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「使っているつもりはないけれど、お金が貯まらない」のは、生活習慣が原因だった?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180316-00010000-ffield-bus_all
ファイナンシャルフィールド 3/16(金) 8:10配信
「使っているつもりはないけれど、お金が貯まらない」のは、生活習慣が原因だった?
年が明けて、お正月休みが終わると、あっという間に2月が過ぎました。年頭に“キログラムのダイエットを成功させる”“資格を取る”“年間80万円貯蓄する”といった、具体的な目標を立てた人も多いと思います。
進捗状況は如何でしょうか。三日坊主になってしまった人も、まだまだ勝負はこれからです。
「お金が貯まらない」は生活習慣が原因
ダイエットと節約はとても似ています。どちらも毎日の積み重ねが結果に表れます。
私事ですが、今から20年程前に世田谷区に住んでいました。
そこで区民健康診断を受診しました。最近の検診とは異なるかもしれませんが、当時は事前に問診票が送られてきて、そこには喫煙や飲酒の有無のほか、1週間の食事の記録を記入するようになっていました。
間食も含みます。検診後、健康指導を受けるのですが、「おやつが多い」と指摘されました。とはいえ体重がオーバーしているわけではないので「気にすることはないな」と自己判断し、特に改善もしませんでした。
それから20数年後、私は医師から生活習慣病の指導を受けています。
体重は標準値で問題がないのですが、このままだと糖尿病になってしまうといわれてしまいました。
間食は基本的に我慢するようにし、コーヒーも無糖で飲むこと。
この禁止令が出たことで、私は毎日お菓子を食べていた自分の生活習慣を思い知ったのです。
お腹はいっぱいなのに、頭と心が甘いお菓子をほしがります。「自分へのご褒美」などと理由をつけて、お菓子中毒になっていたのです。
まさしく生活習慣病になっていたのです。
節約に話を戻します。お金が貯まらない、すなわち節約できないというのも、生活習慣病といえます。
ペットボトルの飲物を買うために、通勤途中にコンビニに寄ると、残業に備えてお菓子も買ってしまうものです。
会社帰りに自宅の近くのコンビニに立ち寄ります。夕食のお弁当や翌日の朝食用のパンを買う日もありますが、用事のない日も、ついつい寄り道してしまいます。
寄ることが生活習慣になっているからです。
そして店内に入ると、何か買い物をします。コンビニですから大きな買い物ではありません。“使っているつもりはないけれど、お金が貯まらない”というのは、こうしたことの積み重ねなのです。
まずは「マイボトル」から始めてみる
節約ということで、マイボトルを推奨したことがあります。
ペットボトルを買うことを止めて、マイボトルを持参します。実践している人も多い方法です。
自分好みのコーヒーやハーブティーなどを、その日の気分で飲める点でもお勧めです。
毎日100円の節約でも1カ月になると3000円。お店に立ち寄らないことで無駄遣いを防ぐ効果を考えると、さらに節約できると思います。コンビニはとても便利で頼れる存在です。
買い物だけでなく、公共料金等の支払い、チケットの受け取りなどもできます。
私もお世話になることが多く助かっていますが、生活習慣を変えて、むやみにコンビニに立ち寄ることを止めれば、“1カ月1万円貯める”ことは難しくないと思います。
「ファイナンシャル・フィールド」のサイトで、お勧めの節約術の募集がありました。
応募された節約の達人たちの意見として、「買い物は1週間に1度のまとめ買い」を勧める声がありました。この意見からも、“買い物頻度を少なくすることは節約につながる”といえます。
Text:宮崎 真紀子(みやざき まきこ)
ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士
ファイナンシャルフィールド編集部
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