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2017年07月01日 「ジャーナリスト同盟」通信
<無党派層が動けば政局へ>
各党とも、総力戦で7月2日の投開票の都議選に臨んでいる。それは都議選が、即安倍首相を信認するか否かの選挙戦でもあるためだ。レイプもみ消し事件から加計・森友事件、そして特定秘密・戦争法・共謀罪という一連の極右戦争傾斜政治、庶民生活を顧みない財閥のためのアベノミクスを、都民が全国民を代表して、清き一票を行使することになる、きわめて大事な選挙なのだ。稲田など不適格閣僚もまた、有権者の厳しい目にさらされる中で実施される。無党派層が動けば、安倍退陣へと突き進むだろう。全国民注視の都議会選挙である。
<安倍退陣必至>
無党派が投票場に足を向けるか否か、多少は天候にも左右されるが、今回は余りにも政治的な課題が大きすぎるため、有権者の目はことさらにきつい。
街頭演説ではない自民党候補の用意された演説会でも、都民の怒りのヤジが飛んでいる。都民の政治的関心度は、相当に高いと分析できるだろう。
これを前向きに判断すれば、自民党は現有議席を大幅に減らすだろう。下村都連会長への、加計からの違法献金も発覚している。不見識極まりない稲田の応援演説も露見した。安倍側近が、そろって有権者に怒りの材料を提供している。都民は怒っている。
常識的には安倍退陣必至である。
<自民善戦なら安倍独裁の爆走>
そうはいっても、野党が一本化しているわけではない。「自民以外に誰が」と戸惑う都民も多いはずだ。ましてや逆風下の自民党である。
「途方もない選挙運動資金を使っている」という指摘も正しい。庶民は金権選挙には弱いことも事実である。神社本庁や企業組織・医師会など自民組織が、あらん限りの力を発揮するかもしれない。無党派の動きが鈍ければ、自民大敗を免れる可能性もある。
確認できていないが、選挙屋「ムサシ」が関与している可能性も高い。「ムサシ」作動だと、投開票を動かすこともできる。このことも要注意である。
選挙は、一般常識が通用しないことも想定できる。ある程度の自民の善戦結果ともなると、どうなるか。無論のこと、安倍・極右政治の独走・爆走が、秋の臨時国会でさく裂するだろう。安倍の健康問題も関係していて、拙速な改憲論が渦巻いて、国民を翻弄することになろう。日本の政治混乱に拍車をかける秋の政局である。
<女性有権者の投票行動も注目>
新聞テレビは全く報道しないが、詩織さん事件が自民党に大きな打撃を与えている。これは間違いない。強姦・レイプ事件をもみ消すという前代未聞の事件は、アメリカの有力なネット「デイリー・ビースト」で、その全貌が詳しく報道、世界に発信されてしまった。
日本の人権レベルをこれほど露呈した事件も珍しい。日本の全女性が驚愕して、心の底から震え上った事件に対して、官邸は徹底して逃げている。新聞テレビは取材もしない。日本のジャーナリズムは、なぜかレイプ事件に対して、まるで関係者の一人であるかのように関心が薄い。言論人の人権意識が極めて薄弱で、それはネット社会でも同様である。
このことが、投票行動にどう影響するのか。やくざによる「木更津レイプ殺人事件」を追及している筆者は、全女性と共に、このことにも重大な関心を抱いて、7月2日を見守っている。
2017年7月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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