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市民との共闘で倒閣を呼び掛ける福島氏(2017.7.25筆者撮影)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1934319.html
安倍首相が加計(かけ)学園の獣医学部新設への意向を知ったのを1月20日と答弁したことについて25日、福島瑞穂参院議員(社民)は自身の質問に対する3回の答弁を示し、「明確な虚偽答弁」と断じ、「責任を取って辞めてもらおう」と訴えた。
参院予算委員会の閉会中審査が開かれたこの日も、国会議員会館前で安倍政権の退陣を求める市民集会が開かれていた。昼休みに入った正午、野党国会議員も応援に駆け付けた。
最初にマイクを取った福島氏は開口一番、「安倍総理はきのう、重要なことで虚偽答弁をした。うそをついている。退陣してもらおうではないか」と集まった人々に訴えた。
24日の衆院予算委員会で大串博志議員(民進)が「加計学園が今治市に獣医学部を創りたがっているのを知ったのはいつか」と尋ねたのに対し、安倍首相は「国家戦略特区の事業者が決定した1月20日」と答えたことを指す。
福島氏は虚偽答弁の根拠として、3月13日と6月16日の参院予算委員会での答弁と、4月18日付け質問主意書に対する答弁書を挙げた。いずれも加計学園理事長の加計孝太郎氏が獣医学部新設の希望を持っていることを知っていたかをただすもの。
3月13日の質問に対して安倍首相は「特区というのは、そんなに長い戦略特区だから、その前にこれをやるということは大体決まっていて、多くの人たちがみんな知っている。関係者はみんな知ってる」と答えた。
6月16日には「特区でなく構造改革特区だったが、そこで申請されたことは承知していたが、私は議長を務めているから、国家戦略特区で申請されれば、私の知り得るところとなる」と答弁。
4月18日付け質問主意書は国家戦略特区諮問会議が獣医学部新設のための制度改正を決定する16年11月19日以前に知っていたかと尋ねたものだが、これに対する答弁書には「獣医学部新設については平成19年11月の愛媛県今治市等からの提案にかかる説明資料で学校法人加計学園が候補となる旨として記載されており、こうした提案を受けて安倍総理を本部長とする構造改革特区推進本部で平成25年12月11日、平成26年5月19日、平成27年8月25日に政府の対応方針を決定するとともに、平成27年6月30日の『日本再興戦略』を閣議決定した」と記されている。
福島氏はこれら議事録と答弁書を読み上げ、「知ってるじゃないですか。明確な虚偽答弁。うそつくな」と糾弾した。
さらに「なぜうそつくのか。以前から知っていたら、利益誘導だとばれるから。だから1月20日と言う必要があった」と指摘。「『真実を究明する』『真摯(しんし)に説明する』と言いながら、この期に及んでうそをつきまくっている。国民は信用できない」と批判した。
その上で福島氏は、「(3月13日の自身の質問に)『私が関係していたら責任を取る』と言ったのだから、責任を取って辞めてもらおうではないか」と主張すると、「そうだ」「辞めろ」の声が湧いた。
この矛盾については午後、小池晃参院議員(共産)も質問した。5月9日の参院予算委員会では森裕子議員(自由)に対し、「加計学園が、当然これは特区に申請を今治市が出すが、申請した段階で当局から説明を受ける。その段階で当然総理大臣として知り得た」と答弁。
6月5日の参院決算委では、平山佐知子議員(民進)の質問に対し、「安倍政権になり、(加計学園が)国家戦略特区に今治市とともに申請を出した段階で承知した」と答えている。
小池氏の質問に対し、安倍首相は「加計学園と今治市、構造改革特区と国家戦略特区の2つがあり、混乱していた。国家戦略特区においては、『今治市』については知っていたということだ」と釈明した。しかし、分けたところで、同学園が獣医学部新設に意欲を持っていたのを知っていたことに変わりない。
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