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警告!ついに北朝鮮が大気圏核実験の恐れ!
https://ameblo.jp/2951hykog117/
2017-09-23 00:04:26 半歩前へ
核問題を取材しているジャーナリストの高瀬毅が強く警告した。北朝鮮が大気圏核実験を実施する恐れがあるというのだ。もし実施したら、その爆発力と放射能の飛散はすさまじいもので、日本は愚か全地球規模で汚染されると警告した!
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高瀬毅の緊急警告を転載する。
北朝鮮が、太平洋上での水爆実験に言及しました。そんな馬鹿なとことを、とふつうは思います。大気圏核実験になるからです。
大規模なフォールアウト(放射性降下物)で広大な地域が汚染されます。
ですから国際社会は大気圏、海中、及び宇宙空間での核実験を禁止するPTBT=「部分的核実験禁止条約」を1963年に発効させ、1980年の中国(未調印)の核実験以降、大気圏では実験が行われていません。
その後地下核実験も含むCTBT=「包括的核実験禁止条約」へと拡大しましたが、まだ未発効です。現状行われているのは、臨界前核実験。これはCTBTには含まれていません。
いずれにしろ、大気圏での核実験は、地球環境への汚染インパクトが大きく、核抑止論を主張する国でも、さすがに行わないというのが世界の常識です。
とろこが、今回北朝鮮がそれについて言及しました。北朝鮮は、CTBTの締約国ではないので、条約に拘束されません。
それでも本来なら常識的に実施しないものですが、北朝鮮はわかりません。
以前から北朝鮮はいつか大気圏核実験に踏み出すのではないかという危惧は、専門家の間で指摘されていましたが、ついに堂々と言及するところまで来ました。
これまで2400回近い様々な核実験の中で、最大規模だったのが、1954年3月1日に中部太平洋マーシャル諸島ビキニ環礁で行われた、アメリカの水爆実験「ブラボー」です。爆発の威力は広島型原爆の1000倍と言われています。
この時に被曝した日本のマグロ漁船、第五福竜丸のトップである漁労長、見崎吉男さんにインタビューして、見崎さんだけが語りうる生々しい水爆実験との遭遇を描いた著作を3年前、事件から60年の年に出しました。
もし実施されれば、「ブラボー」の再現、いやそれ以上の凄まじい放射能による環境汚染が発生する可能性があります。
63年前は、日本でもホールアウト(放射性降下物)が観測されています。米本土でも観測してます。
その爆発力と放射能の飛散はすさまじいものでした。
北朝鮮は、実験施設を太平洋に持ちませんので、ミサイルに核弾頭を装着して飛ばすしかないと思いますが、想像するだにおぞましき未来です。
もしも、北朝鮮が実施したら、世界を取り巻く政治状況に激震が走ります。
ちなみに、明日23日は、第五福竜丸乗組員23人中、放射能による被曝が原因で最初に亡くなった無線長、久保山愛吉氏の命日です。
(写真は、水爆「ブラボー」の爆発です)
「ブラボー」の爆発です) もっと見る
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