http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/105.html
Tweet |
水爆とみられる装置を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(中央)(朝鮮中央通信HPから )
「米朝開戦の可能性は70%以上」緊張高まる建国記念日〈dot.〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170908-00000088-sasahi-kr
AERA dot. 9/8(金) 17:12配信
トランプ米大統領と金正恩・朝鮮労働党委員長のにらみ合いが激化するなか、北朝鮮は9日に建国記念日を迎える。
韓国の李洛淵(イナギョン)首相は7日、建国記念日に合わせて北朝鮮が大陸弾道弾ミサイル(ICBM)を発射する可能性があると指摘した。トランプ氏も同日、「われわれが軍事力を使えば、北朝鮮にとって悲惨な日になる」と警告した。
米朝開戦となれば、米軍基地を抱える日本も戦争の当事者となる。コリア・レポート編集長の辺真一氏は言う。
「まず、北朝鮮が米国に先制攻撃することはありえません。それは子犬がドーベルマンに食ってかかるようなもので、金正恩体制の崩壊につながる行動だからです。北朝鮮はそこまで愚かではありません。一方、米国が北朝鮮を先制攻撃する可能性はあるでしょう」
トランプ氏は今年4月、シリアの空軍基地に巡航ミサイル爆撃をした。シリアのアサド大統領が、化学兵器による空爆を同国内で行ったと判断したためだ。トランプ氏の"レッドライン"を越えたことで、国連安全保障理事会の承認も取らないまま、軍事行動に踏み切った。
現在の米朝のにらみ合いも、トランプ氏が「レッドラインを越えた」と判断すれば、軍事作戦を展開する可能性が高い。問題は、その一線がどこにあるかだ。辺氏は言う。
「北朝鮮は、グアムに向けたミサイル発射計画をすでに公表しています。緊張緩和がない限り、実施まで時間の問題。一方、グアムや米国本土近くの公海へのミサイル発射を、トランプ氏は『レッドラインを越えた』と判断するかもしれない。そうなれば、北朝鮮のミサイル発射基地に絞って限定攻撃するシナリオは、十分に考えられる」
攻撃を受けた北朝鮮は、ミサイルによる報復攻撃をするだろう。もちろん、日本や韓国も標的だ。
このようなシナリオの軍事衝突の可能性について辺氏は、「70%以上ある。むしろ、北朝鮮は米国とミサイルの応酬になってはじめて、対話による交渉ができるようになると考えているだろう」と分析する。
米朝開戦の危機に、安倍晋三首相はトランプ氏の圧力強化路線に歩調を合わせている。
米国は北朝鮮への石油禁輸、金正恩氏の資産凍結などを盛り込んだ追加制裁決議案を、11日の国連安全保障理事会で採決できるよう目指している。トランプ氏に同調する安倍首相も、ロシアのプーチン大統領に「国際社会全体で最大の圧力をかけることが重要」と訴えた。だが、プーチン氏は「まずは対話」と、話し合いによる解決を強調。中国も対話による政治的解決を求めており、圧力強化の道筋は見えていない。
ある自民党のOB議員は言う。
「米国の攻撃が限定的でも、報復の連鎖で全面戦争になる危険性もある。にもかかわらず、安倍さんはトランプ氏をけしかけているだけ。党内でも『対話路線を完全に捨ててはいけない』という声も出はじめている」
悲劇的結末か、それとも対話か……。日本も巻き込む米朝両国のチキンレースの終末は、目前まで迫っている。(AERA dot.編集部 西岡千史)
- (論議板)エバンス・リビア「米軍が朝鮮半島で何らかの軍事行動を起こす可能性はほとんどない」と/TBS報道特集 仁王像 2017/9/09 20:34:58
(0)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。