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(回答先: 東電元副社長、津波試算「信頼性ないと思った」 と、その結果大原発事故を招いた甘すぎる認識の責任を認めず 投稿者 怪傑 日時 2018 年 10 月 16 日 15:36:20)
可也煮詰まった感じのある「原発爆発事故訴訟」。「聞いてない、知らない」で、事故対策指摘を黙殺し続けた責任が果たせるのか。これで無罪にでもなれば、此の国のミンシュシュギは社会全体主義国以下となる。
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東電元副社長、津波対策資料を「知らない、読んでない」
川原千夏子 杉浦幹治2018年10月17日22時47分
https://digital.asahi.com/articles/ASLBK5QRTLBKUTIL044.html?rm=621
*(画像)検察官役が示した資料と武藤氏の説明https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181018000068_commL.jpg
東京電力福島第一原発事故をめぐり、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電旧経営陣3人の第31回公判が17日、東京地裁であった。16日に続いて元副社長・武藤栄被告(68)に対する被告人質問が行われ、検察官役の指定弁護士は複数の社内資料を示しながら、国の地震予測を採用した津波計算と対策についての認識を聞いたが、武藤氏は「知らない」「読んでいない」という回答を重ねた。
東電元副社長「先送りと言われるのは心外」津波対策巡り
指定弁護士はこれまでの証人尋問などから、3被告が出席した2008年2月の「御前会議」で、国の地震予測「長期評価」に基づく津波対策が了承されながら、武藤氏が同年6月に津波予測が「最大15・7メートル」になると報告を受け、翌7月に対策の「先送り」を指示したと主張している。
17日の公判ではこの認識を聞くため、「御前会議」での配布資料や、同年3月にあった福島県との会議に備えるための社内の想定問答を示した。これらの資料には、長期評価を採用した津波対応が明記されているが、武藤氏は「内容は知らなかった」などと答えた。
震災直前の11年には、武藤氏が東電の担当者から旧原子力安全・保安院に津波対策を報告するとメールを受け、「話の進展によっては大きな影響がある」と返信。担当者は報告後、「15・7メートル」と聞かされた保安院から対策の不十分さを指摘されたとメールで伝えていた。指定弁護士はこのメールも示したが、武藤氏は「読んでいない。事故後に探したが見つからなかった」と語った。
ログイン前の続き武藤氏の被告人質問はこの日で終了した。19日に元副社長・武黒一郎被告(72)、30日に元会長・勝俣恒久被告(78)の被告人質問がある。(川原千夏子)
「津波はまだ検討段階だった」
この日は、原発事故で死傷した被害者を代理する弁護士も被害者参加制度に基づき、武藤氏に質問した。
海渡雄一弁護士は東電をめぐり、02年に原発のトラブル隠し、07年に柏崎刈羽原発(新潟県)周辺の活断層を非公表にしていた問題が相次いで発覚したと指摘。「15・7メートル」の津波予測が、再発防止に取り組んでいた08年に幹部に報告されていたことを踏まえ、「公表するのが当然だったのでは」と尋ねた。武藤氏は「(福島第一の)津波はまだ検討段階だった。公表はあり得ない」と述べた。
また、甫守(ほもり)一樹弁護士は「津波が来れば福島第一は機能停止すると部下から報告を受けていた。近隣にどんな迷惑がかかるか考えなかったのか」と質問。武藤氏は「(津波予測の)前提を議論している段階だった。もし津波が来たらどうなるかまでは、考えていない」と答えた。(杉浦幹治)
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