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http://mewrun7.exblog.jp/25864097/
2017-06-22 07:39
『安倍、萩生田の指示を示す文書をNHK「クロ現」が暴露。加計問題に積極的に関与 http://mewrun7.exblog.jp/25859605/』の続報を・・・。
今週19日、NHK「クローズアップ現代」が、文科省職員が作成したと見られる「10/21 萩生田副長官ご発言概要」なる文書の中身を暴露した。(・・)<書き起こしは上の記事に。>
この文書には、加計学園の獣医学部新設に関して『総理は「平成30年4月開学」とおしりをきっていた。工期は24ケ月でやる。今年11月には方針を決めたいとのことだった。』『官邸は絶対やると言っている』『(問題点がわかったら)渡邊加計学園事務局長を浅野課長のところにいかせる』などという記述が・・・。(゚Д゚)
もしこの文書に記されたことが事実であれば、安倍首相や萩生田官房副長官らが加計学園の獣医学部新設に関して具体的な発言(指示、要望、提案?)をしていることになるわけで。安倍政権の存続を脅かす可能性さえあるものだ(**)
で、文科大臣は翌朝の会見でこの文書が省内に存在することを認めたのだが。記述内容に関する説明は、曖昧・ごまかしモードだった様子。
しかも、新たに首相や萩生田副長官の名が記された文書がオモテに出たことに官邸が激怒したようで、午後〜夕方に、義家副大臣がわざわざ謝罪のため訪問。松野大臣も改めて会見を開き、文書の記述内容の信憑性に疑問があることや、自らも謝罪の電話を行なったことを公表するなど、妙な状況になってしまったのである。_(。。)_
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文科省にはこの文書の存在確認や記述内容について、かなり問い合わせがあったようで。この文書について、会見を開かずにはいられなかったのだろう。^^;
松野文科大臣が20日朝、閣議後の記者会見で、同様の文書が文科省の一部の課の共有フォルダに存在することを確認したと発表。文書のコピーを配布した。(++)
この文書は専門教育課の共有フォルダ内で見つかり、同課から私学行政課と大学設置室の職員にメールで送信されていたとのこと。また、文書は省内の職員6人でメールで共有されていたという。
ただ、松野大臣や担当の審議官は、この文書はあくまでも担当職員の「個人の備忘録」(いわば、個人のメモ)であって、副長官の発言だけでなく、担当局長の発言や伝聞情報なども混在している上、職員の記憶も明確ではないと説明。
しかも、文科省が萩生田副長官に確認したところ「総理が『平成30年4月開学』とおしりを切っていた」とする部分など3か所の発言は否定しているとして、記述内容の真否については曖昧さを残すような、言い訳がましい&まやかしっぽい説明(釈明?)を行なっていたという。(~_~;)
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一方、NHKの報道&文科省の会見を受けて、窮地に追い込まれている首相官邸はかなり困惑して、怒っていた様子。(・o・)
官邸としては、折角、国会を強引に閉幕して、加計問題の幕引きをはかろうとしていたのに、ここでまた新たに安倍首相&超側近の萩生田副長官の名が記された文書が世に出たことを問題視したのではないかと察する。(~_~;)
官邸や内閣府にも多数の問い合わせがあったことから、当初、萩生田副長官が11時半に会見を開くという話も出ていたようなのだが。
安倍首相は、丁寧に説明すると言っていたのに、(ツッコまれるのがイヤだったのか?)結局、会見は行なわず、午後になって取材陣に対し、アレコレを否定するコメントの文書を出すだけで終わった。(~_~;)
しかし、官邸は文科省には強く抗議(憤慨、圧力がけ?)をしたようで。午後にはいって、義家文科副大臣がわざわざ官邸を訪ねて、謝罪を行なうことに。
さらに夕方になって、松野大臣が改めて会見を開き、改めてこの文書が「職員の備忘録、メモ」に過ぎず、「副長官の発言だけではなく、文科省の局長の発言や、その他の情報を混在したもので、正確性に欠けるもの」であることを強調。大臣自身も、萩生田副長官に電話で謝罪の言葉を伝えたことを明らかにしたのである。(@@)
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義家副大臣は官邸に謝罪に行ったことに関して、「一部で萩生田副長官の名前を出して、ことにあたる傾向があったのではないかと。ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げたところです」と説明していたのであるが・・・。
要は、上にも書いたように、官邸がここでまた首相や萩生田氏の名が記された文書が出たことに激怒したため、コトをおさめるために、大臣と共に謝罪するしかなかったのではないかと思われる。_(。。)_
<尚、TVやネットなどの情報によれば、どうやらNHKは、早くから例の「総理のご意向」などが記された文書のコピーと共に、今回の文書のコピーも入手していたものの、(オトナの事情によって?)しばらく状況を見守っていた様子。
しかし、文科省は共有フォルダにこの文書が存在することをわかっていながら、野党がこの文書を入手しておらず、確認を求めていなかったためか、この文書を公表せず。この文書の存在が消されることを警戒して、「クロ現」での公表に踏み切ったらしい。^^;
(実際、野党が入手した「10月8日の萩生田氏の発言を記したもの」とされる文書は、存在が確認できないということにされちゃったからね〜。^^;)>
安倍首相も19日の会見で「丁寧に説明する」と言ってたし。国民としても真相を知りたいところ。
そこで、野党4党は、この文書の記述内容に関して質疑を行なうため、閉会中審査や臨時国会召集を要求しているが。現段階で、政府与党は「必要ない」として、強く拒んでいるという。(-"-)
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まずは、松野文科大臣の午前中の会見に関する記事を。当初は、こんな感じだったのだ。(・・)
『松野文部科学大臣は20日、閣議のあとの記者会見で、これらの文書とは別に、加計学園が獣医学部新設の事業者に選定される3か月前の去年10月に、萩生田官房副長官が文部科学省の局長と面会し、官邸や内閣府の考えを伝えた際の発言をまとめたとされる文書が省内で見つかったことを明らかにしました。
文書に記された内容について、松野大臣は、「10月21日に、高等教育局長が萩生田官房副長官に対し、国家戦略特区における獣医学部の新設問題の課題や調整状況について説明し、相談をしていた」と述べ、面会の事実を認めました。
そのうえで、松野大臣は、「確認された文書は、専門教育課の担当官が、高等教育局長から説明を受けて萩生田副長官の発言や高等教育局長が行った説明内容に、関係者から聴取した周辺情報等を補足して取りまとめた。高等教育局長の確認を受けておらず、萩生田副長官の発言ではないことも含まれているとの報告を受けている」と述べました。
さらに、松野大臣は、「萩生田副長官に確認したところ、総理が具体的な開学の時期を示したなどとする発言はしていないということだった。また、高等教育局長からも、副長官から指示があったということではないとの報告を受けている」と述べました。(NHK17年6月20日)』
『19日の一部報道を受け、文科相が調査を指示。同省によると、文書は専門教育課の共有フォルダ内で見つかり、同課から私学行政課と大学設置室の職員にメールで送信されたことも分かった。
関係者から聴取した周辺情報なども補足してまとめた個人のメモで、萩生田氏の発言でない内容も含まれているという。
文科省が萩生田氏に確認したところ、「詳細はよく覚えていないが、(既存の)獣医師養成との差別化の具体的内容や、(首相の言葉としての)具体的開学時期などの発言はしていない。加計学園関係者を文科省に紹介することもなかった」と返答があったという。(時事通信17年6月20日)』
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しかし、午後になって状況が変わる。(**)
『萩生田氏側は同日午前、記者団の取材にいったん応じる姿勢をみせたが、直前になって取りやめ。午後になり、書面で文書の内容を全面否定するコメントを発表した。政権内には「加計問題をめぐる情報はこの文書で最後だ」(官邸幹部)との見方もあるが、国政と都議選が連動しかねない状況に、与党は危機感を強めている。(朝日新聞17年6月20日)』
『加計問題の新文書巡り、文科相が萩生田官房副長官に謝罪
松野文部科学大臣が、萩生田官房副長官に謝罪です。
「副長官はじめ、省外の皆さんにご迷惑をおかけしたということです」(松野博一 文科相)
松野文部科学大臣は20日夕方、新たに見つかった「萩生田副長官ご発言概要」というタイトルの文書について、副長官の発言だけではなく、文科省の局長の発言や、その他の情報を混在して職員が作成したとし、萩生田官房副長官に電話で謝罪の言葉を伝えたことを明らかにしました。
松野大臣は「本来、議事録という形であれば、しっかりと作ると思うが、今回は職員が備忘録として作り、タイトルとメモの内容が正確性の面においては著しく欠いていた」と述べました。
また、義家文部科学副大臣は、総理官邸の萩生田官房副長官を訪れ謝罪しました。
「一部で萩生田副長官の名前を出して、ことにあたる傾向があったのではないかと。ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げたところです」(義家弘介 文科副大臣)(JNN17年6月20日)』
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『萩生田氏新文書:「記憶曖昧」文科省担当者、弁明に終始
(前略)「個人のメモであり、萩生田氏の発言でないものも含まれている」。20日に記者会見した松野博一文科相は、新たな文書が見つかったことを公表しつつ、信ぴょう性に疑問を投げかけた。萩生田氏の関与の有無について問われると「私が言及できることではない。本人に聞いてほしい」と明言を避けた。
文書の存否を調査した義本博司総括審議官は「行政文書ではない個人のメモが共有フォルダーに入っていたことは大変遺憾。ご迷惑をかけたことはこの場を借りておわび申し上げたい」と述べ、萩生田氏に対する謝罪の言葉を口にした。
義本氏の説明によると、聞き取りに応じた常盤豊高等教育局長が記憶しているのは、昨年10月21日という萩生田氏との面会日だけで、内容も面会場所も覚えていなかった。文書を作成した専門教育課の課長補佐は文書の内容について「他省庁などのいろいろな周辺情報を加えて書いたので正確でない」と話したものの、やはり「記憶は曖昧」だという。
今年1月に事業者が決まる3カ月前に作られた今回の文書に「加計学園」の名前が出てくる不自然さを問われると、義本氏は「大学設置の一般的な相談に応じる中での話かもしれないが、よく分からない。全体として記憶が曖昧なので推測の域を出ない」と弁明。「もう半年以上前の話で、これ以上明確にできないかもしれない」と述べ、追加調査の必要性を否定した。
その後も説明を疑問視する質問が相次いだが、義本氏は同じような答えを繰り返した。「こんな不正確な文書を重要な場面で共有するような役所なのか」と問われると、一瞬表情をゆがめた後で「文書管理上の問題はあった」とだけ述べた。
会見の様子を聞いたある文科省職員は「半年前の仕事の記憶がない官僚ばかり、という説明を国民が信じると思っているのか。職員をスケープゴートにして官邸や内閣府を守るのも限界だ」と憤る。別の中堅職員は「調査するたびに職員の責任になる。ここまで来たら第三者委員会に客観的に調査してもらうべきだ」と語った。(毎日新聞17年6月20日)』
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官邸としては、このまま文書の信憑性に疑問を唱える形で&「まやかし、ごまかし」の説明で終わらせたいところだと思うが。
もしメディア&国民からのプレッシャーが大きければ、野党もその後押しを受けて動きやすくなるし、政府与党も閉会中審議などに応じざるを得なくなる可能性もあるわけで。TVをはじめとするメディアにも頑張ってもらって、ここからさらに、みんなの力で安倍官邸を追い詰めて行きたいと思っているmewなのだった。(@@)
THANKS
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