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陛下の安倍首相に対する「御恨み骨髄」とまで書いた週刊新潮ー(天木直人氏)
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7th Dec 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks
奇しくも、今日発売の女性セブン(12月21日号)と
週刊新潮(12月14日号)が、天皇陛下の退位日程が決定した事に因んで、
天皇陛下と安倍首相の対立について特集記事を書いた。
それらを読むと、その対立がいかに大きく、
そして長きにわたって続いて来たかがよくわかる。
女性セブンの記事で私が注目したのは、
退位日程を決めた12月1日のあの皇室会議に、
本来はメンバーでない菅官房長官を11人目として安倍首相が同席させたことが
大きな波紋を呼んでいると書かれていたところだ。
女性セブンのその記事は、そのことをこう解説している。
これは安倍首相が「退位の例」や「即位の例」を自分が中心となって取り仕切り、
トランプ大統領やエリザベス女王を列席する規模で行って歴史に名を残すためだと。
その大役を成功させるために菅官房長官を担当大臣にして
わざわざ出席させたのだと。
そして女性セブンのその記事は、
退位の日程を3月末からわざわざ一か月遅らせ、
国民的な高揚感を世間に残したまま参院選と改憲の国民投票のダブル選挙を
行おうとするのなら、「御代代り」でさえも政権の踏み台にするのかと
痛烈に批判している。
しかし、私がもっと驚いたのは週刊新潮の記事だ。
天皇陛下のお言葉をことごとく否定して
安倍首相が退位を決めてしまったことに対する批判は女性セブンの記事よりも、
もっと激しい。
ついに「侍従職関係者」の言葉を借りて、次のように書いた。
「・・・陛下は喜怒哀楽の感情を表に出すことを決してされないのですが、
それでも安倍さんには恨み骨髄、という表現がぴったりくるのではないでしょうか。
これだけ陛下の思いを蔑ろにした首相は前代未聞と言えます・・・」
さすがに週刊新潮のこの書き方には私も驚いた。
ここまで書いてもいいのかと私でさえ思うほどだ。
本当に侍従職関係者はそう言ったのだろうか。
安倍首相はその侍従職関係者を週刊新潮に特定するよう求めてくるのではないか。
週刊新潮が嘘を書いたなら大問題になる。
ウソでなければ、ここまで天皇陛下を怒らせた安倍首相は、
即刻辞職しなければいけないだろう。
波紋を呼び起こしかねない、物凄い、週刊新潮の記事である。
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