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想像以上に深刻な防衛省の組織崩壊
http://kenpo9.com/archives/1885
2017-07-27 天木直人のブログ
日報疑惑に関する特別監察報告書があす28日に公表されるのを前にして、きょう7月27日の朝日新聞が、その最新刷りで、大スクープを報じた。
すなわち岡部陸自幕僚長が引責辞任するというのだ。
やはり、あの日報疑惑は、陸自ひとりが責任を取らされる事に対する陸自の謀反だったのだ。
その監督責任から逃れられないことを知った岡部陸自幕僚長が、更迭を潔しとせず、みずから辞任する腹を固めたのだ。
この背景にある防衛省内部の混乱を見事に教えてくれているのが、夕刊フジに連日のように書いている桜林美佐という防衛問題研究家である。
間違いなく彼女は現役自衛官からの内部情報を得て書いている。
それもどちらかといえば陸自からの情報だ。
彼女に言わせればこうだ。
現地に配置されている自衛官(陸自)にとってみれば、東京の政治的配慮など関係なく、軍人として現地で見てきた事をそのまま書くのが日報である。
現地では戦闘行為が行われていたのだ。
ところが、東京はそれをそのまま認めるわけにはいかない。
桜林氏ははっきりこう書いている。
「・・・日報には『戦闘』と記述されていたことで野党の攻撃を受けたため、河野克俊統幕議長が『戦闘』という表現を使う場合には注意するよう、現地部隊に指示するに至った。これは尋常ではない。現場の隊員たちが国会を『忖度』して文言を考える、またそのことで頭を悩ませるなど、あってはならないことだ・・・50度もあるという灼熱の地・南スーダンで汗を流す彼らにとってはバカバカしくてやってられないだろう・・・統幕そのものが『政治寄りだ』と見られてもおかしくない。そうなると陸海空自衛隊VS統幕などという構図になりかねない・・・目には見えないし、言葉に出さないまでも、統幕に不信感を持つ自衛官が増えているような事になれば・・・それが国のためになるのかどうかを私たちは考えなければいけない・・・」(7月27日夕刊フジ)
桜林氏は明らかに右翼的思想の持ち主であり、自衛官は武人だとまで書いている人物だ。
その事を割り引いても、もしここに書かれているような不満を持っている者がPKO派遣部隊の中はもとより東京の自衛官の中にいるとすれば、そして、彼らの中で内部告発として情報をメディアに流した者がいたとすれば、これは大げさに言えば陸自のクーデターだ。
河野克俊統幕議長と岡部陸幕長の間に対立があってもなくても(私はないと見ているが)、陸自の部下を監督できなかった岡部陸幕長の責任は免れない。
しかし、この混乱の原因は、岡部陸幕長の引責辞任では済まされない。
河野統幕議長も、黒江防衛事務次官も責任がある。
そして、そのような防衛省内の混乱を知ってか知らずか、防衛省の制服組と背広組の双方から相手にされなかった稲田防衛大臣の責任は重大だ。
そんな稲田大臣をかばい続けた安倍首相の責任は重大だ。
内閣総辞職をして、自衛隊組織と政権の信頼関係を再構築しなければいけない。
それほどの大きな問題である。
関係を果たしてあす28日に公表される特別監察報告書は、その事を国民の前に明らかにしてくれるのだろうか(了)
陸上幕僚長、引責辞任へ 南スーダンPKO日報問題:朝日新聞デジタル https://t.co/3h9VMX7fe0 pic.twitter.com/NZBC6W1Mxq
― 城丸香織 (@tokyostory) 2017年7月26日
陸上幕僚長、引責辞任へ 南スーダンPKO日報問題
http://www.asahi.com/articles/ASK7W03SSK7VUTIL06C.html
2017年7月27日01時05分 朝日新聞
岡部俊哉陸上幕僚長
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊部隊が作った日報をめぐる問題で、陸自トップの岡部俊哉陸上幕僚長は引責辞任する意向を固め、稲田朋美防衛相に伝えた。複数の政府関係者が明らかにした。
政府関係者によると、岡部氏から「情報公開請求への対応や陸自内に日報の電子データが保管されていた問題の監督責任をとって辞職したい」と申し出があり、稲田氏も認める方向で、後任の調整に入った。
陸自の日報問題をめぐっては、防衛省は28日にも特別防衛監察の結果の公表とあわせ、関係者の処分も発表する方針。調査結果には岡部氏の関与も盛り込まれる見通し。一方、岡部氏は処分内容にかかわらず、稲田氏に辞任する意向を伝えている。
防衛省は8月上旬の発令を予定しているが、自民、民進両党は、日報をめぐる防衛省の特別防衛監察の結果の公表後、この問題に関する閉会中審査の実施で合意している。閉会中審査の日程によっては、発令の日程が変わる可能性もある。
岡部氏は陸自北部方面総監を経て、昨年7月に陸幕長に就任。自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長の後任の統幕長の有力候補だった。(土居貴輝)
【独裁化を許すな】アベとイナダの嘘を隠蔽するために、陸上自衛隊の岡部幕僚長を辞任させるという。隠せばサガワ昇任、事実を示せば解任、モラルも何もない、ボンボンでんでん嘘つき恥知らずのために国が壊れていく。アベ・イナダこそ解任すべきだ。https://t.co/crPvUZaMmP
― 金子勝 (@masaru_kaneko) 2017年7月26日
南スーダンPKOの日報をめぐる問題で、陸上自衛隊トップの岡部俊哉陸上幕僚長は引責辞任する意向を固め、稲田防衛相に伝えました。https://t.co/ddOY4ag3Zp pic.twitter.com/T6b4GQgeeu
― 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2017年7月27日
なぜ、陸幕が辞めなければならないのか?トカゲの尻尾切りとしか思えない。
― akira (@pec02304) 2017年7月27日
陸上幕僚長、引責辞任へ 南スーダンPKO日報問題 #SmartNews #稲田防衛大臣 https://t.co/JiGbvV4I6l
一刻も早く辞任しなくてはならないのは、
― 桐谷育雄 (@kiriyaikuo) 2017年7月27日
稲田防衛相と安倍首相。
陸上幕僚長は、
命令に従うだけ。
隠蔽の指示者が、
安倍または稲田であることを示す議事録メモが出たのに。
特別防衛監察の結果の公表も、
横浜市長選後に延期する? https://t.co/norZvnKUjY
陸幕長が引責辞任なら、当然稲田防衛相も辞任すべきだと思うが…
― #こんな人たちtorichan21 (@torichan21) 2017年7月27日
陸上幕僚長、引責辞任へ 南スーダンPKO日報問題:朝日新聞デジタル https://t.co/pLILcpC3F3
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