http://www.asyura2.com/18/hasan127/msg/694.html
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(Baidu's self-drive buses enter 'mass production': BBC NEWS)
https://www.bbc.com/news/technology-44713298
科学技術
百度の自動運転バスが「大量生産」に入る
2018年7月4日
Getty Images
アポロン・バスにはハンドルが取り付けられていない
中国最大級のテクノロジー企業が自動運転バスの大量生産を始めたと発表した。
百度は中国南東部・福建省の同社工場で100台目のアポロン・バスを生産したことを受けて、これを表明した。
同社は、この乗り物はまず中国諸都市の市内で商業利用されると述べたが、外国市場を目標にしているとも付け加えた。
同社は「レベル4自動運転」バスの販売競争を行う数社の1つだ。
この分類は運輸技術団体SAEインターナショナルが設定したもので、直接運転せよとの要請に人間が適切に対応できない場合でも、大部分の運転状況に対処できる高度に自動化された運転システムがこれに当てはまる。
これは最高等級であるレベル5の1段階下だ。レベル5では未舗装道路や通常と異なる天候状況など、想定される全ての運転状況に対応範囲が拡大される。
李彦宏(英語名Robin Li)・百度CEOは北京で開催された同社の年次AI開発会議でこの計画の詳細を説明した。
Baidu
アポロンの大きさは通常のバスの約3分の1だ。
「2018年を自動運転商業化元年にする」と、彼は述べた。
「中国は過去には安価な日用品を世界に輸出した。将来はAI技術を世界に輸出するだろう。」
ソフトバンクとの取引
14人までが座ることの出来るアポロン・バスは、地元の自動車メーカーと共同開発したものだ。
これには運転席・ハンドル・ペダルが備わっていない。
これは電気で走り2時間の充電後に100km(62マイル)まで移動可能で、最高速度は時速70kmだ。
これが空港・観光地といった閉ざされた区域内で「最後の1マイル」に乗客を降ろすときに使われることを、百度は想定している。
北京・深圳・武漢などの中国諸都市でパートナー諸企業が間もなくこれを使用するだろうと、同社は述べた。
Softbank
ソフトバンクは、アポロンバスを東京の公道で走らせるつもりだと述べている
また、日本のソフトバンク・グループとの取引によりこの乗り物が東京の道路に持ち込まれるかも知れないと、同社は付け加えた。
ソフトバンクは別の日本語プレスリリースで、2019年の始めまでに日本国内でアポロン10台を「実証試験」のために使い始めるつもりだと述べた。
ソフトバンクの自動運転子会社SBドライブは以前に、自動運転シャトルバス数台を競合企業であるフランス創業のナビヤ社から購入している。
2月、同社は羽田空港でレベル3モード−必要に応じて人間による制御が想定される−においてこれが使えることを実証した。
Softbank
ソフトバンクは今年初めにナビヤ社から購入したバスを空港で試験した。
パリのシャルル・ドゴール空港、ロンドンのクイーンエリザベス五輪公園、ラスベガスの諸街路でも、ナビヤ社の自動運転バスは他業者により使用されている。
仏イージーマイル社、豪インテリバス社、韓国KT社などの他企業も自動運転バスの自社開発を行っている。
ある学者は、当面の間はこのような乗り物が自動運転車よりも公衆に受け入れられる機会が大きいことを仄めかした。
「どのような乗り物であれ、必ずしも密な監視を受けることのない一般人[の1人]に供給されるよりも、よく整備され管理の行き届いた環境に配置が可能で当局の管理と規制を受けられる方が、…この種の技術を開くものになりそうだ。」と、リーズ大学輸送学問研究所のナターシャ・メラット教授は述べた。
関連トピック ロボット工学 中国 人工知能
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(人民網日本語版)
http://j.people.com.cn/n3/2018/0705/c94476-9478050.html
百度の自動運転バスが海外進出 まず日本へ
世界初の「レベル4」の量産型自動運転バス「アポロン」がこのほど量産化をスタートし、この中国独自開発の自動運転バスが初めて海外に進出することになった。中国初のクラウドAIチップ「崑崙」もお目見えした。百度は4日に開催したAI開発者イベント「バイドゥ・クリエイト2018」で、全面的に力を入れてきたAI分野での最新の成果を披露するとともに、AI産業化の取り組みの1回目の「成績表」を発表した。「北京日報」が伝えた。
百度を創業した李彦宏会長はイベントで、バスメーカーの厦門(アモイ)金竜聯合汽車工業有限公司(金竜バス、本社は福建省厦門市)と共同開発した世界初の自動運転レベル4の量産型自動運転バス「アポロン」が、このほど量産化をスタートしたと発表した。李会長と金竜バスの謝思■(王へんに諭のつくり)会長とのライブ中継でのやりとりを通じて、厦門の生産現場で出荷待ちをしている「アポロン」は、科学技術ムードにあふれた内部設計で、ハンドルも運転席もなければ、アクセルとブレーキのペダルもないことがわかった。
組立が終わった「アポロン」の第1弾100台はまもなく北京、雄安新区、深セン、福建省平潭県、湖北省武漢市などに出荷され、商業運転が行われる。具体的な利用シーンには、観光スポットでの観光サポート、コミュニティでの高齢者の送迎などが想定されている。
注目されるのは、「アポロン」が日本に出荷され、中国の自動運転車が初の海外進出を果たす見込みであることだ。金竜バスの最新の公告によれば、同公司は日本のソフトバンクのグループ企業のSBドライブ、百度日本法人と東京で「戦略的協力了解覚書」に調印し、3社は今後、2018年末か2019年初頭に、「アポロン」の小規模な供給を行って日本での運転の実現を目指すとともに、日本での「アポロン」を中核とした自動運転運営プラットフォームの構築を模索するという。「アポロン」は日本で、原子力発電所での作業員の送迎や東京エリアの高齢化が進んだコミュニティにおけるきめ細やかな送迎サービスなどに利用される見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年7月5日
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