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http://mewrun7.exblog.jp/25944817/
2017-07-29 02:53
【28日夜、北朝鮮がミサイルを発射したとのこと。mew周辺では「28日は北朝鮮の戦勝記念日なのでミサイル発射の可能性があるのに、のんびり監察発表とか大臣、次官の辞任とかやっていいのか〜?」って声が出てたのだけど。結局、昼間は何もなくて。前夜は公邸宿泊の安倍首相も私邸に帰ってたら、夜遅くに発射されちゃったので、みんなであわてて官邸に集まったりして。(>_<)
ハト派のmewも心配しちゃうよ。こんなことで、日本の領土の防衛って大丈夫なの?実際のところ、安倍首相は勇ましいこと言ってるだけで、安保軍事への具体的な対応もダメダメなんじゃないの〜?(@@)】
* * * * *
この記事には、7月28日に発表された防衛省の特別防衛監察の結果・概要と、それを受けての稲田防衛大臣(当日辞任)の会見要旨をアップする。(・・)
<時系列的に逆だけど、稲田大臣の会見の記事を先に。監察結果は、特に(5)の部分に注目を!(**)>
『稲田氏会見要旨
7/28(金) 時事通信
稲田朋美防衛相の28日の記者会見要旨は次の通り。
防衛省・自衛隊にとって大変厳しい、反省すべき特別防衛監察結果が示された。極めて遺憾だ。関係者を厳重に処分することにした。私自身に日報が陸上自衛隊に存在するとの報告がなされ、非公表とすることを私が了承したとする報道があったが、報告を受けたという認識は今でもない。報告があれば必ず公表するよう指導したはずだ。
日報をめぐる一連の問題は単に情報公開への対応が不適切だったのみならず、内部からの情報流出をにおわせる報道が相次ぐことで防衛省・自衛隊のガバナンスについても信頼を損ないかねない印象を与え、国内外の現場で日々任務に当たる隊員の士気を低下させかねないという点で、極めて重大かつ深刻なものだ。防衛相として責任を痛感しており、防衛相の職を辞することとした。先ほど安倍晋三首相に辞表を提出し、了承された。
―辞任の決断はいつか。
かねて世間をお騒がせしていることについて責任は免れないと思っていた。そういった正直な気持ちを首相にも相談していた。
―報告があったかは解明されていない。
私にも聴取が行われた。一連の事実関係について解明できたと考えている。私の認識は包み隠さず述べている。
―閉会中審査など国会で説明するか。
国会がお決めになったことに従う。
―辞表提出時に首相から言葉は。
「分かりました」という言葉があった。
―「防衛省・自衛隊としてお願いする」との都議選応援演説で辞任を考えたことは。
誤解を招きかねない発言だったと即日撤回し、おわびしている。辞任は日報によって世間をお騒がせし、防衛省・自衛隊に対する信頼を揺るがせた責任を取るということだ。
―自身にどんな問題があったか。
今回の日報に関し、シビリアンコントロール(文民統制)が利いていないとか、私の指導力不足といった批判があったことは承知している。厳しい安全保障環境の中でやるべきことをしっかりやってきたつもりだが、結果として国民の信頼を揺るがせたことは、私の管理監督責任であると痛切に反省している。』
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『<PKO日報>特別防衛監察の結果・概要
7/28(金) 毎日新聞
1 対象項目
「2016年10月3日付で情報公開法の規定に基づく開示請求のあった『南スーダン派遣施設隊が現地時間で16年7月7日から12日までに作成した日報』の管理状況」について監察を実施した。
2 対象機関等
日報の管理に関係する防衛省事務次官、内部部局、統合幕僚監部(統幕)、陸上幕僚監部(陸幕)、中央即応集団(CRF)司令部など。
3 監察実施の概要
17年3月17日から特別防衛監察を開始し、関係書類等の取得・分析、アンケート、現場等確認、面談を実施した。
4 監察結果
(1)7月19日付開示請求における不適切な対応(16年7〜9月)
CRF副司令官(国際担当)は、日報の開示請求と関連する7月19日付の開示請求(対象は7月6〜15日にCRF司令部と南スーダン派遣施設隊がやり取りした文書すべて)において、行政文書としての日報の存在を確認しつつ、日報が該当文書から外れることが望ましいとの意図をもって指導し、存在している日報を開示しなかった。このことは、この対応が契機となり、日報に係る開示請求において文書不存在につき不開示となったことから不適切である。
また、陸幕及び統幕関係職員が、日報の存在を認識できる状況であったにもかかわらず、日報が除かれた該当文書の開示手続きを実施したことは適切ではなかった。
(2)10月3日付開示請求における不適切な対応(16年10〜12月)
陸幕及びCRF司令部関係職員が、日報に係る開示請求において、7月19日付の開示請求への対応を踏まえ、文書不存在につき不開示とし、存在している日報を開示しなかったことは不適切である。
また、陸幕及び統幕関係職員が、日報の存在を認識できる状況であったにもかかわらず、文書不存在として不開示手続きを実施したことは適切ではなかった。
(3)日報の管理に関する不適切な対応(16年12月、17年2月)
16年12月、陸幕運用支援・情報部長(陸幕運情部長)は、日報の開示請求において文書不存在につき不開示としたことを認識していたにもかかわらず、開示に係る処置を行うことなく、用済み後破棄を念頭に、掲示板の適切な管理について指導し、CRF司令部において日報が掲示板から廃棄された。このことは、文書不存在につき不開示決定に実態を合わせるよう指導したとみなされてもやむを得ないことから不適切である。
また、17年2月、陸幕運情部長は、統幕に存在する日報のみを公表したこととの整合を図るため、適切な文書管理とした上で、日報の廃棄を依頼等し、日報が廃棄された。このことは、直ちに情報公開法違反につながらないものの、文書不存在につき不開示決定に実態を合わせるよう廃棄の依頼等がなされているといえることから適切ではなかった。
(4)日報の存在に係る防衛相報告の遅れ及び対外説明を含む不適切な対応(16年12月〜17年1月)
陸幕運情部長は、統幕総括官に対し、陸自に存在する日報が行政文書である可能性を認識しつつ、日報が個人データとして存在すると説明したため、関係者の意思疎通に混乱を生じさせた。このやり取りにおいて、統幕背広組に「今更あるとは言えない」と陸幕が言われたとの報道の事実は確認できなかった。
一方、統幕総括官は、稲田朋美防衛相から日報の再探索の指示を受けたが、陸幕等に対する再探索を指示することはなかった。その後、統幕において日報の存在を確認したものの、防衛相への報告に約1カ月を要した。また、陸自の日報の状況を確認せず、正確に把握できなかった。このために、事実関係と異なる対外説明資料を作成する等、防衛省として適切な対応をとれなかったことは不適切である。
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(5)対外説明スタンスの継続(17年2月)
2月15日、事務次官及び統幕総括官は、陸幕長等からCRF司令部に日報データが存在するが、行政文書として管理されているか不明であるなどの説明を受けた。その後、事務次官は当該データを個人データと認識し、陸自の日報の状況を確認せず、防衛省として日報を公表しているので情報公開法上の対応としては問題ない旨の対外説明方針を示した。また、防衛相に対し、日報に係る論点について上記応答ぶりが説明され、了承された。その際、事務次官及び統幕総括官から、陸自に日報が存在することについては触れられなかった。そのため、陸自の日報の状況を確認することにより、対外説明スタンスを変更する機会があったにもかかわらず、陸自において日報は適切に取り扱われているとの対外説明スタンスを継続したことは不適切である。
15日の打ち合わせに先立つ13日、統幕総括官及び陸幕副長が防衛相に対し、陸自における日報の取り扱いについて説明したことがあった。その際のやり取りの中で、陸自における日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できないものの、データの存在を示す書面を用いた報告がなされた事実や、非公表の了承を求める報告がなされた事実はなかった。防衛相により公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかった。
15日の打ち合わせ後、事務次官、陸幕長、大臣官房長、統幕総括官が防衛相に対し、陸自における日報の情報公開業務の流れ等について説明した際に、日報データの存在について何らかの発言があった可能性は否定できないものの、書面を用いた報告がなされた事実や、非公表の了承を求める報告がなされた事実はなかった。防衛相により公表の是非に関する何らかの方針の決定や了承がなされた事実もなかった。
5 改善策
(1)適正な情報公開業務の実施
ア 関係職員に対して、情報公開業務の適正な実施について、意識を高めさせるよう教育等を徹底する必要がある。
イ 行政文書不存在とする場合には、複数回の探索や探索範囲の拡大を実施させるとともに、文書の管理状況を実際に確認するなど、入念な確認を徹底する必要がある。
ウ 開示請求手続きと関係のない立場の組織により、情報公開業務の検査等を実施するなど、チェック機能の強化を図る必要がある。また、定期防衛監察を活用し、開示請求に係る手続きの適正性の確認に努める。
(2)適正な文書管理等の実施
ア 行政文書への保存期間等の適切な表示などにより、行政文書の状況を明確に把握できるよう措置するとともに、注意文書については、配布先を必要最小限にとどめるよう措置する必要がある。
イ 同一の行政文書を複数の文書管理者が保有する場合における責任を明確にするなど、行政文書の管理要領について見直す必要がある。
(3)日報の保存期間等のあり方の検討及び措置
防衛省として、日報の保存期間や保存期間が満了したときの措置などのあり方について早急に検討及び措置する必要がある。
6 結言
防衛省・自衛隊の活動には、国民の理解と支持が不可欠であり、国民に説明する責務を全うすることが、極めて重要であることを認識し、改善策を早急に講じた上で、各種業務における適正性の確保に万全を期すべきである。』
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見ました〜?稲田大臣の関与について明記できないため、日報データの存在について「何らかの発言があった可能性は否定できないものの」という苦しい表現でごまかしてたりして・・・。(>_<)
でもって、他の記事や資料を読んで、早速、ツッコむ準備をしなくてはと思うmewなのだった。(@@) <でも、ここ何週か土日が全休じゃないんだよね〜。 (ノ_-。) >
THANKS
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