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23日、環球時報(電子版)は、世界の半導体市場をめぐる争いは「日本、韓国、台湾などの技術を通じた市場の奪い合いとなっている」と伝えた。資料写真。
世界経済は「技術」の戦いに、半導体では日韓に強み―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/b594306-s0-c20.html
2018年4月24日(火) 8時20分
2018年4月23日、環球時報(電子版)は、世界の半導体市場をめぐる争いは「日本、韓国、台湾などの技術を通じた市場の奪い合いとなっている」と伝えた。
米中の「貿易戦争」は、知的財産権と技術が焦点だ。互いに報復関税や輸出入禁止を打ち出している。一方、アジアと欧州は世界の半導体市場で勢力争いを展開している。
韓国の半導体業界は、輸出戦略を進めることで業績を伸ばしてきた。海外から積極的に投資を呼び込み、技術を引き入れた。16年には国別営業利益で米国に次ぐ世界2位を獲得。半導体産業を国を代表する「名刺」と想定し、世界へ売り込みをかけてきた。17年には輸出額が鉄鋼、造船、自動車などの業界を大きく引き離すまでに成長した。一方、日本は複数の大手企業が開発を競い合い、高い技術を維持することで、世界シェア5位の座を保っている。
さらに、台湾経済にとっても半導体は生命線といえる。台湾集積回路製造(TSMC)は世界最大の半導体メーカーで、半導体素子製造の材料であるウェハーでは、世界の工場の6割近くを握っている。一部の製品は米国か台湾でしか製造できないものもある。
一方、欧州は米国とアジアを外から眺める「第三者」的立場にある。シェアでは及ばないが、自動車部品など一部の分野では他の追随を許さぬものもある。(翻訳・編集/大宮)
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