http://www.asyura2.com/17/senkyo230/msg/739.html
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佐藤正久が煽る考え方は、「5000人殺せば陣地をとれる」という旧日本陸軍のおぞましい戦略の焼き直しだ。初めに犠牲がある!
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/1ba1b0cecc8e891e17ce05deef8ba424
2017年08月16日 のんきに介護
北朝鮮のミサイルを撃ち落とさなければ
どうなるか――。
日本の上空を飛ぶたって、相手はミサイルのことだ。
宇宙空間を飛んでいるのだ。
日本の領空ではないので領空侵犯の問題は生じない。
そこで
しゃしゃり出てきたのが
佐藤正久。
外務副大臣に抜擢されたので
政権におべっか。
15日、靖国神社の参道で開かれた「戦没者追悼中央国民集会」において
次のような珍論をぶち上げた
(朝日新聞記事「「撃ち落とさなければ、日米同盟どうなる」外務副大臣」参照)。
――日米同盟の真価が問われている。リスクを共有しない同盟はない。もしも(北朝鮮からのミサイルが)日本の上空を飛び越え、(日本が)撃ち落とせるのに撃ち落とさず、グアムに被害が出たら、日米同盟はどうなると思うか。皆さんの商売でも、自分が本当に苦しい時に親友と思った人間が背を向けたら、もはや親友とは言えないかもしれない。まさに今、同盟国・日本の覚悟が問われている――
☆ 記事URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170815-00000071-asahi-pol
米国に対する攻撃を自国に対するものとみなし
迎撃しなければ、
日本は、
米軍の親友(!)じゃないと言わんばかりだ。
思うに、
そういった
他国主導の戦争に巻き込まれることが
宿命なら、
そんな同盟関係は破棄すべきだろう。
第二次大戦前夜、
3国同盟を結んだがために、
世界戦争に巻き込まれたのと状況が同じだ。
佐藤の
戦略の背景には
無反省な太平洋戦争当時の
そっくり同じ
無謀な計略があるようだ。
日本軍の
考え方には
次のような恐るべき必勝の図式がある。
ぼんくらの
評価のある牟田口司令官の言葉だ。
インパール作戦で
置き去りにされた斉藤少尉(23歳)が記録を残した
(NHKスぺ「インパール作戦」参照。*https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586939/index.html)。
それによると、
「5000人殺せば陣地をとれる」
とのことだ。
敵のことではない。
「日本兵5000人殺せば(犠牲者が出れば)陣地をとれるとの意味だった」という
(盛田隆二 @product1954さんのツイート〔22:31 - 2017年8月15日 〕参照)。
この不合理な発想に
日本軍の愚かさが詰まっているんではないか。
殲滅される危機に立ち至ったとき、
日本軍は、
本気になる。
本気になれば必ず日本軍が勝つという
理不尽な勝利の図式がある。
こういうまやかしに
突き動かされてインパール作戦が決行された。
それとそっくり同じ無知蒙昧さが
佐藤正久の
演説には一貫してある。
これで真の友人であると言えるか
という浪花節を通して、
このおっさん、何としても
日本に北朝鮮に宣戦布告させたいのだ。
そうすれば、
北朝鮮が日本を敵とみなし、
攻撃を仕掛けてくる。
そうすると、
待ちに待った戦争ができるということだ。
このおっさんにあっては、
戦争は幸福を手にする福音なのだろう。
米国と違って、
地理的関係から日本は
あっという間に焦土と化すだろう。
にもかかわらず、
「日本勝利」の図式を描けるのは、
その発想の根底に
「5000人殺せば陣地をとれる」という
根拠のない
思い込みがあるからだろう。
悍ましいにもほどがある。
小西ひろゆき (参議院議員)@konishihiroyukiさんが
佐藤を批判して
「撃ち落とさなければ、日米同盟どうなる」https://t.co/nxv1u1QaB0
― 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) 2017年8月15日
馬鹿げた売国の主張。迎撃すれば東京などが攻撃を受ける。日米安保3条で日本は集団的自衛権行使を免責。自衛隊は4隻だが米太平洋軍は40隻超のイージス艦を保有。それで迎撃すればいいだけ。
とツイートする通りだ。
※)日米安保3条:締約国は、個別的に及び相互に協力して、継続的かつ効果的な自助及び相互援助により、武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力を、憲法上の規定に従うことを条件として、維持し発展させる。
<追記>
きっこ
@kikko_no_blogさんのツイート。
地球の裏側まで武装した自衛隊を派遣することも「防衛」、敵のミサイル基地を先制攻撃することも「防衛」と言ってハバカラない安倍晋三の理屈だと、地球上のすべての戦争は「防衛」で、地球上のすべての武器兵器は「防衛装備」ということになるね。
― きっこ (@kikko_no_blog) 2017年8月15日
2017年8月16日早朝 記
<追記ー2>
「リスクを共有しない同盟はない」などと、
ギャングの
結束のため負担(役割分担)を連想させる。
「死なばもろとも」
と訴えたいのか。
米国は、
自国民のためにリスクを負う。
日本は、
自国のためでなく、米国との結束のために
家族を犠牲にするって話だ。
憶病者の
人間らしい発想だ。
守ってもらうために内金は払いますってなもんだ。
しかし、今、我々に必要なのは、
大国の言いなりにならない勇気ではないか。
佐藤は、
それらのことを忘れさせるため薄っぺらの言葉のオンパレードだ。
この軽さ、
どこから来るんだろう。
ピタッと、
イメージの重なるものがあったので
報告する。
高須克弥@katsuyatakasuの
画像だ。
彼は、この画像に、
次のようなメッセージを添えている。
靖国神社なう。みんなおいで pic.twitter.com/CfEcemgjKW
― 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年8月15日
だって。
このメッセージの軽さは、
どうだ。
佐藤が言い張るリスク・イメージそのものではないか。
本当の危険は見えないようにして、
「親友であり続けよう!米国は、ここにいるよ」って誘いかけている。
こんな誘いに乗ったら、100年目、
一挙に戦前に逆戻りだよ。
そのときになって、
佐藤が戦争屋だと分かっても遅いのだ。
2017年8月16日早朝 記
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