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2017年07月14日 「ジャーナリスト同盟」通信
<栄枯盛衰・因果応報は世の常>
G20でも、成果ゼロの首相に元気がない。体調も悪い。「日本会議の参謀連も打つ手はない。残るは、官房機密費で養ってきた子飼いのようなマスコミ関係者との飲み会である」と正義派の友人が早朝に電話してきた。確かに、これが7月13日の安倍日程である。これぞ「塀の上を歩く面々」であろうが、惡の華が永遠に続くわけがない。栄枯盛衰・因果応報は世の常、これは人類史の法則である。
<常習者に心の痛みはない>
その昔、地方自治体の役人から「よく厳しい記事を書けますね」と皮肉られたことがある。不正は世の常、適当に扱えばいいのではないか。官と仲良くして、恩恵を受けてはどうか、という誘惑である。
いまこう答えたい。「善は悪を憎む、これ人間の性なり」と。ジャーナリストの真髄であろう。右顧左眄しない。民衆と共に歩む、といえば、聞こえはいいが、正しくは民衆に真実を伝える仕事がジャーナリストなのだ。
官房機密費にまとわりつく悪しき言論人は、ジャーナリスト失格ということになる。譬えると、やくざが覚せい剤を使って、女性をレイプ、性奴隷にすることにためらいがなくなり、それを繰り返す。一見して真っ当な男たちも、強姦魔になり、それを繰り返す。
つまり繰り返すと、慣れると、罪の意識はほとんどなくなる。発覚すれば「合意の下で」と開き直る。常習者の常だ。同じく「塀の上を歩く面々」も、売国奴であることに抵抗を感じなくなる。いまの官邸の住人の多くが、悲しいことにこの手合いであろう。
<神仏も威力無しか>
権力は絶対に腐敗する、それを抑制するために議会と裁判所を置いて、抑制させる。これが三権分立であるが、独裁政治は司法と議会をも押さえつける。これをマスコミは「安倍一強」と称賛して、安心して官房機密費にまとわりついてきている。
悪徳の華全開といえる永田町と霞が関の現状である。
平和軍縮に生涯をかけた宇都宮徳馬は「言論が腐敗すると、民主政治は正常に機能することがない」と断言して、筆者に繰り返し「権力に屈してはならない」と釘を刺したものである。いまこのような政治家がいるだろうか。一人もいない。
人類は、政治制度の限界を承知していて、それゆえに神や仏という世界を幻想して、人々の心の病をいやそうとした。安倍を支える日本会議の精神的な柱は、教育勅語・国家神道であるのだが、やってることは売国奴そのものである。神仏も効果なしである。
<レイプ文化撲滅の好機なのだが>
教育勅語と神道教育に熱中する日本会議の仲間に、国有地を無償で払い下げる、はては身内の政商である日本会議メンバーには、広大な土地と自治体の血税を提供する。銚子市はそうして現在、破産寸前である。第二の旭川になっている。
はたまた日本のレイプ・強姦文化を地で行くような、強姦魔を救済してしまった、というのだから、これは列島どころか、世界の女性からひんしゅくと怒りをかっている。
都議選の大敗北は、無名の無党派女性が決起したためである。選挙のプロの常識となっている。まともな国であれば、レイプ文化を撲滅する契機としなければならない。だが、その意識が議会にも司法にもない。レイプ文化ゆえである。「女は殿方の慰みモノ」という男尊女卑文化に満足する為政者の日本である。
恥の文化のない日本である。したがって、やくざが跋扈する日本では、やくざ退治のフィリピンにはるかに劣る。女性が安心して生きられる社会の構築は、悲しいかな道遠しである。悪徳の華が全開する為政者群に、それでも初めて東京都民がNOを突き付けて、初めて自民党はうろたえ、公明党は少し覚醒してきている。
<それでも改憲やれ、の檄文>
それでも「改憲やれ」と激励する記事を流す悪徳記者はなくならない。昨日見つけた。心臓にとって、涙が流れるほどうれしい檄文に相違ないだろう。
安倍改憲に自民党内から、そして公明党もNOを突き付けている。ということは、可能性はゼロである。改憲派の高村も安岡もよたよたしていて、その馬力はない。それでも、改憲をたきつける悪徳記者は「行き詰まったら総選挙だ」と心臓にハッパをかける。
いうところの中央突破作戦である。野党をなめきっているのはわかるが、問題は主権者・日本国民をも愚弄している点である。
そばにいなくても分かる。いまの心臓は、支えがないと倒れてしまう。精神と肉体が破壊されてしまっている。それゆえの檄文なのであろうが、無駄なことである。誰人も因果の法則から離脱することは出来ない。日本国民は、心臓内閣の悪行の数々を知ってしまったのだから。
<暗闇の前途>
7月13日午後までは、疑惑の集中審議を恐れていた心臓は、夕刻前になって、急きょ「応じる」と急変した。悪徳言論人の激励の効果なのか。二階幹事長の大ミスとなった。二階も安倍の心を読めない。官邸と党本部の距離を、改めて際立たせて、自民党議員に衝撃を与えてしまった。
むろん、日本会議首相の中央突破作戦の前途には、残念ながら暗闇ばかりである。
2017年7月14日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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