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谷垣禎一前幹事長の政治生命を奪った安倍解散の非情
http://kenpo9.com/archives/2406
2017-09-21 天木直人のブログ
きょうの各紙が一斉に報じた。
自民党の谷垣禎一前幹事長(72)が、10月22日の解散・総選挙に立候補せず、政界を引退する意向を固めたと。
20日、二階俊博幹事長ら党幹部に電話で伝えたと。
これは、明らかに総選挙が早まった事による政治家谷垣禎一の一大決心である。
脊髄損傷から回復することの困難さは推測にあまりある。
リハビリに専念し、政界復帰を目指していたことは伝えられていたが、実際の病状はもっと深刻だったのかもしれない。
それでも、おそらく来年になれば、なんとか人前に出られる状態だったのかもしれない。
しかし、さすがに10月解散・総選挙となればそうはいかなかったのだ。
そして、10月の選挙に不出馬なら、それはそのまま政界引退を意味する。
さぞかし無念だったに違いない。
谷垣禎一氏は、河野洋平と並んで、自民党総裁になったにもかかわらず総理になれなかった自民党政治家だ。
しかし、河野洋平氏とは異なり、常に自民党の本流を歩み、安倍政権下でもで要職を務めた。
もし健在なら、谷垣待望論が自民党内部から出て、そのことに公然と反対する者もなく、いまごろは安倍首相に代わって自民党を立て直す役を演じていたに違いない。
いくら政敵であるとはいえ、安倍首相が谷垣潰しの目的で10月の解散・総選挙を強行したとは思えない。
森友・加計疑惑の追及に耐えきれず、昭恵隠しのための10月解散・総選挙であることは間違いない。
しかし、自らと昭恵夫人の保身を優先し、結果的に谷垣氏の政治生命を奪う非情さを見せつける事になったのだ。
安倍首相は因果な事をしたものだ。
ただでは済まないだろう(了)
谷垣氏が引退を決断 秘書「解散がもっと遅ければ…」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170922-00000012-asahi-pol
朝日新聞デジタル 9/22(金) 4:18配信
谷垣禎一氏
衆院の解散・総選挙の動きが急を告げるなか、自民党の谷垣禎一・前幹事長(72)=衆院京都5区=と、衆院副議長で民進党の川端達夫氏(72)=比例近畿ブロック=の政界引退が相次いで明らかになった。惜しむ声の一方で、後継者選びが慌ただしく進む。
谷垣氏は20日、自民党の二階俊博幹事長や京都府連会長の二之湯智・参院議員に電話をかけ、次期衆院選に立候補しない意向を伝えた。昨年7月の自転車事故以降、療養を重ねて復帰をめざしてきた。
谷垣氏は当選12回。弁護士出身で、文相だった父・専一氏の死去で1983年に政界入りした。97年、科学技術庁長官で初入閣し、財務相や法相などを歴任。旧民主党に政権を奪われた2009年には「全員野球」を掲げ、党総裁を務めた。
突然の決断に、府連幹事長の菅谷寛志府議は「回復していると聞いていただけに本当に残念」と悔やんだ。別の幹部からは「選挙はビデオメッセージだけでも勝てると思っていた」との声も漏れた。
京都府福知山市の事務所の秘書は「今までかわいそうなくらいリハビリをしてきた」と振り返る。「解散がもっと遅ければよかったのかもしれない。本人は完璧主義者。当選してもどの程度の仕事ができるのか、考えていたのだろう」
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