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http://mewrun7.exblog.jp/25852928/
2017-06-17 12:35
『文科省、加計文書の存在を確認。職員の記憶呼び覚ます?+共謀罪の強行可決を忘れるな http://mewrun7.exblog.jp/25850059/』(以下、前回の記事)の続報を。
昨日16日、今通常国会は実質的な閉幕を迎えた。(-"-)
自公は、最終日に参院予算委員会に安倍首相の出席を要請。都議会選や今後の国政に引きずらないように、共謀法、加計学園などの諸問題をオモテ向きうまくまとめて、区切りをつけようとしていたよなのだが・・・。
内閣府、とりわけ山本地方創生大臣の張り切りプレーに興ざめさせられた上、幕引きをするどころか、却ってモヤモヤの疑念が広がることになったような感じがした。(@@)
山本大臣は16日、内閣府の調査では「内閣府では総理の意向とは誰も言ってない」「首相の指示もない」と発表。国会では、他人が質問されてもしゃしゃり出て来て、ひたすら答弁をしまくっていた上、突然「獣医新設の範囲を区切るなど条件を変更したのは私だ」と言い出したりして。(そうであったなら、早く公言すればよかったのに。)(~_~;)
おまけに、驚いた&呆れたことに、文科省が発表した内閣府からのメールについて、国会で「文科省から出向して来た職員が、陰で隠れて本省の方にご注進したというようなメールだ」と答弁。
職員をスパイ扱いし、内閣府を陥れるために、文科省が何かをはかったことを示唆するような発言を行なったのである。(・o・)
* * * * *
安倍官邸としては、ともかく「安倍首相+αがこの家計問題に関与していない」ということをアピールしたいところ。<関与してたら「責任とる」って言っちゃったもんね〜。^^;>
また安倍氏や家計氏に近い萩生田官房副長官や安倍使者と見られている和泉首相補佐官などが、文科省との調整に関わっていると、安倍首相の意向が働いたとも見られかねない。(~_~;)
<特に萩生田官房副長官は、安倍氏の超側近である上、加計孝太郎氏とも懇意の中で。落選中、系列大学に客員教授という形で採用されて、月10万円いただいていたことがあるほどなので、安倍氏と共に、便宜を働いた(ひいきをした)のではないかと疑われかねないからね〜。(`´)
それゆえ萩生田副長官は、ともかく「自分が獣医学部新設に関与していない」「文科省のメールに記されたことは、事実でない」と自分の関与を懸命に否定し続けていたのである。(・・)
* * * * *
で、実は、15日に文科省が加計文書の再調査の結果報告を行なった際も、「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」と記されたものを含む14の文書は確認できたと発表したのだが。
何と萩生田官房長官が関わった文書+αの、2つの文書は確認できなかったと発表したのである。(・・)
正直、mewはそれをきいた時、「あら〜、安部官邸を忖度して、萩生田くんがらみの文書は見つからないことにしちゃったのかしら?」と思ったりもしたのだが。
何と文科省は、その代わりに、もっと官邸にとってはイヤ〜な文書を出して来たのである。(@@)
それは、内閣府から文科省に送られたメール&添付文書で。「獣医師系養成大学等のない地域において獣医学部の新設を可能とする」という文科省の原案の冒頭に「広域的に」を付け加え、「おいて」を「限り」に変更するよう指示されているものだった。
しかも、メールには「指示は藤原審議官曰(いわ)く、官邸の萩生田副長官からあったようです」と記されていたのである。(゚Д゚)
獣医学部新設に当たって、加計学園1校にしぼられた(京都産業大が断念させられた)のは、申請条件が上のように変更されたからで。安倍首相or周辺が、加計学園を有利にするために条件を変更したのではないかと言われているのだが。
もしこのメールの内容が事実だとしたら、やはり安倍官邸が関与していたのでと追及されるおそれが大きい。(ーー)
<mewはこれを文科省から、さんざん好き勝手言って、イヤなことを押し付けて来た安倍官邸や内閣府への「プチ嫌がら逆襲」だと見ている。^^;>
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文科省が出して来た新たなメール&文書を見て、官邸はあわてたに違いない。(**)
これはmewの邪推だが。官邸は既にいくつかの幕引き用のシナリオを作っていたのだけど。チョット予定外の動きがあったことから、山本地方創生大臣は前面に出すパターンを採用することに。(・・)
山本氏は、安倍首相にアベノミクスを至難した元財務省閣僚ながら、先日、「学芸員はがん」と言ってヒンシュクを買った以外、加計学園問題でもほとんど目だっていない&知られていなかったのだけど。
15日に文科省が会見を行なったのを受け、山本大臣が突然、記者の前にあらわれて。内閣府は今まで調査する必要はないって言ってたのに、急に「徹夜してでも文書の調査をする」と言い出すことに。<メインの目的は、文科省に反論、再逆襲するネタを探すことかも。>
BUT、山本大臣が、何より目立っていたのは、その後の国会だった。(・・)
ともかく何か関連事項の質問があれば、すぐに手を挙げて。他人が質問されているにもかわらず「まずは担当大臣の私が」と安倍首相お得意のしゃしゃり出答弁を展開。そして、身を挺して、萩生田官房副長官や内閣府のガード役を務めたのである。(++)
そして、彼らを守るため、冒頭にも書いたように、内閣府のメールをした職員が、(内閣府を陥れるための?)文科省からの回し者であるかのような発言まで行なうに到ったのである。(゚Д゚)
* * * * *
この件については、まだまだ書きたいことはあるのだが。とりあえず、情報確認&キープのために、関連報道記事を・・・。
国家戦略特区による獣医学部の新設条件については当初、「獣医師系養成大学等のない地域」となっていたのだが。その後「“広域的に”獣医師系養成大学等のない地域に限る」と変更され、これが京都産業大を排除し、加計学園&今治市が選ばれる決め手となった。
そこで、「一体、誰が急にこの条件を付け足したのか」「それは総理や官邸の意向なのか」というような疑問が広がっていた。(・・)
この件に関し、15日に文科省が「指示は藤原審議官いわく、官邸の萩生田副長官からあったようです」と記された資料を、自ら公表。(@@)
<萩生田氏の文字かどうかはわからないけど、自筆で「広域的に」「限り」などと書き足した文書の添付コピーも公表されている。(・o・)>
『加計学園「官房副長官が修正指示」新たなメール明らかに
加計学園の獣医学部新設計画で、国家戦略特区諮問会議が昨年11月に獣医学部の新設を空白地域に限って認めると決定する直前、萩生田光一官房副長官と内閣府の藤原豊審議官が文科省の担当者に対し、「広域的に」と「限り」の文言を付け加えるよう指示していたことが15日に公表された文科省の資料で分かった。官邸主導で「加計ありき」の規制緩和が進められた疑いがさらに強まった。
文科省は獣医師の過剰を防ぐためとして獣医学部新設を認めていなかったが、諮問会議は昨年11月9日、「広域的に存在しない地域に限り新設を可能」とする規制緩和を決定。加計学園が今年1月20日に事業者に認定された。京都産業大(京都市)も学部新設を希望していたが、大阪府内の大学に獣医師養成課程があることから「広域的に」「限り」の文言が障壁となり、断念した経緯がある。
文科省は15日、「総理のご意向」などと記された文書の存否を調べた再調査結果の関連資料として、内閣府から文科省の担当者に送信された昨年11月1日付の電子メールと、メールに添付された文書を公表した。
メールや文書によると、藤原氏ら内閣府側と文科省の担当者が諮問会議に提出する文面を内々に打ち合わせた際、藤原氏が「獣医師系養成大学等のない地域において獣医学部の新設を可能とする」という文科省の原案の冒頭に「広域的に」を付け加え、「おいて」を「限り」に変更するよう指示した。メールには「指示は藤原審議官曰(いわ)く、官邸の萩生田副長官からあったようです」と記されていた。
萩生田氏は記者団に対し「修正の指示を出したことはなく、文科省が公表したメールの内容は事実に反する。違和感を感じている」と語った。(毎日新聞17年6月15日)』
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『加計問題、官僚に責任押しつけ 「出向者が陰でご注進」
加計(かけ)学園の獣医学部新設計画で、「総理のご意向」などと書かれた文書をめぐり、内閣府が文部科学省と食い違う調査結果を出した16日。この日の国会審議で浮かんだのは、責任を役人に押しつける政権側の姿だった。疑問を残したまま、国会は事実上閉会した。
16日午後の参院予算委員会の集中審議。「最短のスケジュールを作成してほしいと文部科学省に言ったのか」。民進党の福山哲郎氏が内閣府の藤原豊審議官にただすと、山本幸三・地方創生相が突如、答弁席に向かった。「私に聞いていただきたい」
語り出したのは、前日の文科省の発表で明らかになった内閣府からのメールについてだった。実質的に加計学園しか獣医学部新設に応募できなくなる要件を萩生田光一・内閣官房副長官が指示したとうかがえる内容が記されたものだ。
「(メールを)つくった方はですね、直接の担当者でもありません。文科省から出向してきた方で」
山本氏が切り出すと、一斉にヤジが飛ぶ。それでも表情を変えずに「陰で隠れて本省の方にご注進したというようなメールであります。そういう意味では事実を確認して出したメールではありません」と続け、一時は答弁がかき消されるほど場内は騒然とした。
この答弁は、この日の国会でもメール内容を否定した萩生田氏を後押しした。「安倍政権は何か問題が起こると必ず役人のせいにする」。福山氏は森友学園への国有地売却問題を挙げ、「森友の時の財務省も気の毒だった。内閣府も本当に皆さん気の毒だと思う」と述べた。
国家戦略特区の担当大臣として集中審議に臨んだ山本氏。その答弁で目立ったのは、官僚をやり玉にあげる姿勢だ。
共産党の小池晃氏が「『加計学園に合わせて岩盤規制に穴を開けたのでは』という疑念に説明ができるのか」と問うと、山本氏は「行政がゆがめられた」と告発した当時の事務方トップ、前川喜平・前文科事務次官の名前を持ちだした。
「前川さんはゆがめられたなんて言ってますけど、逆」と前置きし、「本当にそうだったら、抵抗して、その証拠を示さなきゃいけなかった。(前川氏は)やらなかった」と強調。突然の前川氏批判に、小池氏は「そこまで言うんだったら、何で(前川氏の)証人喚問をやらないのか。個人攻撃まがいのことまでして」と声を荒らげた。
内閣府側は、「総理のご意向」などと藤原氏が発言したことを繰り返し否定した。さらに、当時のやり取りを記した記録を確認できなかった、と説明した。
「文科省とのやりとりは文書に残っていないのか」と問われた山本氏は「調査したところ、そういう文書は残っていない」と答弁。藤原氏も「当時の出席者に私なりに確認をしたが記録がない」と続けると、質問した民進の福山氏はこう批判した。
「森友学園の財務省にそっくりになってきました。都合の悪いことは、捨てる、なくす、ありません」
集中審議には安倍晋三首相も出席したが、答弁は山本氏や藤原氏に集中。安倍首相は「私の意思で決めるということは全くあり得ない」と強調したが、野党への挑発や批判を繰り返してきたこれまでの答弁の姿とは打って変わって、手元の紙を見ながら答弁する姿が目立った。(朝日新聞17年6月16日)』
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昨日で国会が閉幕になって、ワイド・ショー&ニュースも都議選や豊洲移転の話に移ってしまいそうなのだけど。
加計問題は、まだ獣医学部の開学認可もされていないし。まだまだ問題がたくさん出て来そうな感じがあるので、どうか野党や心あるメディア、良識ある国民は、この問題を忘れることなく、安倍内閣を攻め続けて欲しいと思うmewなのだった。(@@)
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