民進党の前原誠司元外相は２日、蓮舫代表の辞任表明に伴う代表選に出馬する意向を表明した。枝野幸男前幹事長もすでに表明しており、両氏が激突する。ただ江田憲司代表代行が率いる議員グループや若手を中心に「第三の候補」の擁立を探る動きもある。９月１日投開票の日程も確定し、各陣営の動きが活発になってきた。

　前原氏は２日、国会内で記者団に「立候補する決意をした。もう一度強い野党、政権交代を目指せる野党をつくらなければいけない」と語った。

　憲法改正については「憲法改正は大事なテーマだが最優先の課題だとは思っていない」と強調。共産党を含む野党共闘については「枠組みありきの議論は選挙互助会、野合と見られる」と述べた。

　枝野氏は７月29日にすでに出馬の意向を表明しており、来週にも改めて正式に表明する運びだ。

　民進党は２日、両院議員総会を開き執行部が21日告示、９月１日投開票とする代表選日程を提示した。ただ、出席者からは「ゴタゴタしている間に衆院解散・総選挙を打ってくるかもしれない」などと早期の代表選出を求める声が続出。最終的には蓮舫代表が「ご承認いただきたい」と理解を求め了承された。

　選挙戦は、枝野、前原両氏を軸に展開するとの見方が大勢だ。

　前原氏を支援するのは自身が率いるグループのほか、大畠章宏元幹事長のグループ、旧維新の党出身の松野頼久氏のグループ。昨年の代表選で前原氏を支持した勢力だ。

　赤松広隆前衆院副議長が率いる旧社会党系のグループは枝野氏を推す方針だ。２日にグループ会合を開き、赤松氏に対応を一任することを決めた。

　前原、枝野両氏は旧民主党政権を閣僚や党の要職として支えた。若手議員や旧維新の党出身の江田氏らのグループ内からは「旧民主党政権の失敗のイメージが強い」との声があり、両氏に対抗する候補者の擁立を探る動きがある。

　江田氏を推す声のほか、若手のリーダー格の玉木雄一郎幹事長代理に出馬を促す声がある。玉木氏は同日夜、江田グループの若手議員らと会合。出席者からは「玉木氏が出るべきだ」との声が上がった。ただ、玉木氏はこれに先立ち国会内で記者団に「自分が出るのは筋ではない。遅くとも週内に判断したい」と語った。

　蓮舫氏の突然の辞任表明から１週間足らずのため、現時点では対応が定まらないグループも多い。

　民間労組出身の議員が中心の旧民社党系のグループは１日に幹部らが今後の対応を協議した。民間中心の旧同盟系の労組は歴史的に共産党と対立してきた経緯があるため現執行部が進める野党共闘への警戒感が強い。幹部の一人は「野党共闘への対応が判断材料になる」と話す。

　細野豪志前代表代行が立ち上げたグループの対応もこれからだ。昨年の代表選では蓮舫氏を支援した。４月に代表代行を辞任したことを巡ってグループ内から反発の声が上がり細野氏は混乱の責任を取り会長を辞任した。細野氏の求心力は低下しており、グループ内からは「一致した行動が取れるかわからない」との声も漏れる。

　野田佳彦幹事長のグループは蓮舫代表が所属しており「今回は静かにしておくべき立場だ」（グループ幹部）として表立った発信は控えている。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS02H4U_S7A800C1PP8000/

憲法9条がんばれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

民進・細野氏が離党を検討　新党結成に向けて
https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00366256.html

枝野氏が勝ちそうだな…

リベラル派が勝ちそうだ。

菅直人に続き細野豪志も民進党離党をほのめかした。

こうした多少の分裂は、したければさっさとしてもらった方がいい。

ゴチャゴチャのイメージの民進党をきしょく鮮明にするためには、その方がいい。

今のままの民進党では、だれのために、何をしたいのかわからない。

実際に民進党の選挙でのフラフラした一貫しない方針にそれが現れている。

新潟知事選や横浜市長選で、民進党は憐れな、無残な体たらくを示してくれた。

国民は、民進党を積極的理由では選びようがない状態だ。

かといって、自公に変わる受け皿としてもたよりない。

だからズーッと支持者が減り続けるのは当然だ。

代表選を契機に枝野氏でどこまで変われるかだ。

●連合との距離感

連合も専門職ノー残業問題への対応で見ての通り、幹部（労働貴族）が組合員の方を向いていないことが図らずもバレてしまった。

幹部（労働貴族）が１％の権力・利権側と通じて勝手に合意してトンズラしようとしたが、後を継ぐ連中から責任だけおしつけられ引き継ぐのは御免と拒否され問題にされてしまった。

そんな連合の実態とどうつきあうのかも問われる。

たいていの大企業には、こうした労働貴族が跋扈しているはずだ。

例えば、労働貴族が組合員の方を向いていない極端な例ですが・・・
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『東芝解体 マル秘資料が語る本当の「理由」』
http://www.mag2.com/p/news/258404/3?l=rdj0974ad0

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仰々しい題名ですが、東芝には警察OBから構成される「扇会」という社員を監視する組織があり、そこがどの社員が「左翼系か」を探り出し、経営陣に報告する、という役割を果たしていた、という話です。

私が1年間だけ在籍した NTT にも同じような仕組みがありました。NTT の場合は、経営陣と仲の良い社会党（今の社民党）系の労働組合があり、そこが毎年、社員から「社会党への寄付金」を集めていたのですが、それが「共産党員かどうか」の踏み絵になる、という仕組みになっていました。つまり、社会党への寄付を拒否した社員の名前のリストが、労働組合から経営陣に提供されていたのです。

そんな仕組みがあることを知らずに、「私はどの党も支持しないから」と社会党への寄付を拒否した私は、（経営側の人間である）室長から「君をブラックリストには入れたくないから、素直に社会党へ寄付してくれ」と頼まれたという貴重な経験をすることが出来ました。
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　ましてや幹事長なんて信じられません。

　さっさと別れなければ、共倒れでしょうね。