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1日、米海軍の駆逐艦が先月、中国が領有権を主張する南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島のミスチーフ礁付近を航行する「航行の自由作戦」を展開したことに関連し、「英国とフランスの軍艦も近々、南シナ海で同作戦を展開する可能性がある」と報じられている。資料写真。
英仏も近々「航行の自由作戦」か=中国は南シナ海で40隻超の大規模演習―米華字メディア
http://www.recordchina.co.jp/b588876-s0-c10.html
2018年4月2日(月) 18時10分
2018年4月1日、米華字メディアの多維新聞は、米海軍の駆逐艦「マスティン」が3月22日、中国が領有権を主張する南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島のミスチーフ礁で造成した人工島から12カイリ(約22キロ)内を航行する「航行の自由作戦」を展開したことに関連し、「英国とフランスの軍艦も近々、南シナ海で同作戦を展開する可能性がある」と報じられていることを紹介した。
記事は、米駆逐艦による「航行の自由作戦」が伝えられる中、中国は「軍事演習を通じて日増しに増強するその軍事力を示す」選択をしたと指摘した。
記事によると、3月27日、中国海軍の空母打撃群が南シナ海の海南島沖で大規模な軍事演習を行っていることが明らかになった。空母のほかに40隻以上の艦隊が確認されたという。
また中国海南海事局が同月30日、4月5〜11日に海南島の東方沖で軍事演習が行われるため、同海域の航行を禁止するとの公告を出したとも伝えられている。
記事によると、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストはこのほど、「英国とフランスの軍艦の南シナ海での展開が『差し迫ったもの』になっている」とし、「この動きは、欧州が、米国および日本やオーストラリアなどの同盟国の側に立ち、国際秩序に挑戦する中国に対抗するという連帯を実証するものだ」と報じているという。(翻訳・編集/柳川)
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