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なぜかインド洋を航行 原子力空母派遣はトランプの猿芝居
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/203913
2017年4月21日 日刊ゲンダイ
カール・ビンソンは今どこに…(C)ロイター
金正恩も思わずズッコケたのではないか。トランプ政権が朝鮮半島近海に派遣した、としていた原子力空母「カール・ビンソン」。ミサイル駆逐艦などを率いて南シナ海・東シナ海の制海権を一気に掌握し、北朝鮮がミサイル発射実験などを行えば攻撃態勢に入る――と緊迫感が高まっていたが、15日時点で朝鮮半島から約5600キロも離れたインド洋沖をノンビリ航行していたという。
トランプ政権は8日にシンガポールを出港した「カール・ビンソン」の行き先を急きょ、オーストラリアから朝鮮半島近海に変更したと公表。スパイサー大統領報道官も11日の会見で、朝鮮半島を目指して「勢いよく進んでいる」と説明していた。ところが、実際は「カール・ビンソン」は北上するどころか、真逆の海域を漂っていたわけだ。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「ホワイトハウスは国防総省に困惑している」と報じたが、事実ならマンガだ。報道機関を「フェイク(偽)ニュース」と断じるトランプ政権自らが「フェイクニュース」を流していたようなものだ。だが、いくら何でも超軍事大国としてはあり得ない話だ。米国の狙いは何なのか。元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。
「米国内で北朝鮮に対する軍事行動を支持している国民は2割ほどで、圧倒的多数の国民は反対です。にもかかわらず、トランプ政権が北朝鮮に強硬な態度を示している狙いは、恐らく5月9日に行われる次期韓国大統領選でしょう。米国にとって、対北融和路線を掲げる最大野党『共に民主党』の文在寅候補よりも、米国との連携を訴える野党第2党『国民の党』の安哲秀候補の方が使い勝手がいい。安候補を勝たせるためには、大統領選直前まで北朝鮮有事を煽る必要があると考えているのではないか」
つまり、米国はハナから本気で北朝鮮とコトを構える気はない。有事を煽れば、グダグダだったトランプ政権の支持率も上昇するし、韓国大統領選も思い通りに運ぶ。最悪、軍事衝突になっても、日本や韓国に北朝鮮の相手をさせればいいと考えているのだろう。空母打撃群の派遣なんて、トランプ政権の「猿芝居」「ヤラセ」だったのだ。道理でトランプがフロリダの別荘でバカンスを楽しんでいたはずだ。
恥ずかしいのは「トランプフェイク」にまんまと乗せられた日本メディアだ。「カール・ビンソン」のデカい模型まで用意しながら、したり顔で米国の北朝鮮攻撃作戦を解説していたテレビコメンテーターはどう思っているのか聞きたいものだ。
日本も花見だし。
― 777suga (@larkmild2) 2017年4月20日
空母打撃群の派遣なんて、トランプ政権の「猿芝居」「ヤラセ」。道理でトランプがフロリダの別荘でバカンスを楽しんでいたはずだ。
なぜかインド洋を航行 原子力空母派遣はトランプの猿芝居 https://t.co/oLOVN7qTBD
日刊ゲンダイ『なぜかインド洋を航行/原子力空母派遣はトランプの猿芝居』
― Divina Commedia (@Beatrice1600) 2017年4月20日
カール・ビンソンのデカい模型まで用意しながら、したり顔で米国の北朝鮮攻撃作戦を解説していたテレビコメンテーターはどう思っているのか聞きたいものだ。https://t.co/cPh4Z5Ta3k
こいつらな pic.twitter.com/rMQ2IMUA15
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