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「市民と野党の共闘で安倍政権を倒し、新しい政治を創ろう」と呼び掛ける小池氏(左)と、それに拍手で応える野党議員ら(2017.6.15筆者撮影)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1931396.html
「共謀罪」の趣旨を含む組織犯罪防止法案が15日午前7時すぎ、参院本会議で可決・成立した。反対票を投じた野党議員は国会議員会館前で夜を徹して抗議を続てきた市民の前に姿を見せ、継続した共闘による安倍政権打倒を誓った。
「強行採決徹底弾劾」
「採決無効」
「憲法違反の法律無効」
午前7時すぎ、伊達忠一議長が同法案の可決・成立を告げた情報が流れると、議員会館前に陣取る市民のシュプレヒコールはかえって勢いを増した。程なく、闘いを終えた野党議員らが肩を落として現れた。
共産党の小池晃書記局長は「参院のやり方は、本当にひどい。中間報告と称して審議を委員会から取り上げ、本会議での採決に持ち込むとは。これは究極の審議拒否であり、究極の強行採決だ」と批判した。
「なぜ、安倍政権はこんなことをするのか。加計(かけ)疑惑や森友疑惑の真相にふたをし、1日も早く国会を閉じるため。この重大な問題をあやふやなままにすることは、絶対に許すわけにはいかない」と訴えた。
糸数慶子参院議員(沖縄の風)は、涙ながらに演台に立った。「まだ私の質問時間が残るのに、質問を封じられた」と嘆いた。先の戦争で沖縄県民の4人に1人が亡くなった歴史や米軍基地反対運動に対する不当な弾圧に触れ、「平和を愛する国民が、今の政治は間違っていると声を上げることを封じるのが共謀罪法。悔しくて悔しくて、どうしようもないが、夜を徹し反対した皆さんの動きは希望につながる。皆さんと力を合わせ、頑張っていきたい」と声を振り絞った。
福島瑞穂参院議員(社民)は、牛歩戦術を採った7人のうち、自身を含む3人の青票(反対票)が議長の決めた2分の投票制限時間を過ぎたため無効にされたことを報告。「本当に悔しい。議長の『時間です』の声が聞こえなかった。怒りを表明したい。おかしいですよね」と同調を求める一方、「これからは凶暴な共謀罪が作動しない闘いを展開しなければ」と主張した。
野党連携については「選挙共闘以前に、安倍内閣を早く倒したい。憲法9条の解体を表明し、国民に対する愛情などないじゃないか。この凶暴な安倍内閣を支持するイエスマン・イエスウーマンばかりの与党はおかしい。私たちは絶対に許さない」と語気を強めると、喝采を浴びた。
山本太郎参院議員(自由)は演台に乗るなり、「最悪の法案を通したことをお詫びする」と四方に頭を下げた。「しかし、法律は廃止することができる。先輩の先生方と1つになって政権交代すれば、安保法制や特定秘密保護法、消費税、労働者派遣法、原発も廃止することができる。皆さんの声援を胸にパワーアップして、悪法をひっくり返す力をつくっていこう」と訴えた。
有田芳生(ありた・よしふ)参院議員(民進)は開口一番、「私たちの闘いは今日、ここから始まる。共謀罪は廃案にできなかったが、安倍政権を倒す闘いに、共にスクラムを組んでいこう」と呼び掛けた。
「議席数が少なければ、最後はつらい思いになることを身に染みて感じている。都議選で野党が大きな勝利を挙げ、やがて来る衆院選で共産、社民、自由、民進、沖縄の風の共闘による政権交代の流れをつくっていこうではないか」と訴えた。
およそ30人ほど集まった野党議員らは歩道を陣取る市民の前で手をつなぎ、上げて見せた。
「頑張ろう」「頑張ろう」の掛け声に続き、市民と議員によるコールが始まった。
「安倍政権をみんなで倒そう」
「共謀罪は必ず廃止」
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