外国人観光客が増えると日本人はどんどん貧しくなっていく 2017年12月28日 外国人観光客3,000万人へ バブルの行き着く先
膨大な経常黒字を観光収支の黒字がさらに拡大させている。 こんな事をすれば将来の超円高を招く 引用:https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/r/recomme_jp/20170824/20170824170841.png 外国人が増えると嬉しいか?
2017年は訪日外国人数が2,800万人に達したと推測され、年間で4兆円のインパウンド消費が見込まれている。 政府はさらに外国人観光客を倍増させるつもりで、2018年は3,200人の訪日、5兆円近い消費を予想しています。 ところで外国人が日本に来て消費するのは経済的に、日本から外国に輸出するのと同じ経常黒字になります。 スポンサー
物を輸出するのと、外国人が日本で消費するのは、お金の流れとしては同じ「外国から日本へ」です。 その経常収支は10月に過去最大2.1兆円の黒字を記録し、通年でも過去最高に近い数字が出ると予想されます。 経常黒字が大きくなると、「やった!日本が儲かった」と喜ぶ人が居ますが、これは「儲かる、損をする」とは関係ない数字です。 経常収支が黒字なのはお金が日本に流れた一方で、日本の労働力が外国の為に消費されたのを意味します。
トヨタが300万円の自動車をアメリカに輸出すると、日本はお金を受け取り、アメリカは日本の労働力を自動車1台分受け取ります。 受け取った300万円分のドルを有効に使えれば良いが、日本の労働者を300万円で買ったアメリカ人の方が、得をしているかも知れません。 90年代から2000年代に日本は空前の経常黒字を積み重ねたが、貧しくなるばかりで経済は縮小を続けました。
これを振り返っただけで「経常黒字(貿易黒字)=日本の儲け」は完全に間違っているのがわかります。 「輸出=儲かる」「経常黒字(貿易黒字)=日本の儲け」という間違った考えのせいで、日本は自国の労働力を外国のために使ってしまいました。 外国人観光客が増えるのも同じであり、日本人の労働力を中国人や韓国人のために使い、日本はお金という紙くずを受け取っています。 円高の戦犯は小泉元首相
要するに日本人が中国に出稼ぎメイドをしているのと同じであり、日本が儲かっているとかでは有りません。 中国人相手に接待している労働力を、日本のために使ったほうがずっと良いのだが、政府の上の人はそう思っていません。 外国人が増えたといって喜んでいると、80年代に自動車や家電輸出で儲けたときと同じく、最後は悲惨なバブル崩壊で終わります。 なぜなら国の経常黒字が増えると、変動相場制によってその国の通貨を上昇させる圧力が生じ、耐え切れなくなった時に超円高になるからです。
最近では2007年から2011年にかけて円高が進み、1ドル70円台になったが、その原因は2007年までの輸出攻勢にありました。 小泉首相は日本経済を再生するため円安に誘導し、その時は輸出が拡大して経常黒字が増えて、日本はかなり儲けました。 当然の結果としてこのような経常黒字は円高圧力を生じさせ、2007年の1ドル124円を天井として、2011年に80円を割るまで下がり続けました。
2011年の超円高を引き起こしたのは、2000年代前半に円安誘導した小泉首相や竹中財務大臣、福井日銀総裁らでした。 そして現在、小泉時代と同じように安倍首相と黒田日銀総裁は円安に誘導し経常黒字を増やし、「日本は勝った!日本は儲けた」と言っています。 彼らのせいで再び超円高になるのは、2020年代以降と予想されるので、小泉元首相と同じように責任を認めないでしょう。 http://www.thutmosev.com/archives/74237738.html
2018年1月22日【三橋貴明】外国人に媚びない観光サービス
現在の日本における観光サービスは、 何というか「外国人に媚びまくる」形で 発展していっています。 いつの間にか、鉄道の電光掲示板に 簡体字やらハングルやらの文字が。 英語なら百歩譲って分かりますが、 なぜ特定のアジアの方々に向けた 掲示板のせいで、日本国民が 迷惑をこうむらなければならないのでしょう。 一事が万事、この調子。 そもそも、世界で最も外国人観光客が 訪れるフランスのパリには、 英語の表記すらありません。 パリのホテルで、 「英語のマップをくれ」 とフロントマンに言ったところ、 冷たく「ない」と言われました。 フランスの観光サービスは、 外国人に対して全く媚びていない。 それにも関わらず、 世界一なのでございますよ。 日本が本格的に「観光大国」を 目指すならば、あの煩わしい 簡体字とハングルを外すべきでしょう。 日本国民が、日本中の観光地を訪れ、 結果、日本の観光サービスが隆盛を極め、 質が高いサービスを目指して 外国人が「苦労しながら」やってくる。 これならば、分かります。 とはいえ、現実の日本の観光サービスは、 外国人観光客「様」に媚びるのが基本です。 良質のサービスを「安く」供給することで リピーターを増やすという、まさしく デフレ国の国民に相応しい落ちぶれた スタイルで「観光立国」を目指しています。 挙句の果てに、民泊を拡大。 兵庫県養父市の特区では、白タクを解禁。 東北新幹線を走る「E5系」などの車両で、 今年の夏から順次、乗客がWi─Fi(無線LAN)の サービスを利用できるようにすると発表。 理由は「中国人観光客様」の 利用需要が高まっているためです。 外国人「様」にひたすら媚び、 観光サービス業が外国人に懸命に 頭を下げ続けたところで、年間の 訪日外国人の旅行消費額は4・4兆円。 高々、4.4兆円。 それに対し、日本の個人消費 (民間最終消費支出)は 300兆円規模になります。 国民が一年間にわずか2%、 消費を増やすだけで、訪日客の 消費以上の経済効果になるのです。 それにも関わらず、政府は 緊縮財政で国民の消費を押さえつけ、 観光関連の規制を次々に緩和していく。 結果、日本国民は東南アジアで トゥクトゥクを漕ぐがごとく、その日の 生計を立てるまでに落ちぶれるわけです。 大本の緊縮財政路線、財政均衡主義を 打ち破らない限り、我が国は観光サービスを 先頭に発展途上国化していくと思います。 https://38news.jp/economy/11544 緊縮財政と観光サービス 2018-01-17
さて、いつの間にか「安いサービスを、外国人様に買って頂く」という、まるで発展途上国のごときスタイルの観光立国化の道を突き進んでいる我が国ですが、外国人観光客の2017年の旅行消費額が4兆円を超えました。
とはいえ、たかが4兆円です。
『訪日客の29年旅行消費額は4・4兆円 5年連続で過去最高額 初の4兆円超え http://www.sankei.com/economy/news/180116/ecn1801160029-n1.html 観光庁が16日発表した訪日外国人消費動向調査によると、平成29年の訪日外国人旅行者による買い物などの旅行消費額(速報値)は前年比17・8%増の4兆4161億円と5年連続で過去最高額を更新した。初の4兆円台に乗せた一方、32年に8兆円の政府目標までは“五合目”に届いた程度で、目標達成には一層のてこ入れが求められる。(後略)』
なぜ「たかが」と表現するのかといえば、訪日客の「消費」と日本国民の「消費」では、桁が二つ違うためです。
日本の個人消費(民間最終消費支出)は300兆円規模になります。国民が一年間にわずか2%、消費を増やすだけで、訪日客の消費以上の経済効果になるのです。
日本の民間最終消費支出は、消費税増税により名目金額が強制的に膨らんだので、今回は「実質値」でグラフを作ってみました。
【図 日本の民間最終消費支出の推移(単位:十億円)】
http://mtdata.jp/data_58.html#Jsyohi 日本の個人消費の実質値は、2013年度には301.5兆円だったのが、2014年度に294兆円と大きく落ち込みました。
その後は一応、増えてはいますが、未だに2013年度の値を回復していません。
消費税増税は、こと「消費」という点においては、訪日観光客の1.5倍のネガティブな衝撃をもたらしたことになります。
怖いのは、2019年に再び消費税を増税し、またもや個人消費が大きく落ち込み、 「やっぱり、外国人観光客に頼るしかない・・・」 と、なってしまい、民泊やら白タクやらの「規制緩和」が進むのが、あまりにも明らかなことです。
昨年の5月に、例により規制改革推進会議が民泊の規制緩和を答申。 ●客室の最低数の規制については、撤廃する。 ●寝具の種類の規制については、撤廃する。 ●客室の境の種類の規制については、撤廃する。 などの提言を受け、政府は着々と民泊の規制緩和に動いています。
リクルートの不動産情報サイトSUMOは、民泊の世界最大手米Airbnbと業務提携。民泊事業に参入する方針を固めたと報じられました。
国民の生活を「犠牲」にし、外国人観光客を増やし、民泊ビジネスに新規参入して儲ける。緊縮財政で個人消費を増やせない日本国民は、文句を言えない。というわけでございますね。
日本各地の観光地も、何しろ「貧困化」した国民が訪れないわけですから、民泊だろうが何だろうが、外国人観光客様に来て頂くしかないわけです。
兵庫県養父市(国家戦略特区)では、今年の5月から、自家用車(白ナンバー車)を使い、ヒト(主に外国人観光客)を有償で運べる事業を開始するとのことです。
要するに、白タクです。
我々日本国民は、東南アジアのトゥクトゥクの運転手のごとく、外国人観光客様にサービスを提供して生きていくわけでございますね。
緊縮財政⇒国民貧困化⇒国内の規制緩和・自由貿易という流れで、我が国の外国人観光客向けサービスが「新規ビジネス」と化していっているのがお分かり頂けると思います。
全ての根っこである緊縮財政路線を転換しない限り、我が国の観光業が「外国人様に頼らなければならない」状況は終わらないでしょう。 https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12345134084.html
外国人観光客は日本経済に貢献しない 2016年07月04日 訪日外国人2000万人も経済はマイナス 外国人観光は経済に貢献しない 外国人が何千万人来ても、それで経済成長することは絶対に無い。
http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/a/5/a5a20193.png
外国人観光客は2016年も増え続けていて、この調子なら2000万人達成も可能だと言っています。
だが外国人がいくら増えても日本の景気は良くならず、むしろマイナス成長になっているのは何故でしょうか。 無策のツケを誰が払う?
政府は訪日外国人が1000万人を超えたとして、次は2000万人、あるいは3000万人だと言っています。 2011年の原発事故の後、増え続けた訪日客は特に安部政権が始まった2013年から、目だって増加しました。 安倍首相は「訪日外国人が増えたのは自分の手柄だ」と言っていて、それは別に構わない。 だが不思議なのは外国人が2倍に成っても日本のGDPがマイナス成長な事で、むしろ外国人が増えるほど経済が悪化している。 訪日外国人が増える事と、日本の経済成長に関係があるのかないのか、議論されませんでした。 皆当たり前のように「訪日客が増えれば経済効果がある」と言っているが、わたしはそう思いません。 訪日外国人がお金を使うのは、お金の流れを見ると輸出と同じで、例えば自動車1台輸出すると200万円のドルが得られます。
実際は原材料費などを輸入しているので1台100万円として、外国人が5人くらい訪日すると、交通費込みでそのくらい使います。 外国人がお金を使うのだから日本は儲かっている、と輸出論者は言うのだが、それは戦前から1980年頃までの話です。 その頃までは通貨は事実上固定相場制で、日本が何台自動車を輸出しても、1ドルは360円や200円で固定されていました。
ところが日本の輸出で大損をしたアメリカはぶち切れてしまい、ある日日本の大蔵大臣をNYに呼んで「今日から変動相場制にするから」と通告しました。 これが1985年のプラザ合意で、以来30年間日本はずっと円高不況で苦しんでいます。 同じ場所でクルクル回るだけのハムスター経済 f0189122_15113970 引用:http://pds.exblog.jp/pds/1/201209/15/22/f0189122_15113970.jpg
日本はハムスター経済?
変動相場制では輸出すればするほど円高になるので、輸出で儲ける自体不可能で、むしろ輸出するほど損をします。 アメリカのような輸入超過国のほうが儲かるように出来ていて、その為にアメリカはルールを変更したのでした。 観光客がドサドサやってきてお金を使うのも同じ事で、彼らの買い物のせいで円高になり、余計輸出企業が苦しむだけです。 固定相場制では「輸出するほど儲かった」が、変動相場制では「輸出するほど罰を受ける」のです。
2016年に入って中国ショックやイギリスショックで円高になり、一時99円に達してまた戻っています。 評論家はイギリスのEU離脱の影響と言っていますが、何も無くたって輸出と観光客のせいで円高になるのです。 安倍首相の経済政策をみると、円安に誘導して輸出や観光客を増やしているが、輸出が増えたら必ず円高になります。
輸出とはドルを円に交換するで、観光客もドルや人民元を円に交換し、際限なく円高になります。 なんだかハムスターが車輪を回しているが、同じ場所で自分が走っているだけ、というのを連想してしまいます。 輸出や観光客でお金を集めようとして必死に働いているのだが、こんな事をいくら頑張ってもゼロ成長のままです。
観光と輸出にはもう一つ大きな問題があり、日本人が働いた成果が国外に流出し、蓄積されない事です。 日本で自動車を生産しアメリカに輸出したら、日本には何もなくなり、アメリカには自動車が1台増えます。 輸出や観光で経済成長はしない
お金という紙切れを受け取る代わりに、高度な工業製品である自動車を渡すのは、あまり有利な取り引きではありません。 アメリカは受け取った自動車を何年か有効に使いますが、日本の自動車メーカーが受け取ったお金は有効に使われているでしょうか。 大抵は中国や海外に別な工場を建てたりして、日本人には何の恩恵ももたらしはしません。 あるいは企業の内部留保になったり、株価や地価を吊り上げたり、ロクな事に使われないのが現実です。
輸出や観光で日本が受け取った外貨は、一般国民のために使われる事は、まずありません。 外国人旅行者より国内旅行者を増やした方が経済効果が大きいのに、外国人を泊めるために日本人をホテルから追い出しているのです。 この政策を続ける限り、来年も再来年も、日本はゼロ成長でしょう。
ではどうすれば経済が成長するかと言うと、今まで書いた逆、つまり輸入を増やして貿易や観光を赤字にすれば、その分円安で輸出し易くなります。 貿易黒字の日本より貿易赤字のアメリカ企業の方が、成長力があり儲かっているのはこの為です。 http://thutmose.blog.jp/archives/62830797.html 2017年10月20日 輸出神話の間違い 輸出や外国人観光客は日本を貧しくしている 「貿易黒字が回復」「貿易赤字が悪化」のように言うのは間違い 引用:http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20161024001223_comm.jpg 「輸出は良いこと」と言う間違い
日本には「輸出は良いこと」で「輸入は悪いことだ」という考え方が、徳川300年の因習のように染み付いています。 しかもこう信じている総本山が自民党幹部だったり、経産省や財務官僚、東大教授、経団連トップだったりします。 無学な人間ががどう喚いても総本山は自分が正しいと思っていて、改める気配すらありません。 安倍首相のアベノミクスも良く言われるように大企業偏重で、もっと言えば輸出企業偏重でした。
それを象徴するように大新聞やテレビは日本の貿易黒字が増えると「稼ぐ力が戻った」と大喜びしました。 財務省や経産省や自民党も「貿易黒字が”回復した”」とガンが直ったように喜んでいました。 アベノミクスでは貿易黒字を増やすために観光客誘致に力を入れ、2016年に2000万人を達成し、2017年は2500万人以上が確実になっています。
外国人が金を使うのは自動車を輸出するのと同じで、日本が儲かる=良い事だと皆思っています。 政府は輸出や観光客を増やすために円安に誘導し、現在は1ドル112円程度で推移しています。 ところが為替レートは日米の物価上昇率によって、同じ数字でも実効為替レートはどんどん変動しています。
たとえば日本の物価上昇率が20年間ゼロ、同じ期間アメリカは2%だったとすると、同じ為替レートでも実質的に、毎年2%円安になっています。 現在の1ドル112円は1995年時点の、130円か140円に相当する「超円安」になっています。 仮に今後1ドル80円になっても、1995年時点の1ドル100円以上でしかない筈で、円安の恩恵を受けて貿易黒字になったのが良く分かります。
輸出と観光偏重が日本を貧しくする
では貿易黒字で儲かったからこのまま続ければ良いのではないか、とも思えるがそうは行きません。 日本の貿易黒字で喜ぶのは日本人だけで、貿易相手はみんな不愉快になり怒り出します。 中国の貿易黒字が増えたとき、日米では中国人への反感が高まりましたが、80年代には欧米で「ジャパンバッシング」がありました。 日本がこのまま輸出を増やして貿易黒字を増やすと、間違いなくジャパンバッシングは復活するでしょう。
さらに貿易黒字だけが拡大し続けると、儲かった外貨の一部は日本円に交換されるので、円高圧力がどんどん高まります。 80年代に貿易黒字を溜め込んだ日本は、1995年の超円高で全て吐き出す破目になりました。 超円高や阪神大震災の傷も癒えて、小泉政権で再び貿易黒字を溜め込んだが、2011年の超円高でまた吐き出しました。
言っては悪いが「大食い選手権」で食えるだけ食って、トイレで吐いている大食い芸人と同じです。 これらで分かるのは輸出で儲けてから吐き出すには10年以上の時間差が有った事で、恐らく安部首相も引退する2030年までに次の超円高が起きます。 もっと前にも「高度成長期」に溜め込んだ貿易黒字を1985年プラザ合意の超円高で吐き出しています。
1971年にはニクソンショックによって1ドル360円の固定レートが廃止され、変動相場制に移行しています。 これら全ては、日本が貿易黒字で儲けすぎたのに欧米諸国が反発し、為替レートを上げる事で調整した結果でした。 10年か20年ごとに同じ事を繰り返しているわけで、偉い人達もいい加減に学習して欲しいです。
輸出するには同額の輸入が必要
ではどうすれば良いのかというと、実は非常に簡単な話で、輸出と同じ金額の輸入をすれば良いだけです。 自動車を100万台輸出しようが1000万台輸出しようが、同額の輸入をすれば為替相場は円高に動きません。 ”偉い人達”は輸出を喜んで輸入を毛嫌いしていますが、その原因になっているのは恐らく、財務省の勘違いです。 財務省はGDPの計算方法で「輸出はプラス」「輸入はマイナス」にしていて、間違いではないが非常に誤解を与えています。
「輸出はプラス」に異論はないが「輸入はマイナス」の部分は、まるで輸入するほど日本のGDPが下がっているような印象を与えています。 毎回同じ例を挙げるが、例えばアメリカから100グラム50円で牛肉を輸入したとします。 スーパーで売るときには100gあたり150円とか300円になり、3倍から5倍もの値段で販売されています。
さらに牛肉は牛丼になったり、しゃぶしゃぶ、ステーキなどになり国内で付加価値がついて販売されています。 日本が輸入する大半は原料なので、輸入した価格の何倍もの価値が国内でつけられ「輸入によってGDPが増えている」のです。 アイフォンのような完成品でさえ、輸入したものを販売しサービスし課金されることで、やはり何倍もの付加価値が国内で生まれます。
輸出がGDPに貢献しているのと同様に、輸入もGDPに貢献していて、国内で付加価値が生まれているので分かり難いのです。 日本政府が輸出を増やしたいのなら、同額の輸入を増やすべきだが「輸出だけ増やせ」と言うから必ず失敗するのです。 今回の「安倍景気」も輸出だけに偏重するのなら、小泉景気と同じく、10年後に無残な失敗に終わるでしょう。 http://www.thutmosev.com/archives/73197193.html
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