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[2018-04-09]
論評:政治的「島国」の運命は自ら招いたもの
大勢を知らない日本の政治的未熟性が、引き続きさらけ出されている。
最近、日本外相の河野はある講演会で、北朝鮮の「魅力攻勢」に気短に反応してはならない、急ぐ必要は全くなく、むしろ北朝鮮に利用されうると、朝鮮半島の対話の雰囲気に水を差すたわごとをまたもや言い並べて内外の非難をかき立てた。
頻繁になる安倍政府のこのような言行について先日、「朝日新聞」は、日本は北朝鮮を中心に広がっている北東アジア地域の外交熱風の中で孤立するのではないかと懸念している、地域情勢が急変していることにもかかわらず、独りぼっちに残っていることに対して国民が懸念していると伝えた。
自他が認めているように、安倍政府の旧態依然とした対朝鮮敵視強硬政策と態度は地域情勢の流れの縁(ふち)に押し出された島国一族の困窮なたわごとにすぎない。
今、日本が大きく懸念している「日本疎外」現象は誰それによってではなく、日本が自ら招いたものである。
地理的時間帯では毎日、毎時刻、前に置かれる日本が政治的時間表においてはつねに、地域および国際社会で後ろを占めるしかないのは、日本の政治自体に問題がある。
はしこい「日本政治」という一部の見解とは違って、安倍政府の政治的近眼と後進性は日本有史以来、最悪を記録している。
彼らの言動は一つ一つが周辺諸国の要求や利害関係には関わらず、またはそれを悪用して自分らの利益だけをむさぼろうとする低俗で一方的なものに一貫している。
対朝鮮敵視強硬政策だけを見ても、国内政治の反動化、極右化にはもちろん、日本の再武装と軍事大国化に引き続き盗用したので安定と和解の雰囲気を求める地域諸国の強い警戒心によって排斥を受け、情勢の流れの縁へ押し出される結果だけを招いた。
最近、誰それの「海上密輸活動」を監視すべきだ、「負担の共有」だの、「監視分担」だのとしてわれわれに対する「圧迫共助」に他国まで引き込もうとしたが、沈黙や冷遇に遭ったのは他に原因があるのではない。
日本は、アジアの一国家であるが、地理的にはアジア大陸とかけ離れている島国である。
地域の要求と大勢を知らなければ政治的にも孤立した「独りぼっちの島国」の運命を永遠に免れないということを日本は知るべきである。
朝鮮中央通信
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