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2017-11-02 08:40
昨日1日、特別国会が開かれた。衆院議長は大島理森氏(自民)、副議長は赤松広隆氏(立民)に。そして、安倍晋三氏(自民)が98代内閣総理大臣に選ばれた。 (ノ_-。) <大島氏、赤松氏は就任中は党を離脱。>
安倍首相は、8月に内閣改造したばかりの閣僚を全て再任し、第四次安倍内閣をスタート。自民党の党役員も全て留任された。^^;
首相は記者会見で、早速、憲法改正に向け与野党協議を呼びかける方針を表明。「スケジュールありきではない」と言いながらも、実際には1日も早く、それこそ来年にも改憲発議&国民投票をを実行に移したいという強い思いを抱いていることは明らかなわけで。<来秋には総裁選が控えていて、3選できるかビミョ〜だしね〜。>
「(衆参両院の)憲法審査会に各党が改正案を持ち寄って、建設的な議論をしていくことが大切だ」「与野党に関わらず幅広い合意を形成するよう努力を重ね、国民的な理解を得られるようにしていきたい」と強調していたという。^^;
<mewは絶対護憲派ではないけど。国民主体ではない改憲、9条改悪などには反対の立場。野党が弱体化している分、公明党と自民党内の抵抗、維新、希望の衰退で、改憲発議が困難になることをひそかに願うしかあるまい。_(。。)_ >
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それにしても、07年に辞めたはずの史上最悪の首相が、12年にゾンビのように復活して。しかも5年も長きにわたって首相を続けてしまうとは。 (ノ_-。)
マジで「WHY JAPANESE PEOPLE・・・?」と叫びたい感じが。(・o・)
その大きな理由の一つは、自民党と正面から対峙すべき野党が割れてしまっているからであることは明らかだろう。(-_-;)
12年に民主党が安倍自民党に政権を奪取された最大の要因は、「小沢Gvs.非小沢G」の対立から小沢Gが離党して党が分裂したことに(+保守勢力が中道左派系を排除しようとする動きも出たことにも)あるし。
今回の衆院選も、民進党を中心とした野党共闘ができず。おまけに前原前代表が共産党と組みたくないという一心で、党を半ば解体分裂させてバラバラに戦ったことが、支持率低下している安倍内閣&自民党を救う原因になったわけで・・・。
もし本気で安倍政権を打倒する気があるなら、野党の議員や彼らをサポートする識者、国民などは、もう少しマジメに、よ〜く考えなければいけにだろう。(-"-)
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今、mewが少し憂慮しているのは、立民党の枝野代表が(どこかに孤高とか書かれていたけど)、他の党との連携にかなり否定的になっていることだ。(・・)
<あと首班指名でも、社民党、自由党が枝野氏の名を書くことはOKしたのだけど。共産党が枝野氏の名を書くことを検討したものの、枝野氏側が事前協議を断ったという。^^;>
また、新たに民進党の代表になった大塚耕平氏は、「われわれは、『三党物語』で『三割政権』をしっかり倒す」とアピールしていたのだけど。
でも、枝野氏は、希望の党はもちろんだろうけど。民進党との連携にもかなり否定的なのである。^^;
ちなみに、大塚代表は、こんな話をしていたとか。<「三党物語」とかウケ狙いするのは、何だかな〜って感じが。(>_<)
『(東京、大阪、愛知の3知事が連携すると発表した)「3都物語」から始まった今回の総選挙だったが、これからは(立憲民主党、希望の党、民進党の)「3党物語」でしっかり連携して政権交代に向けて歩みを進めたい。ただし、それぞれ友党の皆さんは皆さんなりのお考えと立場があるので、まずは真摯(しんし)に公党同士で向き合って信頼関係を構築していく。(参院議員の)皆さんはそういう気持ちで国会に向き合っていただければ幸いです。
自民党の(全有権者数から算出した)絶対得票率は25%で議席占有率は75%。比例得票数は33%。どちらの数字を見ても3割政権としか言えない。我々は3党物語で3割政権をしっかり倒していく。(国会内の党参院議員総会で)(朝日新聞17年11月1日)』
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先に言うなら、mewは別に立民党に対して、早く民進党と合流に向けて動くべしとか、希望の党とも積極的に協力した方がいいという気はさらさらないし。
枝野代表が言うように「永田町の数合わせのゲーム」に参加する必要はないと思うし。まずは、結党したばかりの立民党の体制をしっかりと整えることが重要だと。また、民進党や希望がどうなるのか、どういう方向に進もうとするのか、しばらくウォッチした方がいいとも思っているのだけど。(・・)
ただ、国会では、特別国会延長を迫った国対会合のように、野党同士が一緒になって協力して行くことは必要不可欠だし。
枝野代表の言動を見ていると、ちょっと他党に対してツンケンしているというか、あえて壁を設けているような感じがするのだ。(-"-)
<チョット感じが悪く思える部分もあったし。立民党が思ったよりも議席をとって、威張っている、調子に乗っていると誤解されるのもイヤだな〜と思うところも。^^;>
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実際、昨日も、福山幹事長が民進会派を離脱するように言われたことを取り上げて、民進党との連携を拒む発言を行なっていたのである。
『立憲民主党の福山哲郎幹事長が30日、これまで所属していた参院会派「民進党・無所属の会」から離脱した。民進党小川敏夫参院議員会長から「首相指名が異なることになる。離脱してほしい」と要請されたという。
「19年3カ月所属した会派。不本意だが離脱届を出した」と振り返った。ある意味で民進党からも“排除”された形。会派に属さないため、今後、国会での質問機会がなくなる。「非常に残念だが、党幹事長として今後も発信していく」と力を込めた。(日刊スポーツ17年10月30日)』
『立憲民主党の枝野代表は1日、国会内で記者団に、参院民進党との連携について否定的な考えを示した。
枝野氏は理由として、民進を離党した立民の福山幹事長が、民進の参院会派への残留を認められなかったことを挙げ、「(参院の民進に)連携する意思がないと受け止めざるを得ない」と語った。これに対し、民進の大塚代表は、国会内で「(枝野氏から)発言の趣旨を聞いていないので、改めて確認したい」と述べるにとどめた。(読売新聞17年11月1日)』
『枝野氏は、立憲の福山哲郎幹事長(参院議員)の処遇を巡り参院民進党を批判。「せっかく幹事長が一緒の会派でやろうと言っていたのに、『出ていってくれ』と言った。連携の意思がないと受け止めざるを得ない」と怒りをにじませた。(毎日新聞17年11月1日)』
<これも、mewから見ると、どっちもどっちって感じがしているんだけどね〜。(~_~;)
民進参院から言えば、前原代表のために衆院議員がおかしなことになっちゃったので、参院議員で何とか踏ん張ろうと行っている時に、突然、福山氏だけ一本釣りみたいな形で、立民党に行っちゃったので、「あれあれ〜?」って感じがあっただろうし。実際、首班指名で書く候補も違っただろうし。ビミョ〜なところ。_(。。)_ >
日刊スポーツの「政界地獄耳」が、こんな記事を載せていたのだけど。mewも、かなり共感できるところがある。
『今度は枝野が政治の寛容さを見せるとき/政界地獄耳
★野党が動き始めた。24日、参院民進党の議員総会で参院議員会長・小川敏夫は「前原も前提が崩れたと言っている。参院がこぞって希望に行くという話は、する必要がなくなった」とし、様子を見る。2年後の参院選の行方が心配なだけに参院は慎重だ。27日には民進党両院議員総会が開かれ、方向が決まるだろう。ポイントは2つある。(1)11月1日の首相指名選挙で民進党参議院、希望の党、民進から無所属で出馬して当選した議員の面々は、誰を指名するのか(2)年内に無所属議員、希望の党離党組、立憲民主党の面々は新党を立ち上げて合流するのか、それぞれでいくのか。
★共産党は立憲民主党に前のめりだ。候補者を降ろして立憲の候補を支援した自負が、野党共闘の旗としてある。一方、社民党党首・吉田忠智は「立憲民主を軸に、社民も共産も協力したい」とするものの、幹事長・又市征治は希望に対して「そういうところとやったって、共闘にならない」と切って捨てる。立憲民主党代表・枝野幸男は勝因と方向について「数合わせの政治とは異なる位置に旗を立てたことだ。権力ゲームとは距離を置き、国民目線という軸を守りながら進めていく」としている。
★その意味では連合会長・神津里季生は「党は2つに割れたが、本来は大きな塊として維持されるのが参院選にとってベストだ」と、なお関与を示唆した。希望に乗っかった神津は、発言を控えるべきだ。ただ枝野の孤高の立ち位置も、希望の党代表・小池百合子の排除の論理と変わらない。巨大与党に対峙(たいじ)することは数合わせでも権力ゲームでもないが、野党第1党の役割でもない。いまこそ政治の寛容さを見せる時ではないのか。(K)※敬称略 <日刊スポーツ17年10月26日)』
<連合の支持をどこがとるかという争いも絡んでいるのも、困りものかも。しかも、連合は共産党が大嫌いだから、立民党も共産党にさんざん選挙でお世話になっていながら、オモテ立って仲良くできないところがあるし。民進党の中でも、共産党を含めた野党共闘をどうすべきか、意見が分かれている様子。(*1)希望は共産党と組みたくない人が作ったんだから、当然にして野党共闘など行なう気はない。^^;>
* * * * *
折角、特別国会が12月まで延長になって。モリカケ問題の追及をするチャンスも出て来そうなのに・・・。
立民と希望は、これから党本部ができたばかりで、国会対応どころか党務の事務作業に追われているようだし。(党の事務員は、国会のデータ集めや様々な準備などでも大事な役割を担っているのだ。>
今までは、民進党が特別チームを作って頑張っていたのだけど。そのメンバーもバラバラになってしまい、果たしてデータや情報をうまく共有できるのか、果たして官僚などへのヒアリングも実行できるのか、気がかりなところ。(・・)
新聞記事に『自民党幹部は「野党の言う通りに会期を長くしたけど、本当に大丈夫なんですかねえ」と話した』とイヤミっぽいことを書かれていたのだけど。(毎日11.1)
これ以上、安倍自民党を図に乗らせないためにも、これまでの反省を活かして、国民のために協力すべきところはしっかりして欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
p.s. 今度は立民党の初鹿明博衆院議員が、「週刊文春」で女性へのセクハラ疑惑が報じられて、6カ月の役職停止処分を受けることに。(>_<)出るクイは打たれるで。与党にとってジャマな立民党は明らかに狙われているのだから、気をつけてほしいものだ。(**)
THANKS
左派、蓮舫氏擁立を画策 くすぶる分裂火種
11/1(水) 7:55配信 産経新聞
民進党は新代表に大塚耕平参院議員を選出したが、保守色の濃い大塚氏に対し党内の左派議員が直前まで蓮舫元代表の擁立を画策するなど党分裂の火種はくすぶったまま。大塚氏は今後も難しいかじ取りを迫られる。
「志と目標を共有できる他党の仲間と手を携え、粉骨砕身、全力で取り組む」
大塚氏は31日の両院議員総会でこう述べ、衆院選で分裂した立憲民主党や希望の党との共闘に意欲をにじませた。
大塚氏は民進党最大の支持団体である連合のうち、衆院選で希望の党の候補を多く推薦した旧同盟系労組の支持を受けている。民進党代表選で推薦人となった24人は羽田雄一郎元国土交通相ら前原誠司前代表に近い顔ぶれが並んだ。
大塚氏は31日の記者会見で、憲法9条に自衛隊の存在を明記する改正案について「書くことで何が変わるかをうかがってみたい」と述べるにとどめた。
こうした動きに党内左派グループは蓮舫元代表の再登板を狙い、代表候補の受け付けが始まる31日昼まで「大塚氏は分党を考えている」などと牽制(けんせい)し、蓮舫氏の推薦人集めに奔走した。
党内は、共産党との選挙協力に否定的な旧同盟系の右派と、積極的な立憲民主党に近い左派がなお混在する。大塚氏は総会で「私たちには主権者の国民に政権選択の機会を提供する責務がある」と訴えたが、前提となる党内の意思統一と挙党態勢の構築は難航しそうだ。(奥原慎平)
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