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末期症状の政権が続くなら「主権者国民」の質が問われる ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/210264
2017年7月27日 日刊ゲンダ 文字お越し
小林節氏(C)日刊ゲンダイ
こうなることは初めから分かっていたような気がするが、それにしても酷かった。
各種世論調査で既に明らかなように、この国の主権者国民(国の主)の疑問は、公僕(大衆に奉仕すべき者)の筆頭である首相が国家権力を私物化し、それを「側近」政治家たちとそこに「侍る」官僚たちが嘘を重ねてごまかし、首相の友人がその利益を貪っているのではないか? というものである。
それに対して、首相は常々、「丁寧に説明すれば分かってもらえる」という姿勢だけを示しつつも説明からは逃げ回ってきた。
それが、さすがに世論に追い詰められて、ようやく説明の場に出てきたのだが、結果は周知のように、「丁寧な説明」とは程遠いもので終わった。
問題の構図ははっきりしている。まず、森友・加計問題で、首相が権力を私物化していると批判する側は、証拠(記録文書と関係者の証言)を示している。それに対して、首相の側は、反証になるべき「文書はない」上に、「記憶にない」「認識が違う」(つまり「私はそうは『思わない』」)、さらには「相手が『誤解』した」と繰り返して、まったく反論になっていない。加えて、最も重要な当事者である安倍首相夫人と加計学園理事長が雲隠れして、説明の場に出てきていない。
これでは、首相にとって不利な事実が既に行われてしまっているから、正直に説明するわけにはいかず、もはや、逃げ回り、時間を徒過し、主権者国民の関心をそらして忘れてもらう他に方法はない……と首相が決め込んでいるとしか評価のしようがない。
加えて、既に機能不全が明白な防衛相、法相、地方創生相、正当な主張をした部下を「処分」までした文科相、さらに、記者会見で正当な疑問を向けられると「問題ありません」と逃げ回ってきた官房長官もそれぞれ地位にとどまっている。
このように上が上なら下も下で、経験の浅い与党議員たちはケチなスキャンダルを連発して、それらの後始末も済んでいない。
まさに政権(いや政治の)末期症状で、それは実は、私たち主権者国民の質が問われていることである。
ここがおかしい 小林節が斬る!
― 桃丸 (@eos1v) 2017年7月27日
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