける農家に最大120億ドル(約1兆3000億円)の救済策を行うと発表したが、財源は国債で調達せざるをえない」
−−中国が米国債を売り、米金利の上昇につながるのではという観測もある
「米国の金利が上がれば中国の金利も上昇する。中国が進める不良債権処理は、金利が上がれば苦しくなる。それは中国もよく分かっていると思う」
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