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不祥事相次ぎ本腰…金融庁の徹底検査で地銀は戦々恐々(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/152.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 8 月 09 日 19:51:25: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


不祥事相次ぎ本腰…金融庁の徹底検査で地銀は戦々恐々
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/234990
2018年8月9日 日刊ゲンダイ

 
 地銀不正の遠因はこの人(C)日刊ゲンダイ

「いったい、どこまで調べられるのか」――。全国の地銀幹部が戦々恐々としている。金融庁が地銀の徹底検査に乗りだしたからだ。

「どうやら全国106地銀の大半を検査するようです。すでに首都圏にある地銀の検査に着手したという話も伝わっています。驚くのは、トップだけでなく社外取締役や支店長、取引先までヒアリングの対象になっていることです」(金融関係者)

 金融庁が地銀を本格検査するのは、不祥事が相次いでいることと、経営内容に不安を持っているからだ。

 実際、「スルガ銀」「東日本銀」と不祥事が続出している。「東日本銀」は根拠不明な手数料を2年余りで4億6000万円もコッソリ徴収していた。加えて、必要以上に融資し、余った分を預金させる禁じ手もやっていた。「スルガ銀」や「東日本銀」が不正に手を染めるのは、地銀全体の経営が行き詰まっているからだ。

 地銀の17年度決算は過半数の54行が赤字で、うち12行が2期連続、40行が3期以上連続の赤字だった。元凶は日銀の異次元金融緩和だ。金融ジャーナリストの小林佳樹氏が言う。

「ゼロ金利政策で利ざやが稼げなくなった上、日銀が好条件で社債をどんどん買うので、企業が地銀からおカネを借りてくれない。企業は銀行に借りるより、社債を発行した方が金利負担が軽いですからね。地銀関係者はカンカンですよ」

 7日現在、日銀の社債、CP(コマーシャルペーパー)保有残高は5兆円を超える。その分、銀行の融資機会が奪われたのだ。小林佳樹氏が続ける。

「もはや、地銀は小手先のリストラや合理化では間に合わない。今後、大規模な合併つまり淘汰が一気に進むでしょう」

 金融庁の有識者会議が4月に東京都を除く46道府県の地銀の経営状況を調べたところ、地銀1行しかなくても、単独で存続するのが難しい地域が23県もあるという。検査の結果、合併や破綻に追い込まれる地銀が出てくるのではないか。
















 

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コメント
 
1. 佐助[5913] jbKPlQ 2018年8月09日 21:58:17 : RbPZf2tsH6 : K9EhTpDjOxI[332]
根拠があるが,産業革命の進捗工程で変わる,歴史の周期では,避けられないことになる。

信用恐慌の早期脱出のためのマニフェストの実行が遅れているので、地方銀行の取り付け騒ぎや倒産が避けられなくなる。そして、予告どおり全国の銀行のモラトリアムが発生する。

その前兆として、2008年9月のアイスランド共和国の銀行モラトリアムから、次の教訓をまなぶ必要があります。

@高金利で外国からの資金を集め、自国のバブルを膨張させ繁栄させた国家は、バブルが崩壊すると、デフォルト(支払い停止)せざるをえなくなる。

Aバブル崩壊で外国からの資金が逃出すと、株・土地・債権・通貨が大暴落する。

B外国からの資金が逃げ出すと、カネの流れが逆流して貸手の円ドルが上昇し、自国通貨は暴落するため、物価高騰・品不足・購買力激減で、経済は大混乱する。

C国家・銀行・企業・国民の各レベルで、デフォルトを発生させ、国民は自国の通貨より強い通貨を選好するようになる。

D国内国外からの消費者カードの引出しが停止され、パニックは国境を超える。

そして金持ちだけ救済、貧乏人は自己責任のツケにしたために,1998年から2008年から2018以降に先送りされた,金融恐慌の二番底・三番底は,安倍政権のアベノミクスと経済指数の蜃気楼化で避けられない可能性が高い。

ただし原発ゼロで産業革命を大胆に前倒しすると避けられるはずです。


2. 2018年8月09日 23:00:58 : wTqrxDwRMY : vEeN2335v8Q[705]

 愛は 30年も前から 銀行を 目の敵にしていた 潰れるべきだと主張してきた

 愛は 保険も 要らない 要らないようにすべきだと 主張している
 


3. 2018年8月10日 19:00:41 : vMo3WR47xU : eGWDBKAoKvI[93]
緩和とは 地銀にとどめ 刺す一手

4. 2018年8月11日 09:28:04 : jXbiWWJBCA : zikAgAsyVVk[1279]
【第94回】 2018年8月11日 

不況でも倒産しない会社は好況時に何をしているか
好況期にこそ経営者がやるべきこととは?

松下幸之助さんが唱えた
「ダム経営」の大切さ

小宮一慶・小宮コンサルタンツ代表

 2012年12月に始まった景気回復局面は今も続き、業績が好調な中小企業が増えています。しかし油断はできません。景気は必ず循環します。好況の後には必ず不況が訪れます。いついかなる時でも企業を維持発展させるために、経営者は好景気のときこそ、「治に居て乱を忘れず」の心構えでいなくてはなりません。

 松下幸之助さんは「ダム経営」を唱えました。「ダム経営」とは、ダムに水をため、必要に応じて徐々に流していくように、ヒト・モノ・カネの経営資源、特に資金に余裕を持ち、好況時にはそれをダムのようにため、不況のときでも安定的な経営をしなさいということです。

 実例を紹介しましょう。私のお客さまに、機械の販売とメンテナンスを手がけている会社があります。10年前、リーマンショックが起こり、景気が急激に悪化しました。すると、その会社の多くの顧客も業績が悪化して設備投資をする余裕がなくなり、新しい機械は売れなくなりました。

 しかし、当時、私のお客さまの会社には資金的な余裕があったため、販売不振などで仕事があまりなくなっていた社員を顧客サービスに回し、顧客が保有する機械が耐久年数を超えていても、1年でも長く稼働するようメンテナンスに力を入れました。時には、無料や格安でメンテナンスを行ったということです。

 しばらくすると景気回復が始まり、顧客にも設備投資の余裕が生まれてきます。新しい機械の導入を決めたとき、どこに声をかけるのかは明白です。

 一方、景気が落ち込んだときに、もし自社に資金的な余裕がなかったら、経営者は自社の立て直しで手いっぱいになり、顧客をサポートする余裕はなかったでしょう。

まずは手元流動性を十分にし、
自己資本比率を高めること
 自己資本比率(返済の必要のない純資産÷資産)が低い会社は、景気変動への抵抗力が弱いといえます。景気が良いときは負債が多い、つまり、借金まみれでも会社は回るものです。運転資金が不足しても銀行が貸してくれます。しかし景気が悪くなれば、銀行は手のひらを返して貸してくれなくなり、立ち往生してしまいます。私はそういう会社を何社も見てきました。

 そこで、景気や業績が良くて、手元流動性(現預金など自社でコントロールできる資金)に余裕が生まれたときは、自己資本比率の低い会社は、まず財務改善を行う。借金を返すということです。それでも余裕がある場合は、自己資本比率を一定以下(たとえば20%など)に落とさない範囲で設備投資をすることを検討してください。自己資本比率が高い会社は、このことを気にすることはありません。

 ただし、手元流動性が十分にない会社は、借金返済と現預金のバランスが重要です。中小企業の手元流動性の目安は、月商の1.7ヵ月分、資金がボトム(一般的には給料日から月末までの間)になるときでも1ヵ月分を用意しておくのが適切と私は考えています。

 理論的には資金がボトムになるとき、1円でもあれば倒産することはありませんが、取引先の都合で予定していた資金が入ってこない事態も想定できます。手元流動性が少ない会社は、資金が余ったからといってすべてを借金返済に使わずに、手元流動性を上で述べた基準程度に確保しておくことが大切です。その上で、借金返済をするのです。企業はお金がなくなったときに潰れるのです。

 ですから、手元流動性が極端に低い場合には、借金をしてでも、つまり、自己資本比率を落としてでも、手元流動性を確保することが大切なのです。あくまでも優先順位は、手元流動性が上で、それが十分に確保できてから自己資本比率のことを考えてください。

景気が良いときほど、
会社が「小さくなる能力」を身につける
 設備投資をする場合でも、同時に会社が「小さくなる能力」を持っておくことがとても大切です。好況時には仕事が増えるため、社員を増やし、設備投資をしたくなりますが、すべてを拡大・拡張で賄わずに、仕事を一定比率外注するのが有効な場合も少なくありません。

 外注すれば利益率は落ちますが、景気が悪くなって仕事が減ったときに外注分を削減することで、会社と社員を守ることができます。これが「小さくなる能力」です。それをせずに、中途半端に会社を大きくすると、景気が悪化したときに対応できません。固定費は売上高が落ちても減らないのです。

 繰り返しますが、景気が良いからといって背伸びをしないこと。私利私欲、公私混同など、経営姿勢が根本から狂っている経営者は論外として、一所懸命に経営をしているにもかかわらず会社を潰した経営者には、事業欲が強い人が目立ちます。それ自体は否定しませんが、成功と失敗は紙一重です。無理な拡大、それも借金を使った拡大にはリスクが大きい場合が少なくないのです。

 運良く成功をつかむことができれば、素晴らしい経営者とたたえられますが、失敗すれば会社を倒産させ、社員を路頭に迷わせ、取引先や銀行にも迷惑をかけてしまいます。手元流動性を確保し、さらには、自己資本比率をある一定以上に保つなど、経営者には成長と安定のバランス感覚が求められます。景気が良いときこそ、成長と安定のバランスを見直すときなのです。

(小宮コンサルタンツ代表 小宮一慶)



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