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露国で中国の習国家主席とプーチン露大統領が会談して関係を深める一方、米国は西沙諸島へ駆逐艦
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201707050000/
2017.07.05 04:56:00 櫻井ジャーナル
中国の習近平国家主席とロシアのウラジミル・プーチン大統領が7月4日にモスクワで会談、両国の関係が緊密であることを示す直前、南シナ海ではアメリカ海軍が駆逐艦のステセムが7月2日に西沙諸島のトリトン島から12海里(22キロメートル)のあたりを航行させ、中国は対抗して軍艦と軍用機を派遣した。韓国軍によると、4日には朝鮮が同国の西部から東海岸へ向けて弾道ミサイルを発射したという。例によって、アメリカ側が軍事的な緊張を高めたいと願うタイミングでのミサイル発射だった
アメリカから脅された結果、ロシアと中国は急速に関係を深め、今では完全な同盟国。中露を威圧するためにアメリカは両国の国境周辺にミサイルを配備している。東アジアでは韓国にTHAAD(終末高高度地域防衛)ミサイル・システムをすでに持ち込み、日本は地上配備型イージスシステム「イージス・アショア」を導入するようだ。いずれも防衛名目だが、攻撃用ミサイルを発射することもできる。
こうしたミサイルが中国やロシア、特に中国を狙ったものであることは明白。THAAD2基は前の朴槿恵政権が機能不全の状態になったどさくさに紛れて搬入したが、さらに新大統領の文在寅に通告しないで4基が持ち込まれたと伝えられている。事情はどうであれ、中国やロシアは対抗措置をとる。
ドイツのハンブルグで7月7日から8日にかけて開催されるG20サミットでドナルド・トランプ米大統領はウラジミル・プーチン露大統領と会談、ネオコンたちはトランプにプーチンを脅すように求めていることだろう。
トランプは中国、韓国、日本の首脳とも会う予定で、朝鮮の核兵器やミサイルの開発への対応を協議すると西側メディアは報道しているが、中国が問題にしているのはTHAAD、そして南シナ海におけるアメリカ側の挑発だろう。
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