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2017/10/03 05:54
<民進党代表代行の枝野幸男氏が2日、改憲を掲げる「希望の党」(代表・小池百合子東京都知事)に合流しない民進党前衆院議員らに新党への参加を呼びかけた。小池氏に「選別」されたリベラル派には期待感が広がるものの、公示までわずか1週間あまり。支持者からは歓迎の声が上がる一方で、急ごしらえの結党に「準備は間に合うのか」と不安の声が聞かれた。
「構成員は私一人。この場で一緒に戦ってくれる方を呼びかけたい」。2日午後5時過ぎ。東京都内のホテルで、枝野氏が新党「立憲民主党」結成の記者会見に臨んだ。表情は終始硬く、新たな「船出」だというのに高揚感はうかがえない。
会場には、新党に参加する見通しの民進党の参院議員の姿もあったが、壇上に上がったのは枝野氏だけ。新党名が書かれたプレートを掲げて「民主、民進党から積み重ねた政策をもう一度国民に問いたい」とアピールしたものの、「具体的に何人擁立できるかは言えない」「厳しい船出」と言葉からは悲壮感がにじんだ。
「やつれているように見えるが、新党結成は不本意なのか」。記者から問われると、自らに言い聞かせるように語った。「この状況を喜ぶ方がおかしいが、ピンチはチャンス」>(以上「毎日新聞」より引用)
排除の論理に立つ「希望の党」に希望はない。しかも入党希望者に「戦争法」に賛成せよ、との踏み絵を踏ますとは最悪だ。
党内民主主義が機能するなら、選挙後に議員総会で改めて党の理念を決めることも可能だ。果たして「小池商店」の希望の党に党内民主主義があるのか、はなはだ疑問だ。
枝野氏が「立憲民主党」を立ち上げた。歓迎すべきことだ。反安倍・非共産の政党が日本に必要だ。
希望の党は「小池商店」である限り、自民党の補完政党に成り下がる可能性が大きい。そうすれば明確な非自民・非共産で自由な政党が必要だ。
このブログで書いてきた通り、世界はグローバル化と反・グローバル化の大きな政治の潮流がぶつかり合っている。日本だけが先進国でグローバル化路線を危惧する政党が存在しないという政界の後進性に危惧を抱く。
どうやら日本の政治家が大局観に立つ政治理念を持っていないように見える。チマチマとした個別政策に関する是非は表明するものの、それらを発現する政治家の大局観が見えてこない。
今回の選挙はグローバル化と反・グローバル化の闘いになるべきだった。小泉・竹中構造改革以来のグローバル化が政治にもたらした「自分主義」という議会政治を無視した安倍自公政権の有り様が、その「自分主義」の象徴として国会議論を拒否した冒頭解散を行った。
そうした日本の政治の劣化について野党候補者は突くべき精力を前原氏の無能・無策により新党合戦に費やしてしまったような気がする。しかも新党と称する「希望の党」の正体は自民党の補完政党・維新の党のコピー商品という愚劣さだ。
枝野氏は小沢一郎氏を民主党から排除した張本人の一人だから私個人的には好きではない。しかし好悪の念で人を選別していては政治にならない。政治はあくまで理念で問われなければならない。非自民・非共産の政党の旗揚げやよし。立憲民主党が排除の理念に立つことなく、広く門戸を開いくことを望む。
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