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格安スマホに切り替えられない残念サラリーマンは大損している!
http://diamond.jp/articles/-/139937
2017.8.28 横山光昭:家計再生コンサルタント ダイヤモンド・オンライン
普及し始めた格安スマホの切り替えるだけで、家計の負担は軽くなる Photo by DW
家計に占める割合が
急増している「通信費」
普段、家計相談をしていると、気づくことがあります。ここ数年、スマートフォンやインターネット回線、固定電話の費用といった「通信費」の家計に占める割合が大きく、家計を圧迫している家庭が多いことです。
そうした家庭が、家計のリストラに取り組む場合、当然、「通信費」から削ることになるのですが、ここで抵抗する男性が少なくないのです。中でも多いのが、スーツをきちんと着て真面目そうな“保守的”な男性です。
何を抵抗するのかと言えば、大手キャリアのスマホを格安スマホに切り替えること。家計の支出状況を見ながら、削減ポイントの一つとして触れると、口では「格安スマホに変えるのはいいと思うのですが…」と言いながら、納得していないのが見え見え。それ以上、話を進めようとはしないのです。
奥さんが相談に来られた際には、「夫が絶対に変えたくないっていうので、変えられません」と言われることもあります。
格安スマホに変えれば支出は減る。多くの人が頭では分かってはいるのでしょうが、実行できないというのは、なんとももったない話です。
ただ、誰もが変えればよいというわけではありません。仕事で使う場合や、通話をたくさんするといった人は、今までのキャリアとの契約をそのままにしておいた方がいいでしょう。しかし多くの場合、「元を取った」と言えるまで使い込んではいないのが現状ですから、格安スマホに変えた方がいい人は少なくないでしょう。
賢い人は情報収集し
格安スマホに切り替えている
拒否する理由を聞いてみると、「今は、機種変更する時間がない」と多くの人が言います。家計相談に来る時間はあるのですから、そんなはずはないのですが。
本当の理由は別にあります。例えば、「大手以外のキャリアを使うと、ケチだと思われ恥ずかしい」「格安スマホはつながりにくく、データ通信や音声通話の品質も悪いのではないかと不安に思う」「機種変更する際に発生する解約金がもったいない」「大手キャリアに相談したら、拒否されそうだ」などなど。どれも根拠のない、薄っぺらなものばかりなのです。
確かに、格安スマホは無料通話分が十分ではないなどのデメリットはありますが、今や、多くの無料通話アプリがあり、それを使えば十分通話ができます。音質だって、決して悪くありません。品質はずいぶん改善されているため、満足度も決して低くないはずです。
一度も試さず、先入観だけでせっかく安く使えるものを逃してしまうのは、非常に残念。少しでもお金を貯めたいと考えているのであれば、「利用の現状に見合った使い方、かつ適正な金額で利用する」ことを心掛けるべきです。賢い人は、そういうことを見逃しませんし、自分でしっかりと調べて取り込もうとします。
つまり、お金が貯められるかどうかは、行動がすべての入り口。実行力があるかどうかで決まります。
月に2万3000円節約でき
運用すれば大きな資産に
夫婦に中学生と小学生の子ども2人がいる4人家族のTさん一家。全員が大手キャリアのスマホを使っています。
スマホ4台にネット回線代、そして固定電話の費用を含めると、Tさん一家の通信費は1ヵ月になんと3万6000円。ですが、そろって格安スマホに切り替えると、1万3000円まで下がりました(図1参照)。浮いた差額は2万3000円。これだけ浮けば、家計の赤字解消にも貢献するでしょうし、コツコツ貯めて遊びに行ったり、投資に回したりすることだってできます。
この先30年間、格安スマホを使うと仮定し、節約できる金額を計算してみますと828万円にもなります。
ですが、この浮いた資金を投資信託で積み立て、年利3%で運用できたとすると、運用益は30年で約512万円となり、約1340万円もの「資産」を作ることができます。さあ、この数字を見ても大手キャリアのスマホを使い続けますか?
家計をリストラする手段として格安スマホを紹介すると、女性、特に専業主婦の方は、素直に受け入れてくれます。設定などに多少の不安を感じていても、相談できる家電量販店などに行って、切り替える人が多い。
そして、数ヵ月間使ってみて、使用感は大手キャリアと大して変わらないことや、解約金も2〜3ヵ月もあれば元が取れてしまうこと、そして今までより家計のやりくりが楽になることなどを口にし、「もっと早くやっておけばよかった」と言います。
家計を改善させるには
得な情報を取り込む姿勢が重要
男性でも、家計相談の経験上、自営業や自由業などに就いている人の方が受け入れやすい気がします。難しいのは、普段、規則に縛られているサラリーマン。どれだけ奥さんが訴えても、聞く耳を持たない夫が多いのです。頭が固く、新しいことを受け入れるのが苦手なのかもしれません。
そうした夫を説得するコツがあります。まずは奥さん、そして子どものスマホを格安に替え、何ら不自由のないことを身をもって示すのです。
ここまで格安スマホの話をしてきましたが、実は今回、スマホの話をしたかったのではありません。家計を改善するためには、生活上の知恵や、お得な情報などを上手に取り込むという視点を持ち、実行に移すことが重要であると訴えたかったのです。
スマホの話は、あくまでその代表例。家計が残念な残念サラリーマンは、いつまでたっても習慣に縛られて抜け出せず、新しいことを受け入れられない人たちだという話でした。
(家計再生コンサルタント 横山光昭)
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