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民主党が、優勢で、共和党も、組織票によって、追い上げている。
共和党政権の時の、中間選挙は、いつもこんな感じだ。
まあ、ちゃんとした結果が出るのは、今日の夕方くらいでしょう。
関連する記事にも書いたが、
下院で、民主党が、過半数を取っても、
劇的な変化は、ない。
なぜなら、この、トランプ政権においては、
この、2年の、議会でも、
同じ、共和党議員でも、造反する議員が、少なくなかったからだ。
だから、下院で、共和党が、追い上げようが、そうでもなくても、
共和党が、下院で、過半数を取れなくても、
アメリカ国内では、マスコミが騒ぐほど、べつだん変化らしい、変化は、ないのだ。
しかし、日米間においては、話しが、ぜんぜん違ってくる。
今後は、「日米FTA」が、日本に、迫ってくるのだ。
事実上の、TPPだ。
「TPP11」については、来年の、1月・2月には、発効されてしまうだろう。
米の価格が、日本の米の価格より、30分の1も安い、ベトナム産が、入ってきて、
日本の、米農家は、ただただ、埋没していくだろう。
なぜなら、家庭では、ベトナム産の、米などを買う人は、少ないだろうが、
「外食産業」などでは、多いに、それらが購入されるからだ。
しかも、その話しは、米に限った、話しだ。
農作物は、その他、たくさんあるのだ。
もともと、日本の農業は、昔から、農家人口の減少が、進んでいたが、
とりわけ、ガットウルグアイラウンドから、それが加速された。
そして、「TPP11」と、「日米FTA」では、
悪い、農作物・畜産物が、入ってきてしまう。
日米FTAでは、モンサント。今では、旧モンサントか。
ベトナム戦争で、枯れ葉剤をばら撒いた、悪名高い、旧モンサント。
日米FTAによっても、生き残った、日本の農家でさえも、
旧モンサントに支配されるでしょう。
以前の記事でも、書いたが、
アメリカの、TPP(日米FTA)の、ロビー団体は、
年間で、日本円にして、約5000億円も、使ってきたのだ。
これは、軍事ロビー団体が使う、2倍以上の額だ。
そして、これらは、もう10年くらい続いている。
それを、政治家やら、なんやらに、献金してきたのだ。
それだけ、TPP(日米FTA)には、農・畜産業や、医療団体が、
力を入れているのだ。
これによって、日本の「農業」も、そうだが、
なにより、「医療」が、大変になる。
まず、ガットウルグアイラウンドと、違って、
TPP(日米FTA)では、農業・畜産業。
これは、遺伝子組み換えの作物が、入ってくる。
前に、日本でも、遺伝子組み換えの、納豆が、売られていたが、
みんな、誰も、買わなかったので、商店から、消えてしまったが、
TPP(日米FTA)では、それら、遺伝子組み換えの作物も、
”非表示義務化”されるのだ。
つまり、遺伝子組み換えの作物でも、それが、消費者にとって、分からない状態になるのだ。
そして、もちろん、そのような、遺伝子組み換えの作物は、
先に述べた、「外食産業」などで、多いに、使われるのだ。
そして、もう一つ。
アメリカの、”人口の成長ホルモン”で、育てられた、
豚肉や、牛肉だ。
当然、これらも、入ってくる。
無論、”非表示義務化”によってだ。
そして、「医療」。
これは、時間をかけて、やっていくのだろうが、
早い話し、「国民皆保険」が、有名無実化になります。
すでに、自民党の議員が、
「風邪や、インフルエンザなどは、保険適用外にしよう。」
などと言っているのです。
TPP(日米FTA)は、アメリカによる一方的な、外圧じゃない。
アメリカと日本の、双方が、一致しながらの、悪政なのだ。
TPP(日米FTA)によって、
日本が、誇っていた、「国民皆保険」は、有名無実化されます。
「保険適用外」が、増えるのです。
「保険適用外」が、増えまくって、
アフラックなどの、アメリカの民間保険会社が、どんどんと、参入してきます。
アメリカには、日本のように、公的な「国民健康保険」が、ないので、
私の、アメリカの知人も、民間の、「健康保険会社」に、入っています。
上述した通り、日本も、時間をかけて、
「保険適用外」が、徐々に、増えていき、
アメリカの、民間の「健康保険会社」が、参入してきます。
将来の、日本国民も、その、アメリカの「健康保険会社」に、
入らざるを得なくなるのです。
そして、それは、そんな遠い将来じゃありません。
団塊の世代が、あと、5〜10年で、「後期高齢者」になるのです。
そうすると、莫大な医療費が、かかってしまうので、
それまでには、「保険適用外」が、静かに、ゆっくりと、増えていき、
アメリカの、民間の「健康保険会社」が、そちらも、ゆっくりと、入ってくるでしょう。
あと、5〜10年までの、間です。
それが、TPP(日米FTA)です。
そういうことです。
以上で、ございます。
http://chuunennoboyaki.seesaa.net/article/462603649.html
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