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米軍はダマスカスとバグダッドを結ぶ幹線を押さえ、ラッカを制圧、シリア政府軍の戦闘機を撃墜(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/478.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 6 月 19 日 14:53:20: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

米軍はダマスカスとバグダッドを結ぶ幹線を押さえ、ラッカを制圧、シリア政府軍の戦闘機を撃墜
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201706180000/
2017.06.19 14:47:59 櫻井ジャーナル


シリアの要衝、ラッカ近くでダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を攻撃していたシリア政府軍のSasyuracom-22戦闘機をアメリカ主導軍のF/A-18E戦闘機が撃墜した。これはシリア軍とアメリカ軍、双方から発表されている。

アメリカやイギリスはヨルダンに拠点を築き、シリア政府の承認をえないまま特殊部隊をシリア南部、バグダッドとダマスカスを結ぶ幹線が通るアル・タンフへ侵入させ、拠点を構えた。そこで「新ダーイッシュ」を訓練、デリゾールへ送り込もうとしている。

シリアとイラクとを結ぶ幹線を復活させることはダーイッシュやアル・カイダ系武装勢力と戦う上で重要。そこでその道を国境へ向かっていたシリア政府軍をアメリカ主導軍は5月18日、6月6日、そして6月8日に攻撃している。シリアとイラクとの間にもアメリカの傀儡勢力が支配する地域を作りたのだろう。アメリカ軍はそこへHIMARS(高機動ロケット砲システム)を持ち込み、シリア政府軍を攻撃する能力を高めている。

現在、サラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を主力とするダーイッシュやアル・カイダ系武装勢力は兵力をデリゾールに集結させている。イラクのモスルやラッカから移動しているのだが、アメリカ主導軍はデリゾールへ向かう部隊を攻撃していない。

ラッカで会議を開いていたダーイッシュの幹部たちをロシア軍は5月28日に空爆、出席していた約30名を殺害、その中にダーイッシュを率いているとされるアブ・バクル・アル・バグダディが含まれていた可能性があるとロシア国防省は発表している。

バグダディは現場の責任者にすぎないものの、ダーイッシュやアル・カイダ系武装勢力の間に動揺が広がったとも伝えられている。そうした動揺を抑えるためにもアメリカ軍の強さを誇示する必要があったのかもしれない。

アメリカ軍の情報機関DIAの局長だった当時からサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を主力とする武装勢力への支援に反対していたマイケル・フリンはドナルド・トランプ政権で国家安全保障補佐官に就任したが、2月13日に辞任させられ、その後のトランプ政権はバラク・オバマやヒラリー・クリントンと同じような政策を推進しはじめている。

2015年9月30日にロシア軍が空爆を始めてからそうした武装勢力は支配地域を縮小させられ、体勢を立て直さざるをえなくなった。その一環として今年3月、アメリカ軍はヘリコプターを使い、イラクのモスルやシリアのデリゾールからダーイッシュの指揮官たちを救出、その後にダーイッシュはラッカに集結していた。アメリカ軍がクルド軍とラッカへ到着すると、ダーイッシュはシリア政府軍が制圧しているデリゾールへ向かい始めたわけで、これはアメリカ側の作戦だと考えるべきだろう。

ダーイッシュにしろ、アル・カイダ系武装勢力にしろ、その実態はアメリカ、サウジアラビア、イスラエルを中心とする勢力の傭兵にすぎないことは公然の秘密。シリアの場合、この三国同盟にアメリカ、フランス、トルコ、カタールなどが加わっていたが、ここにきてカタールやトルコが離れた。この2カ国が離脱したことからムスリム同胞団も侵略作戦から離れ始めている可能性がある。

本ブログでは何度か書いていることだが、アメリカにはシリア、トルコ、イラン、イラクを含む地域にクルドの国(クルディスタン)を作るというプランがある。シリアのバシャール・アル・アサド政権を倒して傀儡国家を作るという当初の計画が破綻した今、そのプランに切り替えている可能性が高い。

イラクのクルドは以前からイスラエルの傀儡として有名で、クルディスタン全体をアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの属国にしたいのだろう。サウジアラビアはヨルダンやアラブ首長国連邦と一緒に、独立を支援する代償としてクルディスタンに自分たちの軍事基地を作らせるようKRG(クルディスタン地域政府)に求めている。イラン、イラク、シリアを分断し、いつでも侵略できる態勢を整えたいというネオコン臭の強いことを考えているように見える。

 

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コメント
 
1. 2017年6月19日 19:26:33 : 4YYrzdxdME : kL37DvJ@@K4[66]
表立ち 援助できない 隙突かれ

2. 2017年6月19日 23:22:36 : caDDyxuZVY : YCsvou154w4[4]

 早速、ロシア国防相は、2015年10月に成立したシリア空域での相互の椿事を防ぐUSとの覚書を6月19日より保留するとの宣言をしている。加えるに、シリア空域における無人、有人の飛行物体は追跡され攻撃対象となっていると付け加えている。ロシア空軍は国連に加盟しているシリア政府の要請でシリア空域で活動していることを協調している。
 
 ロシアサイドの論理展開は以下である。US機の攻撃の際には、ロシア機はシリア上空に存在しており、上記の覚書に沿って相互の連絡は可能であったが、US機が試みた形跡はない。信義が保全されないので中断する。撃墜されたシリア機のパイロットはテロリスト支配地域に脱出たが、生死は不明。

 その後の戦勝報告を見るに、シリア軍はラッカ南方の都市Resafa(sergiopolis)あたりでISILと交戦していたらしい。戦略上の要衝なのであろう、USはUS支援SDFにその地を占拠させる予定であったのであろう。

 シリア空軍機の撃墜の報の後、時を待たずに、イランはデリゾール南方イラクとの境界に位置する、AL-Mayadin cityを占拠するISIL部隊をイラン国会議事堂と聖廟へのテロ攻撃への報復の為に、イラン国内からシリア政府への事前連絡のもとでミサイル攻撃をしている。

 イランのミサイル攻撃はUS機によるシリア機の撃墜と連動していると思われる。

 ロシア、イランはともにシリア政府の了解を得ている、合法性は担保されている、しかるにUSは?という状況をつくりだされている。

 おおざっぱにシリア戦況をみるに、シリア南東部の砂漠地帯はヨルダンとイラクに国境線を有しているが、この国境管理を巡っての戦いは、シリア政府軍の勝利で収束しつつある。アルタンフ検問所を内含した出臍の形でヨルダン側から突き出た僅かな地域をUS、UK軍が占拠している。この出臍が巨大化しデリゾールにまで到達することは臍の北西部に駐留するシリア軍が妨げとなっており、US、UK軍は出臍内で達磨状態となっている。

 ラッカからのISILメンバーと兵站のデリゾールへの移動がうまく進捗していない。遷都を達成することはほぼ不可能になっている。

 政治的にクルドの独立がUSの目標になろうが、トルコは大統領が選挙で選ばれる限りは、誰が大統領になろうとも、悪魔と契約してでもクルドの独立を阻止するであろう。

 USが政治的、軍事的に手前勝手を通す当ては少なくなっている。

 紛れをもとめての行動は例によって偽旗作戦だけであろう。圧倒的な支持を集めたマクロン仏大統領と連携!

国境なき医師団、MSF(Medecins sans frontieres)がシリアとヨルダンの国境に位置する戦闘地域に再度、展開するとのアナウンスがあった、MSFへの理解は人により様々であろうが、一つの見方としては、仏の情報機関を構成しているとみなしてもよろしかろう。
 
 みんながが知ってしまったホワイトヘルメッツのかわりの役者としてはうってつけである。多くの人々がその馬脚を見ていないMSFに、工作員による化学兵器の攻撃を受けた市民の救助を担ってもらい(彼等は、医師としての教育は受けてる)、その様子をメインストリームメディアで繰り返し映像を流し、国連決議は拒否権で成立しないであろうから、国連決議なくUS連合はアサド政権打倒への侵略を宣言する、このシナリオぐらいかと思われる。


3. 2017年6月20日 04:10:37 : L6qcuXNlY6 : UaAUGNvb3M8[1]
そろそろ中東の戦争がヒートアップするかもな。

所詮人間は諸刃の剣を振って、自滅するのさ。

日本人はビール片手に戦争のニュース見てグチグチ言ったりするんだろなあ

人類なんかあと、二百年も続かない証左なんだ。

いやー美しい星も台無しだな。


4. 2017年6月20日 08:01:35 : rYuJrQurpI : 7br31fNmXl0[144]
ISISを逃がすルートと、侵攻させるルートを確保したということだから、ますます精力的に爆撃しなければならん。だいたいロシアがあの時アメリカの懇願に耳を貸さず、航空部隊を撤退させず、ISISが全滅するまで攻撃していればこんな巻き返しは不可能だった。アメリカ人やユダヤ人に恩義は通用しない。

5. 2017年6月20日 11:50:03 : OWa42Di2Po : IKA4nfdiJvQ[1]
@ カタールにある米空軍基地とロシア空軍が駐留するフメイミム空軍基地には、不測事態を回避するために、いわゆるホット・ラインが引かれている。

シリア空軍機の撃墜後、慌てて米軍は、ロシア軍に報告をしてきたけれど、このホット・ラインを使用したものでは、なかったらしい。

A シリア空軍機の撃墜に参加した機種は、「スーパーホーネット」と言われる米海軍機で、現在は、所属する原子力空母「ジョージ・ワシントン」が、大修理を行うために、米国に戻っているので、代わりに、岩国基地に駐留中の「第五空母航空団」しか、保有していない機体だ。

一体、「スーパーホーネット」は、誰の命令で、どこから飛来したのか?

B イラン革命防衛隊は、先日のテヘラン・テロ攻撃を口実にして、射程700キロの中距離ミサイルを、ケルマンシュー州から発射して、デリゾールのIS基地を、正確に攻撃し、破壊した。

米国は、シリア南部に不法駐留中の、自国軍と連合軍(イギリスとノルウェー)の防衛を理由として、再三、シリア政府軍と同盟軍(イランやヒズボラ)を攻撃している。

シリア情勢は、非常に緊張感が増している。


6. おじゃま一郎[6100] gqiCtoLhgtyI6phZ 2017年6月20日 13:14:08 : lOVv6eUfW6 : @bGAo7ZhxIg[1]
米国はシリアの戦闘機を撃墜した法的根拠は、シリア軍が
米国に支援されたシリア民主軍の近くを爆撃したことによる
集団的自衛権の行使であると、米軍幹部が語った。

もし、このことが許容されるなら集団的自衛権の範囲が拡大
されたことを意味する。

自衛権は、個別であろうと集団であろうと、国対国において
違法性阻却事由として武力行使が認められているもので、シリア民主軍は
米国が支援しているが、国ではない。しかも、現地の米軍が語って
いるところから軍内部で判断された可能性がある。

米国は、今まで傀儡政権を作り、それを支援する形で
集団的自衛権行使の名のもとに、反対勢力に武力行使をして
きたが今度は新たなスキームの集団的自衛権で違法な武力行使を
正当化しているようだ。



7. 2017年6月20日 19:47:39 : VQkisJPRkw : w@oDb5qKmv4[86]
根の腐った邪悪な強盗殺人国家の皆様は、

自ら作る塀の中で、しっかりと
自慢の武器で反政府とネオ●ンさんたちで
内需拡大、国内産100%で
景気回復、殺し合いをしてください!

外に出て込んでヨシ!
誰がこんな国のもの買うか!!!!!

ヒトゴロ●がしたい他国強盗殺●国家、
オコトワリ!!

憲法違●犯罪者を使って強盗したり、
憲法の通信の秘密を犯す、盗聴盗撮している
Hな犯罪国の皆様は、
日本から奪ったお金、返してね!

よろしくお願いします。


8. 2017年6月20日 21:06:45 : MqH3Tx9e7g : OFv1Mj5LvKg[2]
>>7
こりゃダメだよ。
スノーデンが日本政府へ提供した、ネット監視プログラムでNGワード多数抽出されて
危険思想国民のレッテル確実についたよ。
即ネット契約解約して地下にもぐらないと、何十年も監視下におかれて下部組織のカルトグループから集団ストーカー被害を受けることになるよ。
もっと注意しないとダメだ。奴らは見ている。

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