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(Japan Makes No Headway in Convincing India to Buy Its Amphibious Aircraft: Suptnik International)
https://sputniknews.com/business/201709151057416548-japan-no-headway-amphibious-aircraft/
日本、水陸両用機購入へのインド説得に前進なし
CC BY-SA 3.0 / Aeroprints.com
ビジネス
2017年9月15日12:57(更新 2017年9月15日15:13)
日本は4年前からインドに自国の新明和US-2i水陸両用機を購入するよう促していたが、費用の問題や技術移転についてのインドの要求のために、日本は自ら課した禁止を解除してから初の武器輸出が出来ずにいる。
ニューデリー (Sputnik) ― 憶測に反して、日本は再びインドの武器市場への参入に失敗した。長期の懸案となっていたUS-2水陸両用機について、安倍晋三首相が先ほど終わったばかりの訪問で強力な売り込みを行っていたにも係わらず、日本はこの世界最大の武器輸入国と販売契約を結ぶことが出来なかったからだ。
© REUTERS/ Adnan Abidi
インドと日本は軍事関係の強化に合意したが、中国はこれを良く思っていない
先ほど終わったばかりの年次的な10回目の印日首脳会談の際に、安倍晋三・日本首相とナレンドラ・モディ印首相はこの取引について協議したが決定に到らなかった。それでも、無人地上車両やロボット工学の分野における未来の共同研究のための専門的な議論が始められたことを両指導者は称賛した。
S.ジャイシャンカール印外相はメディアに対し、水陸両用機の購入について日本と「真剣な交渉」が行われたと語った。
「日本が最新型US-2水陸両用機を供給する準備を整えていることは両国間の高度な信頼関係の象徴として称賛できる。この件について両政府は協議を継続することにした」と、印日共同声明に述べられている。
インドメディアは安倍晋三・日本首相の訪問に先立ち、長期の懸案となっている新明和機についての2国間取引について、日本側が少なくとも10%の値引きに同意して最終的な契約価格を13億ドルとすることで今回決着するとの憶測を伝えた。しかし、それは起こらなかった。
2014年、ナレンドラ・モディ印首相は日本訪問の際に同国のUS-2水陸両用機を購入する交渉を始めるための最初の協定に署名した。同機は4,500kmの航続距離を持つことから、インドの海軍と沿岸警備隊がその以前からこの航空機に強い関心を示していた。しかし、高価な費用と重要な技術を共有することに対する日本の厳格な姿勢のために、インドは他の選択肢に目を向けねばならなかった。
© AP Photo/ Toru Yamanaka
印日、過去最高となる13億ドルの水陸両用機の取引に署名へ
日本は直接販売を提案しているが、ナレンドラ・モディ氏が率いるインド政府は一部の機体を既製品として購入し、更に別の18機を同国の「メイク・イン・インディア」構想に沿ってインドで生産したいと考えている。
技術移転や関連する財務費用について合意点に到るための印日相互の我慢強い取り組みの結果、両国間の交渉は長期化した。インドは国の『メイク・イン・インディア』政策と調和した技術移転を模索しているが、日本は問題となる航空機の数が比較的少ないためにその提案が商業的に実行不可能と見ている−そして、恐らくこの見方は正しい。それでも、両国は割合と早くに地政学的に重要な諸条件を考慮して落とし所を見出すだろうと私は考える」と、インド海事財団[National Maritime Foundation]常務理事のグルプリート・クーラナ印海軍大佐はスプートニクに語った。
取引が成立していれば、日本が防衛輸出について数十年に亘り自ら課していた防衛輸出の禁止措置を2014年に解除して以来、これが初の防衛輸出となっていた。
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タグ スブラーマニヤム・ジャイシャンカール, 安倍晋三, 日本, インド
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