http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/823.html
Tweet |
アル・カイダ系武装集団の幹部は攻撃が不十分だと失望を表明、米の好戦派も納得していないだろう
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201804160000/
2018.04.16 櫻井ジャーナル
シリアに対する4月14日のミサイル攻撃では艦船のほかB-1B爆撃機、F-15戦闘機、F-16戦闘機、トルネード戦闘機が使われ、迎撃したのはシリア軍のS-125とS-200で、ロシア軍は動いていないようだ。アメリカ側はすべて命中したと発表しているが、ロシア国防省によると103機のうち71機をシリア政府軍が撃ち落としたという。
今年2月に領空を侵犯したイスラエル軍のF-16をシリア軍は撃墜、4月9日にはイスラエル軍のF-15戦闘機がレバノン上空からシリアのT4空軍基地に向かってミサイル8機を発射、そのうち5機が撃墜されている。これからロシアがどう反応するか不明だが、今回程度の攻撃ならシリア軍だけで対応できることを示したとは言える。
今回の攻撃に対し、アル・カイダ系武装集団ジャイシュ・アル・イスラムの幹部、モハマド・アルーシュは失望したと表明している。バシャール・アル・アサド政権を倒さなかったことが不満らしいが、そうした攻撃を実行すれば確実にロシア軍が攻撃に参加した艦船や航空機を破壊、全面戦争へ突入する可能性が高く、そうした展開を望んでいるということになる。
このジャイシュ・アル・イスラムはCIAの影響下にあり、同じアル・カイダ系のアル・ヌスラと連携(タグの違い)、イギリスの特殊部隊SASやフランスの情報機関DGSEのメンバーが指揮していると報告されている。MSF(国境なき医師団)が隠れ蓑として使われてきたともいう。
シリア政府軍が化学兵器を使用したと主張しているのはこのジェイシュ・アル・イスラムと白いヘルメット。この白いヘルメットがアル・カイダ系武装集団と一心同体の関係にあることは本ブログでも具体的に指摘してきた。WHOの情報源も同じだ。
赤新月社や2012年のはじめにシリアの住民虐殺現場を調査したカトリックの司教たちの証言を無視、侵略部隊に組み込まれている白いヘルメットを賞賛してきたのが西側の有力メディアやハリウッド。騙されているわけではないだろう。ボスが同じなのだ。
そのボスたちはシリアやイランに留まらず、ロシアや中国を軍事的に屈服させようとしている。ロシアのウラジミル・プーチン大統領は全面核戦争を回避しようと外交的な努力を続けてきたが、西側では無理だとする人がいる。権威に弱い庶民を操り、そうした方向へ世界を向かわせているのが西側の有力メディアやハリウッドだ。勿論、日本も例外ではない。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。