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米国防省、北朝鮮の核攻撃に向け準備 放射線治療薬の開発急ぐ(ロイター)
http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/609.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 2 月 05 日 11:38:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

米国防省、北朝鮮の核攻撃に向け準備 放射線治療薬の開発急ぐ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9465.php
2018年2月5日(月)09時00分 ロイター



1月31日、北朝鮮と米国の間で核戦争の危険性が高まる中、米国防総省は、企業と協力して急性放射線症候群(ARS)の効果的な治療薬開発に向けて動き出した。写真は、北朝鮮のICBM「火星14」の発射実験。KCNAが昨年7月提供(2018年 ロイター/KCNA via Reuters)


北朝鮮と米国の間で核戦争の危険性が高まる中、米国防総省は、企業と協力して急性放射線症候群(ARS)の効果的な治療薬開発に向けて動き出した。

世界的に孤立する北朝鮮が昨年11月、米国本土に到達可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を実施して以来、米朝間の緊張は一段と高まっている。

ワシントンの衛生当局者は、もし万一核攻撃を受けて、放射能中毒が拡大した場合でも、対処するのに十分な治療薬の備蓄があると言う。

だが、いくつかの製薬会社の声明や政府が発表した提携は、国防総省が核攻撃に備え、軍人と市民の両方を守るため、さらに効果的な治療薬の開発に本格的に乗り出したことを示している。

国防総省の2018年予算では、こうした医療対策向けに前年比60万ドル増の390万ドル(約4億3000万円)を計上している。

しかし、クリーブランド・バイオラブや未上場のヒューマネティクス・コーポレーションなどの企業と交わした契約書にある実際の数字をみると、同省は少なくとも1300万ドルの資金を提示しており、関連する他部署も関与している可能性を示唆している。

開発に成功した製薬会社への報酬はばく大だ。政府は2013年、30年近く使われているアムジェンの白血球減少を改善する「ニューポジェン」を備蓄するため、1億5700万ドルを費やした。だが、同医薬品を含む備蓄薬は、被ばくによるある特定の後遺症に効果が限られるため限定的だった。

トランプ大統領が先月、増額された7000億ドルの軍予算に署名したことにより、北朝鮮の脅威に対抗するための対策に重点が置かれ、新薬開発予算を膨らませる可能性があると、医療専門家は指摘する。

開発段階にある放射線障害の新薬は、白血球、赤血球、血小板の減少を改善する。何度も血液検査をしたり、事前に検査をする必要もない。

前出のクリーブランド・バイオラブと非公開企業の米ニューメディシンズ、そしてイスラエルのプルリステム・セラピューティクスは、それぞれ開発の最終段階にある。一方、ヒューマネティクスは経口薬の治験をまだ開始していない。

プルリステムは、被ばくする前に注入すれば、放射能中毒の重症化を予防あるいは症状を緩和することが可能な注射剤を開発している。

「米軍への予算拡大は、新薬の開発を早める可能性がある」と、同社北米部門のカリーヌ・クラインハウス副社長は指摘。

「ロイキン、ニューラスタ、ニューポジェンのどれも、白血球にしか作用せず、赤血球と血小板には効果を及ぼさない。(試験薬)PLX‐18の投与においては、被ばく量の事前把握や一連の血液検査といったことは不要だ。したがって、多くの被害者が出ているような状況に適している」と、自社の試験薬についてクラインハウス氏は語った。

米航空宇宙局(NASA)も昨年8月、米厚生省傘下の生物医学先端研究開発局(BARDA)と提携し、宇宙放射線が宇宙飛行士に与える影響に対処すべく新薬の開発を行っている。

NASAの放射線学専門家、ホングル・ウー博士はロイターに対し、被ばくする前に摂取できる薬に関心があることは間違いないと語った。

被ばく後に服用する治療薬「ヘママックス」を開発中であるニューメディシンズのレナ・バジーレ最高経営責任者(CEO)は、被ばくする前に服用する治療薬は、軍職員や救急隊などの初期対応者に限られるため、成長する機会が損なわれるとの見方を示した。

「事前に服用する薬は民間人に与えることができない」とバジーレ氏は言う。

プルリステムは、自社治療薬をがん患者の治療にも拡大する計画だと、共同CEOのYaky Yanay氏は明らかにした。10億ドルを売り上げる可能性があると同氏はみている。

「さらにずっと大きな抗がん剤市場に注目している」とYanay氏は語った。

(翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)


 

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コメント
 
1. 2018年2月06日 19:01:01 : kSzud78LvQ : athtuVxG184[10]
@ 米国の「2018年核指針評価」には、北朝鮮への先制核攻撃を想定させる、一文がある。

曰く、金政権が、核兵器を使用し、生き残るシナリオは、全くない。

> There is no scenario in which the Kim regime could employ nuclear weapons and survive.

https://media.defense.gov/2018/Feb/02/2001872886/-1/-1/1/2018-NUCLEAR-POSTURE-REVIEW-FINAL-REPORT.PDF

北朝鮮が、核も使用できず、生き残りもできない戦略は、先制核攻撃以外ない。

A 更に、北朝鮮の核保有を肯定するような、文章もある。

非核戦力に、戦争抑制の効果がない云々。

米国には許されるけれど、北朝鮮が、戦争抑制のために、核兵器を持ってはいけない理由は何か?

> Non-nuclear forces also play essential deterrence roles, but do not provide comparable deterrence effects--as is reflected by past, periodic, and catastrophic failures of conventional deterrence to prevent Great Power war before the advent of nuclear deterrence.


2. 2018年2月17日 14:43:38 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-3396]
2018年2月17日(土)

主張

日本に核持ち込み

米国の新戦略で危険高まった

 トランプ米政権の新核戦略・「核態勢見直し」(NPR、2日公表)報告は、核戦力を全面的に強化し、使用対象を敵対国からの米国や同盟国に対する通常兵器による攻撃にも広げるなど、核廃絶の国際的な流れに真っ向から反する方針を示しました。中でも、新型戦術核兵器の開発・配備の方向を打ち出したことは、日本への核持ち込みの危険を高める重大問題です。安倍晋三政権がNPRを「高く評価する」(河野太郎外相談話)としていることは、唯一の戦争被爆国の政府にあるまじき態度です。

安倍首相「前提変わる」

 今回のNPRは、戦術核兵器をめぐり▽核・非核両用任務の戦闘機(DCA)を世界中に前方配備する能力を維持・強化するとともに、核爆弾搭載可能なF35戦闘機によってDCAの性能向上に取り組む▽長期的には最新の核弾頭付き海洋発射巡航ミサイル(SLCM)を追求する―としています。

 DCAに関しては「必要な場合、米国はDCAと核兵器を北東アジアなど他の地域に配備する能力を持っている」とわざわざ地域名を挙げて強調しています。SLCMは、オバマ前政権のNPR(2010年)で退役が決まった核トマホークに代わる最新型の開発に乗り出そうとするものです。

 政府はこれまで、米国が太平洋地域から戦術核兵器を撤退させたことを挙げ、日本への核持ち込みは想定されないと説明してきました。しかし、日本共産党の藤野保史議員の質問に対し安倍首相が今回のNPRによって「前提が変わる」(14日、衆院予算委員会)と認めたように、F35などのDCAや水上艦船、攻撃型原子力潜水艦による日本への核持ち込みの可能性が新たに高まることになります。

 藤野議員の追及に安倍首相は日本への核持ち込みについて「(米政府との)事前協議の対象になる」「米国は日本の非核三原則(核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず)について十分理解している」などと言い逃れようとしました。

 しかし、日米両政府間では、核兵器を搭載した米艦船・航空機の日本への寄港や飛来を事前協議なしに認める「密約」が結ばれています。日本政府は廃棄の対米交渉を行わないで放置しています。

 非核三原則については「国民の安全が危機的状況になった時に原理原則をあくまでも守るのか、それとも例外をつくるのか、それはその時の政権の判断すべきことで、将来にわたって縛ることはできない」(10年3月)という政府答弁があります。将来の緊急事態で日本への核持ち込みが問題になった際、時の政権の判断で非核三原則の例外を認めるというものです。

 安倍政権は「現政権もこの答弁を引き継いでいる」(14年2月14日、衆院予算委、岸田文雄外相=当時)と明言し、非核三原則の形骸化を容認しています。

核兵器禁止条約に敵対

 今回のNPRは、国連で昨年採択された核兵器禁止条約について「米国の拡大核抑止に依存している多くの同盟国とパートナー国の安全保障を損なうことになる」と非難しています。これは、同条約が米国による核兵器の前方配備の障害になることも示しています。

 核廃絶の世論と運動を大きく広げるとともに、核兵器禁止条約に調印・批准する日本の政府・議会をつくるたたかいが必要です。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2018-02-17/2018021701_05_1.html


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