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(朝鮮中央通信−ネナラ(平壌外国文出版社))
http://www.naenara.com.kp/ja/news/?0+99902
[2017-08-22]
論評:日本の真の脅威はどこから来るか
去る8日、日本が2017年「防衛白書」を発表した。
日本防衛省は白書で、われわれの相次ぐ大陸間弾道ロケット発射の成功を非難し、北朝鮮の核・ミサイル開発は日本に対する深刻な脅威、新たな段階の安保脅威になると言い掛かりをつけた。
これとタイミングを合わせて9日、日本航空「自衛隊」の戦闘機はグアムの米空軍基地から飛来したB1B核戦略爆撃機と共に空中戦訓練を行い、現在進行中の陸上『自衛隊』と米海兵隊との共同訓練も公然と公開し、火薬のにおいを漂わせている。
とうとう、待っていた時が来たというふうである。
朝鮮半島情勢を最悪に追い込む米国の突撃隊になってのさばる日本の妄動は、彼らの不純な軍国主義的企図をありのまま表している。
20世紀、軍国主義日本はいわゆる「東洋平和」と「解放」を唱えてほぼ半世紀間、アジア太平洋地域を悪夢の中に追い込んだ。
現在も、日本は朝鮮に対する再侵略野望を実現して血なまぐさい過去の歴史を繰り返してみようと狂奔している。
すでに、日本首相の安倍は日本の憲法施行70年関連行事で、北の核・ミサイル開発によって安保環境が変化したから、現行憲法を修正しなければならないと力説した。
先日、防衛相になった小野寺も、日本防衛省が北のミサイル基地を先制攻撃する敵基地攻撃能力保有問題を検討していると公式に発表した。
外信は一様に、「日本が北朝鮮ミサイル基地打撃能力を保有するなら、日本の防衛政策における大きな変化を意味」すると評している。
言い替えれば、日本が「戦争を否定」する国家から「戦争が可能な国家」になって「先制攻撃」を含む全ての戦争の準備を終えるということを宣布したことにほかならないということである。
今日は誰それの「脅威」についてけん伝し、明日はまた、新たな「脅威」説をつくり出すのは敗北後、現在まで日本が捨てていない根本的な悪習である。
朝鮮人民に対して罪の多い日本がむしろ、誰それの脅威について論じるほど、自分ら特有のずる賢さ、鉄面皮さを浮き彫りにさせるだけである。
「大東亜共栄圏」の昔の夢を見ながら、再侵略の刀を研ぐ日本にとって真の脅威は他の所からは来ない。
われわれの近くで朝鮮を誰よりもよく知っていると唱える日本は、自分の斧に自分の足が突かれるという朝鮮のことわざを常に忘れてはいけない。
今のような情勢の下で、日本が小細工を弄して軽挙妄動しても有益なことは一つもない。
朝鮮中央通信
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