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円高で大誤算…これから始まる「業績下方修正ラッシュ」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224790
2018年3月10日 日刊ゲンダイ
想定と違いすぎる…(C)日刊ゲンダイ
輸出企業の業績に暗雲が垂れ込めてきた。2018年3月期決算の第4四半期(18年1〜3月期)の為替レートが、企業側の想定から大幅に円高にズレてきているのだ。
東京商工リサーチが8日発表したリポートによれば、東証1部、2部に上場する主要メーカー65社のうち、第4四半期の想定レートを110円と想定している企業が35社で半数を超えているという。111円は8社、108円は6社で、105円が11社だった。
実際の為替レートは、2月上旬に109円台の円高になって以降、1カ月以上110円に乗せることはなく、ここ最近は106円前後だ。つまり、8割以上の企業が想定より円高での経営を余儀なくされているということになる。
「65社というのは、想定レートが判明したところだけで、大企業は、ほとんどが同様の傾向です。ここまでの円高は完全な見込み違いですから、期末決算への影響は避けられないでしょう。当然、来期(2019年3月期)の業績見通しも厳しめにせざるを得なくなると思います」(東京商工リサーチ情報本部・関雅史氏)
この先も円高は続くとみられている。特にトランプ政権の経済政策の司令塔だったコーン国家経済会議(NEC)委員長の辞任で米国の保護主義が強まり、世界経済が不安定になりかねない。そのため、投機筋の間では既に安定通貨の円買いが起きているという。
ロータス投資研究所代表の中西文行氏は、こう言う。
「3月に開催される米FOMC(連邦公開市場委員会)で利上げが決まるのは確実で、これもドル売り円買い要因となる可能性が高い。輸出企業の想定レートが110円ですから、業績の下方修正リスクが高まるのは間違いありません。海外勢は『フォード・GM買い、トヨタ・ホンダ売り』でしょう。決算期が集中する3月は混乱を避けたいので日銀が株価を買い支えるでしょうが、4月にはクラッシュが本格化することになります」
裁量労働制拡大が削除され「働き方改革」が頓挫したことも、海外勢には「日本にはもはや成長戦略がない」と映っているらしい。いよいよ株価2万円割れの覚悟が必要か。
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— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年3月9日
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